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腐得山

2011年6月22日 10時58分09秒 (Wed)

ふえる、やま

JR御茶ノ水駅を中心に半径3キロほど。それがぼくの行動範囲。

しかし、そのなかには神保町をも内包する。つまり、世界の一であり全でもあるのだ。






古書店街。神保町には127のそういうお店があるとか。127っていうのはすごく曖昧な記憶とぼくの多少なり偏屈かもしれない音と言葉の感覚に基づいているから、事実と虚構との合いの子である。少なくとも、ぼくにとっては。ひゃくにじゅうなな、いい響きだ。うっとぉり、してしまう。ひゃくにじゅうなな、えろい。

古書店というものは、普く、遍く、つまり普遍的に、薄暗い。普遍的に薄暗いからといって、普遍的にえろいかと問われたら、否、と答えるしかない。思春期男子にはそれだけは理解しておいて頂きたい。図書館でえろいことがおきるのはワニマガとコアマガとアゲサゲの中だけである。あれは虚構だ!!

普遍の薄暗さを誇る神保町は世界を内包する。普く時代の、遍く世界の、つまり普遍的な書物たちの集積。個々ではいつかの、どこかの、だれかの見た一つの景色なのだけれど、なにせ127の古本の山の集合体だ、総体として、普遍的な世界を体現しているといっても過言ではない。童話があり、専門書があり、純文学があり、SFがあり、ヌード写真集がある。それも普く、遍く。昔のロシアのポルノらしき写真集のえろさは異常である。

山は世界の歴史とともに膨張を続ける。国内書籍の集積所、国会図書館は蔵書にハコが追いつかなくなりつつある。と以前TOKYO FMのアヴァンティのポッドキャストで誰かが語っていたから間違いない。いはんや世界の山をや、である。


ぼくはね、腐ってしまわないか、不安なんです。


増え続けていく、人々の言葉の山。ほんとうにきちんと残っていくのかな。いつか、誰かが読んであげられるのかな。言葉や価値観は変わっていく。すでに解釈が喪われてしまった物語もある。それに冷蔵庫で大切に保管したって、賞味期限には限度があるじゃない。

ふえるやまは、増える山で、腐り得る山だ。なんて、あまりの暑さに脳髄が腐りそうになりながら駄文を弄してみるのである。

この文は、明日には腐り落ちるだろうな。せめて、苔か藻か何かの栄養になってくれたら本望である。

今日、休みだけど平日だからな。暇なんだ。

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プロフィール

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ニックネーム
プロト
性別
青年
血液型
AB型(公称)
生年月日
1106
現住所
そこそこに広い部屋
所在地
御茶ノ水界隈。
職業
gakusei
自己紹介
すきなことしていきてたい。

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