詩:思いつき
キーボードの話
そのまんまです
カタカタカタカタ
無数の羅列を押していく
カタカタカタカタ…
僕らは押されるために生まれてきた
大きさ様々
兄弟達
でも
全員分の名前は分からない周りしか、見えないから
右脇に座るのは弟
左脇に座るのは兄
上にいるのは姉
下にいるのは妹
みんな
おんなじ大きさ
カタカタカタカタ
今日も僕らは押されていく
カタカタカタカタ…
痛いなんて言わないさ
強い力で押されたって
それでも耐える
耐えて見せる
それが僕らの
生まれた意味
一番大きな兄は
一番強く押されてる
一番小さな姉は
一番埃を被ってる
でもね?
僕らが一番
押されてるんだ
カタカタカタカタ…
それでも僕らは
押されることが生き甲斐だ
カタカタ…カタカタ…
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