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詩:思いつき


忘却の中で

忘れたくない記憶。忘れてしまう記憶。 だから、その手を握り合った。



忘れない
忘れたい
忘れたくない
忘れてしまう

「全て」

記憶が持つのは三日間
あの日から、僕はその運命を背負った
忘れないと誓って
忘れたくないと願って
僕はその手を握った

たくさんの思い出と言う記憶
でも、あの日から薄れていったの。全てね
忘れたいと思って
どうせ忘れてしまうから
私は、その手を離した

忘れてしまうと言うのなら
思い出なんか作りたくなかった
でも、一番君の事が好きだから
君の笑顔が、一番見たいから

忘れないと願うの?
運命に抗ってまで、私の所に来るの?
やめて
あなたのそんな悲しい顔、見たくないから

離れてしまうのが運命?
そんな運命なら、僕は壊す
奪われるなら、奪い返す
それほどまでに
君の存在は僕の中で大きなものだから
宝物の気持ちを
気づかせてくれた人だから

もうやめて
苦しんで苦しんで
傷ついて傷ついて
這いつくばっても私の所に来るなんて
それほどまでに傷ついたあなたに
私は手を差し伸べてしまうから
世界で一番、大好きなあなたに

必ず
君の事だけは忘れない
君を忘れてしまったら
僕は僕でなくなるから
僕が死ぬとき
それは、君を忘れた時だから

引き裂かれる痛み
それを私は感じたくなかった
だけど、あなたが求めてくれるのなら
私は……
どこまでも
あなたの、隣に……

悲劇だって言うんだろう?
喜劇だって言うんだろう?
そんなの知らない
僕らの世界は
手が繋がったこの中だけ

私たちはこれでいい
周りなんか気にしない
どれほどまでに苦しくても
私たちは
幸せだから


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