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こだま欄投稿


安来に水鳥越冬そっと見守る(令和7年2月14日)

 先日、安来商工会議所主催が主催した安来まちゼミの企画「ハクチョウ講座」に参加した。宇賀荘交流センターで開かれ、近くには宇賀荘ファームの冬たんぼがある。
 安来市に飛来する白鳥は、昼間に広大な能義平野で餌を食べ、日暮れになると水が張ってある宇賀荘ファームの冬たんぼに移動し、そこをねぐらとして夜を過ごす。
 冬の間、巨大なほ場に水を張るのは白鳥のため。地元の方の心遣いである。講座では、夕暮れになり、次々にねぐらに帰ってくる白鳥の群れが冬たんぼに着水する幻想的な光景を観察することができた。
 日本を代表する大型水鳥は、白鳥、ガン、鶴、コウノトリ、トキの5種群に分かれる。安来市はこのうちトキを除く4種群が生息し、放鳥されたトキが飛来すれば5種群すべてが生息する日本で唯一の地域になるという。
 自然豊かで水鳥にも優しい安来ならではのことだと思う。こうした環境をいつまでも残していきたいものだ。
(山陰中央新報「こだま」 令和7年2月14日掲載)
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