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七日塔神事

  七日塔

 島根県松江市八雲町西岩坂秋吉地区に伝わる神事です。
 毎年2月11日に地区の氏子が集まり、行われます。

 祭りでは、塔番の家から三枚の大鏡餅が神前に供えられ、氏子が拝殿に並びます。
 宮司は、豊作と氏子の幸せを祈り、庭で的を槍で突きます。
 次に弓で的を射ます。
 矢が当たった年は不作で、当たらない年のほうが豊作になるということです。

 さらに、宮司は鍬で三度土を掘り、割り箸3本を稲に見立てて、9株を植え、豊作を祈ります。

 その後、拝殿の氏子たちは、酒を酌み交わしほろ酔い状態となります。
 そして、塔番の引き継ぎが行われ、つるし柿をネズミに見立てて取り合いをします。
 取られたつるし柿は、見物している集落の人に投げて渡していました。

 神事のクライマックスは、大鏡餅をおろして、三人の子供にそれぞれ背負わせ、なんと雪玉を作って大鏡餅に投げつけます。
 背負った子供は、よろよろと境内を後にしていきました。
 背負い役の子供は、雪玉を投げられて気の毒でしたが、この役に選ばれたことを誇らしく感じているようでした。

 中山間地域の山里に伝わるこの神事を集落の人すべてが楽しんでいるようでした。
 いつもでも継承していってほしいものです。


                           仲佐


  槍突き、弓矢の的

  鍬で土を掘り、稲の苗に見立てた割り箸を立てていく

  稲の苗は9株

  塔番引き継ぎ、干し柿の取り合いへ
 
  大鏡餅をおろす  

  大鏡餅を背負う大役ー雪玉を投げつられるー

  神社を後に、家路へ

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