2023年2月 アーカイブ
2023年2月7日 11時31分35秒 (Tue)
価値観の違いを克服する方法
横浜運勢鑑定所通信10月号(2022年10月号、第110号)
【特集】価値観の違いを克服する方法
私が推命学に出会って約30年近くになりますが最も良かったことは、他人と自分を比較する気持ちが無くなったことです。誰でも天から与えられた固有の「命」があることを実感すると、自分の人生(運勢)を他人と比べることが無意味と感じ、自分が“価値ある存在”であることに気づき、それが自信を持つことに繋がります。しかし自分に自信をもつことは非常に良いことですが、他人の異なった意見や価値観についてはどのように対処したらよいのでしょうか。

☐価値観の違う人と出会ったら
日々の生活で自分とは違う価値観の人と出会ったり、自分の価値観を押し付けてきたりする人がいた場合、どう対応したらよいのでしょうか。 「この人は自分とは合わない」「自分の価値観ばかり押し付けて、嫌な人だな~」こう決めつけて、二度と会わないようにする。深い付き合いを避ける。このようにしている方は意外と多いかもしれませんが、これでは、どんどん交友関係が狭くなってしまい、友達が減っていってしまいます。 確かに、自分の価値観を否定されたら、良い気分はしません。
しかし、新しい価値観を持つ人と出会うことは、自分の幅を広げるチャンスでもあるのです。鑑定師をしているといろいろな違った価値観の人と出会うわけですが、その場合、「それは面白いですね!」「そんな考え方があるなんて、知りませんでした。興味深いですね!」と言うようにしています。
そうすると、自分とは価値観が違う、自分の価値観を否定された、という不快感が消えて、「相手のことを本当に面白い発想を持った興味深い人」という目で相手のことを見れるようになります。それで相手と仲良くなれるきっかけが作れます。 確かに自分と同じ価値観の人ばかりが周りにいる状況というのは、居心地がいいかもしれませんが、成長や発見が乏しい人生になってしまいそうです。世の中、いろんな性格、考え、価値観の人がいるから面白いのだと思います。価値観の合わない人、違う人を「嫌な人」として受け止めるのではなく、「面白い」「興味深い」という発想で受け入れることで、自分の世界が広がって成長できる学びの場ととらえるほうが前向きであると考えます。
☐「共感」と「同感」(価値観が違っても同感せずとも共感は可能)
次に人の話を聴く時に重要になってくるのが「共感」です。ところが世間には共感に似た「同感」という言葉もあります。この違いはなんでしょう?心理学的では、この2つの言葉を明確にわけているそうです。

同感とは:自分と同じ価値観、意見を持った相手に対して同意をすることです。簡単にいえば「わかるわかるー!わたしもー!」というような反応のことです。効果としては、仲間を作りやすくなったり、共通点のある相手と親密になれたりします。ところが、話を深く聞いてあげるつもりでも、逆に相手の話を奪ってしまっていることもあるので注意が必要です。
同感の例
A「先日、テレビでやってたお店のケーキ食べに行ったら、すごくおいしい! 感動!!」
B「わかる! 私も先日ケーキ食べた! ケーキって超おいしいよね!」
共感とは:一方、共感は話し手の気持ちを同じ人間として理解しようとする態度のことです。自分の気持ちではなく、相手の気持ちに寄り添いながら、自分が感じていることを示すことになります。そうすると「わかってもらえた」という気持ちが加速して、相手はさらに続きを喋ってくれるでしょう。
共感の例
A「先日、テレビでやってたお店のケーキ食べに行ったら、すごくおいしい! 感動!!」
B「○○さん、本当に美味しそうに話すね、そのケーキ、よほどおいしかったんだね!!」
A「そうなのよー! 、でね、(以降、話が続く)」
共感が深まるとは、『共感は、個人の境界線を越えてあなたと私の間に響き合う心の現象、つまり、「人と人とが関わり合い、互いに影響し合うプロセス」のことなのです。ですから、共感は、ただ相手とぴったりと同じ気持ちになることを指すわけではありません。むしろ、互いの心の響きあいを感じながら関わっていくプロセスであり、それを促進していくための注意の向け方や表現の在り方などを指すものです。
“共感が深まる”とは、相手の気持ちと自分の気持ちとの境界線がぼやけることです。あるいは、相手の気持ちと自分の気持ちとが出会い、相互作用することです。』 「プロカウンセラーの共感の技術」杉原保史著
■価値観の違いを超えての共感(”受容”の意味について)
実は聞き上手と言われている人がその前段に無意識に行っていることがあります。それは、「受容」です。 カウンセリングでいう受容とは、相手の言葉・感情などを、自分の価値観で批判したり評価をせず、そのまま、ありのままに受け入れることと言われています。英語でば、アクセプタンス(Acceptance)という言葉になります。
”受けいれる”と”受け止める”の違い
私も鑑定を始めた当初は、「まずは肯定も否定もなく、相手のすべてを自分の中に”受け入れ”よう。」と、考えていました。人の役に立ちたい、どうにか解決してあげたい、という思いからそう考えたわけですが、なかなかどうして…。これを完全投入でし続けていると、精神が保てなくなってしまいます。(霊的にうけるといった状態になります。)すべてを自分の中にいれてしまうというのは、非常に大変なことです。

