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2011年6月 アーカイブ

2011年6月19日 4時21分08秒 (Sun)

伊藤計劃の『ハーモニー』

『ハーモニー』を読んだ。

昨日までの四日間くらいで全体の30%と、かなりのスローペースで読んでいたのだけれど、今日、4合目に差し掛かった辺りからノンストップだった。

どんな物語にしても言えることだけれど、世界観の中に読者を没入させるプロセスというものがあるとぼくは思う。この小説は、というか、伊藤計劃の小説は緻密だからこそ少し時間がかかるんじゃないかな、と。それは良い悪いじゃなく、それも込みこみで文学だと思うわけです。

まぁ、そんなことはどうでもよくて、すごい小説だった。細部の作りこみは構成や社会の設定だけではなくて(もちろん其れも素晴らしいものだった)、叙述の仕方や主人公の立ち位置にまで渡っていた。ただなんとなく、だと思って読んでいた自分が恨めしい。「伊藤計劃を侮る勿れ」とおよそ110時間前のぼくに聞かせてやりたい。小出しにしてくる情報が、続きを読みたいという気持ちを刺激するものだから、もう、朝である。外が明るくなってきてしまった上に、チュンチュンと鳥も鳴いている。とても清々しいのだけれど、この清々しさの正体も分かったもんじゃないな。と慄く。

読み終わったときの気持ちが何かに似ていると思ったのだけれど、そうか、徹夜明けに鳥の声を聞く朗らかに、似ていたんだ。

2011年6月16日 16時54分58秒 (Thu)

SFということでオゥケィ?

シュタインズゲートのFDが発売になったので購入。本編未プレイなため、ダブルパックをAmazonさんにお願いしたのであった。想定科学ADV、素晴らしいジャンル名です。

アニメを見た感じだと助手ラヴなのだけれど、原作プレイ済みの友人は「まゆしぃが、まゆしぃが(ハァハァ」と狂ったようだったからなぁ。どうなのかしらん。ちなみに、このどうなのかしらんは、まゆしぃどうなのかしらん、と、ゲームに頭やられてうわ言のように「まゆしぃが、まゆしぃが(ハァハァ」となるのは(大人として)どうなのかしらんのダブルミーニングなのである。まぁ、Fateのライダーにがっつり入れ込むぼくも人のことは言えないのだけれど。

問題は、いつやるのか。という一点に尽きる。角川春樹いはく、や、角川春樹が言ったのかは知らないが「読んでから観るか、観てから読むか」だ。アニメが先か、ゲームが先か。卵が先か、鶏が先か的なその議論は普遍的かつ人類にとって至上の命題にちげぇねぇと思うのだ。そう、俗に言う鶏卵主義である。言わないか。少なくとも、ぼくは初めて聞いた。

中性子星理論とかブラックホール理論とか光速理論とか、非理系のぼくにとっては非常に憧れる。SFを書くための勉強と思って、大事にプレイしよう。

問題は、ほんとかうそか、ではない。リアルか否か、であると思うのだ。

2011年6月16日 3時52分47秒 (Thu)

ホームページをはじめてみた

物語が好きになったのは、いつだろう。

私の物語歴を遡行するとき、もっとも美しく思い出されるのは小学4年生の冬、母が初めてのパートの給金で買ってくれた「夢水清志郎の事件ノート」シリーズだ。夢中になって、ご飯の時間も忘れて読んだのをよく覚えている。あの時、読書という趣味を与えてくれた母のおかげで、今の自分があると言っても過言ではないと思う。

そんなわけで、初めはミステリが好きだった。しかしまぁ、はやみねかおるから横溝正史に直行したセンスと背伸びは、未だに馬鹿ではなかろうかと思っている。亜衣ちゃんが小栗虫太郎好きだったから、読んでみようかと思ったけれど、それはなんか無理だったわけである。むしろ、まだ読んでいない。

次に来たのは恩田陸。『六番目の小夜子』とか『エンドゲーム』とか大好物だ。このあたりで、自分は不気味なものが好きなのだと気が付いた。一番良かったのは『Q&A』で、これもまた不穏だった。

あとは、目についた本を手当たり次第、といった感じだったから、もはや覚えていない作品も多い領域に入る。背伸びして司馬遼太郎を読み漁った中学生時代なんてのも在ったけれど、今思えば暗黒時代だ。あれは中学生には面白くないと思うんだけどなぁ。いまならともかく。

高校生時代は、ただ『新世界より』と『Q&A』に尽きる。深刻なまでに自分に残っているのはその二冊くらいだ。とにかく不気味で、不穏で、呼吸困難だった。

大学生になって、本を読まなくなった。深夜アニメばかり観た。夢中になって、いつのまにか朝を迎える。そんなことが無くなっていた。文学部なのに。けれど、アニメ見てマンガ読んで、なんだか胸の内に空虚を感じるときがあった。

だから、今度はADVゲームに手を出した。テキストを追って、選択肢を選ぶアレである。Fate、月姫、ヨスガ、、、そんなに量はこなしていないが、自分が絶対的な文字の量を求めていることに気が付いた。読んで解釈して、想像したいのだ。

そんなとき、ふと、SFが読みたいと思った。別にハヤカワの『SFが読みたい!』にかぶせたわけではない。

こうして遡ると、常に私の人生の傍には物語があったようだ。そういうわけで、自分でも作ってみたいなぁという気持ちは、客観的に見ても分からないでもない。

よし、がんばろうと思う。

プロフィール

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ニックネーム
プロト
性別
青年
血液型
AB型(公称)
生年月日
1106
現住所
そこそこに広い部屋
所在地
御茶ノ水界隈。
職業
gakusei
自己紹介
すきなことしていきてたい。

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