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2020年2月 アーカイブ

2020年2月27日 21時55分54秒 (Thu)

知命から立命へ

横浜運勢鑑定所通信10月号復刻版201810月、第62号)
特集】「知命」から「立命」へ 
□四柱推命で何を観るか
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運命は変えられるのですか?」と聞かれることが多々あります。
皆様はどう思いますか?
答えは、「運命は変えられる」です。なぜ変えられるのかということを解説していくと膨大な量になってしまいますので、できるだけわかりやすく簡単に説明したいと思います。
 例えば四柱推命と云う占術は運命を観るのに非常に適しています。四柱推命は、一般的に占いの一種と考えられていると思うのですが、単に当たる、当たらないといったことを調べる道具としてではなく、運命を変えるためのツールであり、人のあるべき姿を教えてくれる学問なのです。
 四柱推命で鑑定をすると自分自身の考え方、価値観、性格長所・短所、得意分野、不得意分野、体質、心グセ、親との縁やその関係、子供との縁やその関係、配偶者との縁やその関係、財産や資産、人との出会いや対人関係、困難や障害となる出来事との遭遇頻度など細かく上げればキリがないほど人の運命について教えてくれます。
 その為、占ってもらった経験のある人は当たる、当たらないに意識が取られ、
時に自分の運命が定められているかのように錯覚することがあります。しかし、本来あるべき四柱推命を含めた運命学というものは、自己が天より与えられた
「命(めい)」の素材、ベースを知り、そこからどう自身の人生を創造・発展させていくかを知るための学問なのです。
 ですから、単に当たったというのではなく運命を天からみて正しい方向で進化創造するよう自分を育て、発展させていくための精進が当然必要となってきます。そうすることで運命が「立命(りつめい)」となります。もっと簡単な言葉で表現するならば四柱推命は、自分自身がこの世に生まれた「修行の課題」を知るツールだと考えてください。
「女 手を広げる ...」の画像検索結果
四柱推命を学問だと知らない人や、四柱推命を用いた当たる、当たらないの占いしか受けたことがない人の多くは四柱推命に対する誤解や認識違いがあると思いますが、元々は国を治めるために用いた正統な学問でした。書店やネットでは、当たる当たらないを基準とした情報のものが多く出回り、それから立命するには?ということについての情報があまりにも少ない様に思います。
 私は鑑定を受けていただいた方には極力、「こういうところは直してください。こういうところは、気をつけてください。」と、最低でも1~2つはお話しするようにしています。ほとんどが心グセのことだったり、もう1歩具体的に話した方には、配偶者やお子さん、家族に対する言葉や態度だったりするのですが、それは単に、短所や至らないところを指摘して注意を促しているのではなく、立命の1歩をあなたに踏み出して欲しいからの指摘です。
 ちょっとした心グセを直すことができなくては立命もありません。心グセを直すということは、些細なこと、小さいことかも知れませんが、意外と人というものはそれがなかなかできないのです。しかし、些細な心グセを直せるということは自分の心を管理できるという強い精神力・管理力が自然と身につきます。そうやって1歩成長することで、見える世界や心持ちが変わってくることは言うまでもありません。同時に、立命への扉が開かれて行き豊かな心を得るだけでなくそれ以上の人生を味わうことができるようになります。
ちなみに、運命は変えられますが宿命は変えられません。
 
□運気に左右されないで生きる方法
運気に左右されずに生きる方法というのは「あるといえば、あるのですが、ないといえばない・・」と言わざる得ません。なぜなら、悪い運気を良くするというのは真冬を真夏に変えるほど限りなく困難ことなのです。寒いのが嫌だといって真夏に変えられる人がいますか?そんな人は存在しないはずです。大難を小難に小難を無難にすることは可能ですが、まるっきり運気を変えてしまうことは不可能だといえます。
 しかし真冬の運気であっても心持ちや努力によって真冬だと感じずに生きる方法はあります。それは、自分の心を自然や天に沿った心に変えることです。その為には、まず我や執着から離れなければなりませんし、当然、心や魂を磨くことは必須条件です。また、それと同時に「天の意思」を理解しなければなりません。心や魂を磨くだけでも大変な上に天の意思まで理解するには、相当な勉強が必要になりますからそう簡単には行かないと思うのです。
このようなことから、大難を小難に、小難を無難にすることは可能ですが、真冬を真夏に変えることはできないので、運気に左右されずに生きる方法は?と問われると答え難いのです。ただ、あまりにも悪い運気を避けることばりを考えるのは良くないと言えます。しかし少しくらいは悪いこと(試練)があったほうが膿だしになって良いともいえるのです。
「マリア様 空」の画像検索結果
人間は、夏の暑さをしのぎ快適に暮らすため扇風機やエアコンを開発しました。しかし、今そのエアコンが原因で夏の暑さを感じていた時代には考えられなかった問題が浮上してきました。そうやって人間本
位の暮らしをする中で、地球環境に支障をきたすことに直面するのです。要するに、悪い運気の時期、良い運気の時期は自然界の法則、天の法則から来ているためそれに逆らうとどこかにシワ寄せが来て後々の人生にひずみが生じることもあり得ます。(無理な方位どりや風水による開運手当て)
私は第一に心や魂を磨くことやご神仏様、ご先祖様天や自然界からバックアップを受けられる自分を創ること、そして次に困難や問題に直面した時の考え方や心持ちなどを正しく理解する事を鑑定を通してご紹介し、その上で具体的にその人それぞれの立場や環境、条件にあった対処法をご説明してきました。

2020年2月10日 13時30分09秒 (Mon)