では、どうしたらよいのか?実は”受け入れる”の中には、ショートカットされている一つの工程があります。当たり前すぎて、普段は飛ばしてしまいがちなのですが、”受け入れる”前に重要視すべき観点なのです。
それが”受け止める”という工程です。 つまり、伝わってきた情報を解釈する前の情報の受け取りの部分です。もちろん深く相手の話を理解していくためには”受け入れる”も必要になるのでしょうが、特に価値観の違う人と接する場合はその前段の”受け止める”部分がとても大切ということです。
“受け止める”能力の効用
「“受け止める”当たり前にしているんじゃない?」と思われるかもしれませんが、意外とそうではありません。
・相手の話をきいて、いきなり「何を回答しようか」必死に考えていたり、言っ たりしてないですか?
・相手が話しきる前に、しかめっ面で「うーん」と唸ったりしていないですか?
・相手の話すことすべてに賛同し続けたりしてないですか?
“受け止める”という行為は、解釈以前の部分で、まず相手が発言したこと自体を肯定(意見の内容ではなく)することです。つまり、やり取りのコネクション(接続)を確立するベースになる行為といえます。そのコネクションをきちんと確立していくことで、相手には深い部分での安心感や信頼感が芽生え、その中でやり取りを行うことができます。それが聴いてもらった(言ったことを受け取ってくれた)と感じることにつながっていくわけです。
つまり、答えを返す以前に「相手が喋ってくれている」事自体をきちんと受け止めているか?という点が想像以上に重要になります。それは、「話してくれてありがとね」という前向きな言葉じゃなくても、「こういう話であることはわかった」とか、聴いているときの姿勢でもよいのです。
「はい、ちゃんと受け取りましたよ!」と態度で示すことです。これでだいぶ違います。
理解(同感)できなくても”受け止める”ことはできる
もちろん話している内容が納得、同感できないときも多々あることでしょう。そんなときも、まず”受け止める”工程を意識することで、予想される対立から自分を守る手立て(同時に相手も守ってることになる)としても機能します。「相手が喋ってくれている」事自体は”受け止める”けど、考え方は”受け入れない”ということも当然ありです。
ここの選択が冷静にできれば、揉め事につながる可能性も減ってきて、両者にとってよい状態につながるのではないでしょうか。様々な価値観がある現代社会で良好な関係を保つには、“受け止め”⇒“共感”の応対が共生、共栄の社会を築く土台になるのではと考えます。
【特集】価値観の違いを克服する方法
私が推命学に出会って約30年近くになりますが最も良かったことは、他人と自分を比較する気持ちが無くなったことです。誰でも天から与えられた固有の「命」があることを実感すると、自分の人生(運勢)を他人と比べることが無意味と感じ、自分が“価値ある存在”であることに気づき、それが自信を持つことに繋がります。しかし自分に自信をもつことは非常に良いことですが、他人の異なった意見や価値観についてはどのように対処したらよいのでしょうか。

☐価値観の違う人と出会ったら
日々の生活で自分とは違う価値観の人と出会ったり、自分の価値観を押し付けてきたりする人がいた場合、どう対応したらよいのでしょうか。 「この人は自分とは合わない」「自分の価値観ばかり押し付けて、嫌な人だな~」こう決めつけて、二度と会わないようにする。深い付き合いを避ける。このようにしている方は意外と多いかもしれませんが、これでは、どんどん交友関係が狭くなってしまい、友達が減っていってしまいます。 確かに、自分の価値観を否定されたら、良い気分はしません。
しかし、新しい価値観を持つ人と出会うことは、自分の幅を広げるチャンスでもあるのです。鑑定師をしているといろいろな違った価値観の人と出会うわけですが、その場合、「それは面白いですね!」「そんな考え方があるなんて、知りませんでした。興味深いですね!」と言うようにしています。
そうすると、自分とは価値観が違う、自分の価値観を否定された、という不快感が消えて、「相手のことを本当に面白い発想を持った興味深い人」という目で相手のことを見れるようになります。それで相手と仲良くなれるきっかけが作れます。 確かに自分と同じ価値観の人ばかりが周りにいる状況というのは、居心地がいいかもしれませんが、成長や発見が乏しい人生になってしまいそうです。世の中、いろんな性格、考え、価値観の人がいるから面白いのだと思います。価値観の合わない人、違う人を「嫌な人」として受け止めるのではなく、「面白い」「興味深い」という発想で受け入れることで、自分の世界が広がって成長できる学びの場ととらえるほうが前向きであると考えます。
☐「共感」と「同感」(価値観が違っても同感せずとも共感は可能)
次に人の話を聴く時に重要になってくるのが「共感」です。ところが世間には共感に似た「同感」という言葉もあります。この違いはなんでしょう?心理学的では、この2つの言葉を明確にわけているそうです。

