詩:思いつき
雪の恋
こんなのいいよね
冬の厳しい寒さ
雪に触れた指先
かじかんで、動かなくなる
赤くなった指先
その指を
同じ赤い指が掴んだ
「こうすれば暖かいだろ?」
ぶっきらぼうに言った
顔をほんのり赤らめた君の顔
手袋よりもあったかい
人の、温もり
求めていたのは
変わらない温もり
隣にいてくれる温もり
優しさの溢れる、温もり
それは全て
君が与えてくれたんだ
積もった白銀
凍ってしまった水
全ての、時間が止まる
その中でも
私たちの時間だけは
凍ることも止まることもない
「寒くないか?ほら」
優しさが溢れた
スッと差し出された君の手
渡されたマフラーは
とてもとても、暖かい
感じていたのは
揺るぎ無い優しさ
そばにある君の吐息
暖かくて大きい、君の背中
それは全て
君と言う存在だから
愛しているよ
ずっとずっと言いたかった
変わらない想いが
私にもあるんだよ?
だから全部
受け止めてあげる
返してあげる
…優しさを
「君にも、お裾分け」
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