四柱推命の正しい使い方

横浜運勢鑑定所通信9月号復刻版20189月、第61号)
特集】四柱推命の正しい用い方
 □四柱推命の正しい用い方---人生の達人になる為に
「風水」の画像検索結果
 四柱推命はいろいろな占術の中でも、生年月日及び生時をもとにして占っていくものですから、決まった手順をマスターした方であれば、的確に個人の運命運勢をみていくことができます。また人間個人の先天的なものをみていくツールとしては、高い的中率を誇り、手相や人相などの相学ではなかなか分からないような内容も、ズバリ言い当てることができるので、古来より人気の高い占術のひとつです。
 受講生の皆様から寄せられた受講目的には、四柱推命がよく当たるから勉強したいとか、自分の人生をよくしたいからとか、よりよく生きたいから、という趣旨のご意見を少なからず頂きます。
 これはこれで皆様の切実な想いであり、かつ人間本来の欲求に根ざしたもので、どなたも否定できるものではありません。ただ、ここで注意して頂きたいことがあります。四柱推命は、あくまで人間個人の先天的な運命運勢を調べるものであり、人生をよくする方法や、よりよく生きるためにはどうしたらいいのかということは、残念ながら一切触れられていないということです。
つまり「良い運勢=幸せ」「悪い運勢=不幸」ではないのです。四柱推命は自身の先天運(持って生まれた素質、才能、運)を知る事であり、それをどのように生かすかは本人次第なのです。
例えば自動車にも様々な種類があります。普通車、スポーツカー、軽自動車、トラック、バス等、その用途に合わせて様々なタイプがあるのですが、その機能に合った用い方をしなければすぐに不都合、故障してしまい本来の価値を発揮することは困難でしょう。あくまでも四柱推命はその生来の価値(天命)を知るためのもので、それを知ってどう生かすかは個人の努力、責任に関わる事なのです。
その様に理解しないと頑固な運命論者、偏屈な占いオタクになってしまい、自分の人生を放棄してしまう事になりかねません。
「王陽明」の画像検索結果
 そこで四柱推命学を学ばれる方は特に、古聖前賢の教えに耳を傾けたり、精神的な教えにも関心を持って頂きたいと考えています。その理由はまさに四柱推命学は文字通り“推命”(知命)だけであり、“立命”や陽明学の創始者である王陽明が唱えた“造命”とは、命を知った上でひとり一人の自己責任で努力して築いていくものだからです。そこにこそ真の生甲斐、喜びがあります。つまり自分の命を作り上げていく喜びです。
 ですから私たちは、四柱推命学でみた「命式」に秘められて奥にあるものを修養の糧として自らの人生に活かしていかなければなりません。
 繰り返しになりますが、命式に表れていることは、あくまで先天的なものであり、そうなる可能性が極めて高いと云う一種の“予測”であり、“傾向”です。絶対ではありません。
 その予測を事前に知って、先天運命のよくないところを人間性を高める努力、精進をして修養していく。それで人格、人徳がだんだんと備わっていくようになります
 また、もうひとつ大事なことは、先天的なものの中には、ひとり一人誰もが持っている“天分”もありますので、その天分を見きわめ、自己の長所、得意なところをさらに磨いて、それで世の中に貢献していく。こうした弱点克服と長所伸展がよりよく生きていく基本姿勢であると思います。
 このふたつが車の両輪のように上手く廻っていけば、人生の達人になることも夢ではありません。しかしこれがなかなか難しいのも事実です。
 とくに、先天運命のよくない人、言葉を言い換えますと、先天的な福分や徳分の薄い人ほど、厳しい運命運勢が待ちかまえていますので、その不運不遇の嵐に翻弄されてしまう人が多いからです。
 正しい人生哲学、信仰心のある人は逆境にも耐え、不遇をかえってバネにして生きていけるのですが、そうでなく目先の利益、自己中心的な考えや一時の感情、欲望に支配された場合はその逆境を越えていくのは難しいようです。
そのような時こそ即物的なご利益信仰ではなく、真理(人や宇宙の大法則)を古典、古人の教えに学び、その教えにしたがって忠実に生きていけば、どんなにいまは辛い苦しい環境におられる方でも、必ず好転の兆しが見えてくることは間違いないと思います。
 推命学のすばらしさを知る皆様は、どうか単なる当たる当たらないの次元に留まることなく、命式の奥にあるものを自らの魂の修養の糧ととらえ、皆様の生まれてきた目的を真摯にみつめ、達成して頂きたいと思っております。そして出来るだけ多くの人が生まれてきた時点より魂のレベルを少しでも上げることが、真の幸福に至る道(人生の達人)と考えております。
□「造命」とは
「陽明学」の王陽明は、「造命」という言葉を残しています。これは人間にとって絶対的に必要である学問や努力について語っている部分です。
「人間の生れながらの命運と命式を知って徳を積み、修養することによってこれを改善していく。これを、すなわち「造命」という。日々に新たなる自分の命をつくっていく・・・・。命をつくるだけの努力が真実の、本当の努力であって、それこそが学問なのだ。」
「パレートの法則」の画像検索結果
 先天的に運命の80%は決まっているかもしれませんが、残り20%は今の努力、今からの努力で改善できるというものです。後天の努力によって、その運命を創造していくことが出来る生き物がこの人類なのです。それだからこそ、生きていく価値、努力する意義があるのではないのでしょうか。
実のところ、パレードの法則では「20%が全体の総意になる!」とのこと。そうならば改善できる20%を頑張れば人生全部がひっくり返るほど良い人生になるということもいえます。まずは、諦めないことが大切です。

プロフィール

自己紹介
 大越六然
 20年以上の鑑定歴。
 お一人お一人、懇切、丁寧に鑑定、ご相談にお応えいたします。

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