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2016年6月 アーカイブ

2016年6月30日 18時31分30秒 (Thu)

「物から心」、「才より徳」の時代に

 6月15日、舛添都知事が辞職しました。
 原因は政治資金不正使用疑惑に対する不誠実な対応から、舛添氏の人間性、人格から倫理観までマスコミでたたかれた結果、都民、国民がはっきりとNO!と結論を下したことが大きいと思われます。
 一応、調査を依頼された弁護士の判断は、「違法ではないが、不適切」と云ったものだったが、都民、国民は納得しませんでした。まず政治家としての倫理観が問題とされました。法律上は大丈夫でも、資質がダメという有権者の意見が反映された結果となりました。

 この辞職を通じて、時代は明らかに変わってきていることを感じました。
 今までも政治家の個人的な資質にかかわる問題、ニュースは数え切れないほどありました。あまりにも多い為、「そもそも政治家はそんなもの」との風潮があった程です。
 それは今まで(20世紀)は西洋哲学中心(物質、実力優先、結果主義)の「才」の時代でしたが、21世紀は東洋思想中心(精神重視、プロセス重視、徳治主義)の「徳」の時代に入った事を現しているように思います。今は古い価値観が崩れ、新しい価値観が作られる時と思います。

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 東日本大震災、熊本地震では物質的豊かさよりも目に見えないものの尊さ、素晴らしさを学び、他人を思いやる心、譲り合いの心、利他による互助精神の力こそ本当の国力であることを世界に示しました。

 実はそれらは既に東洋思想の中で仁、義、礼、智、勇、誠などの「徳目」として非常に重んじられてきまものです。西洋から東洋的価値観の時代に移ってきているのを実感します。

 

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 大越六然
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