同感とは:自分と同じ価値観、意見を持った相手に対して同意をすることです。簡単にいえば「わかるわかるー!わたしもー!」というような反応のことです。効果としては、仲間を作りやすくなったり、共通点のある相手と親密になれたりします。ところが、話を深く聞いてあげるつもりでも、逆に相手の話を奪ってしまっていることもあるので注意が必要です。
同感の例
A「先日、テレビでやってたお店のケーキ食べに行ったら、すごくおいしい! 感動!!」
B「わかる! 私も先日ケーキ食べた! ケーキって超おいしいよね!」
共感とは:一方、共感は話し手の気持ちを同じ人間として理解しようとする態度のことです。自分の気持ちではなく、相手の気持ちに寄り添いながら、自分が感じていることを示すことになります。そうすると「わかってもらえた」という気持ちが加速して、相手はさらに続きを喋ってくれるでしょう。
共感の例
A「先日、テレビでやってたお店のケーキ食べに行ったら、すごくおいしい! 感動!!」
B「○○さん、本当に美味しそうに話すね、そのケーキ、よほどおいしかったんだね!!」
A「そうなのよー! 、でね、(以降、話が続く)」
共感が深まるとは、『共感は、個人の境界線を越えてあなたと私の間に響き合う心の現象、つまり、「人と人とが関わり合い、互いに影響し合うプロセス」のことなのです。ですから、共感は、ただ相手とぴったりと同じ気持ちになることを指すわけではありません。むしろ、互いの心の響きあいを感じながら関わっていくプロセスであり、それを促進していくための注意の向け方や表現の在り方などを指すものです。
“共感が深まる”とは、相手の気持ちと自分の気持ちとの境界線がぼやけることです。あるいは、相手の気持ちと自分の気持ちとが出会い、相互作用することです。』 「プロカウンセラーの共感の技術」杉原保史著
■価値観の違いを超えての共感(”受容”の意味について)
実は聞き上手と言われている人がその前段に無意識に行っていることがあります。それは、「受容」です。 カウンセリングでいう受容とは、相手の言葉・感情などを、自分の価値観で批判したり評価をせず、そのまま、ありのままに受け入れることと言われています。英語でば、アクセプタンス(Acceptance)という言葉になります。
”受けいれる”と”受け止める”の違い
私も鑑定を始めた当初は、「まずは肯定も否定もなく、相手のすべてを自分の中に”受け入れ”よう。」と、考えていました。人の役に立ちたい、どうにか解決してあげたい、という思いからそう考えたわけですが、なかなかどうして…。これを完全投入でし続けていると、精神が保てなくなってしまいます。(霊的にうけるといった状態になります。)すべてを自分の中にいれてしまうというのは、非常に大変なことです。

では、どうしたらよいのか?実は”受け入れる”の中には、ショートカットされている一つの工程があります。当たり前すぎて、普段は飛ばしてしまいがちなのですが、”受け入れる”前に重要視すべき観点なのです。
それが”受け止める”という工程です。 つまり、伝わってきた情報を解釈する前の情報の受け取りの部分です。もちろん深く相手の話を理解していくためには”受け入れる”も必要になるのでしょうが、特に価値観の違う人と接する場合はその前段の”受け止める”部分がとても大切ということです。
“受け止める”能力の効用
「“受け止める”当たり前にしているんじゃない?」と思われるかもしれませんが、意外とそうではありません。
・相手の話をきいて、いきなり「何を回答しようか」必死に考えていたり、言っ たりしてないですか?
・相手が話しきる前に、しかめっ面で「うーん」と唸ったりしていないですか?
・相手の話すことすべてに賛同し続けたりしてないですか?
“受け止める”という行為は、解釈以前の部分で、まず相手が発言したこと自体を肯定(意見の内容ではなく)することです。つまり、やり取りのコネクション(接続)を確立するベースになる行為といえます。そのコネクションをきちんと確立していくことで、相手には深い部分での安心感や信頼感が芽生え、その中でやり取りを行うことができます。それが聴いてもらった(言ったことを受け取ってくれた)と感じることにつながっていくわけです。
つまり、答えを返す以前に「相手が喋ってくれている」事自体をきちんと受け止めているか?という点が想像以上に重要になります。それは、「話してくれてありがとね」という前向きな言葉じゃなくても、「こういう話であることはわかった」とか、聴いているときの姿勢でもよいのです。
「はい、ちゃんと受け取りましたよ!」と態度で示すことです。これでだいぶ違います。
理解(同感)できなくても”受け止める”ことはできる
もちろん話している内容が納得、同感できないときも多々あることでしょう。そんなときも、まず”受け止める”工程を意識することで、予想される対立から自分を守る手立て(同時に相手も守ってることになる)としても機能します。「相手が喋ってくれている」事自体は”受け止める”けど、考え方は”受け入れない”ということも当然ありです。
ここの選択が冷静にできれば、揉め事につながる可能性も減ってきて、両者にとってよい状態につながるのではないでしょうか。様々な価値観がある現代社会で良好な関係を保つには、“受け止め”⇒“共感”の応対が共生、共栄の社会を築く土台になるのではと考えます。
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