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小説

中年天使 第1章

その1

PM1:00・・・病院の待合室

俺は今、病院の待合室にいた。

ネットで検索したところ、
家から一番近かった、この『菊池山病院』に訪れたのだ。

前もって病院に電話をすると、すんなり予約も取れた。

家を出る時、『他の人もこの翼が見えるのではないか?』と思ったが、
家から病院まで、電車を乗り継いで約30分ほどの距離の間、
俺を好奇な目で見るような人はいなかった。

また俺自身、道や電車の中で、自分と同じような翼がはえている人を
見ることもない。

変わらない日常の中で、自分だけが非日常的な世界にいるような感覚。
共有することのない疎外感。

本来、良いイメージであるはずの『天使の翼』も
今の俺には『日常を隔離する邪魔なもの』でしかない。

『俺の幻覚で間違いない・・・。』

そう確信し、これから行われる診察について、
『何をされるのか?』という緊張もあったが、
『この非日常的な違和感を取り去ってくれるのであれば、
何でも良い』という気持ちになっていた。


『菊池山病院』は「精神科・神経科・心療内科」専門の病院のようで
入院施設も完備しているようであったが、外来の待合室は
3~4名用の長椅子が3脚置かれているだけだった。

現在、待合室には俺しかいない。

「佐藤さん、2番の診察室にどうぞ。」

待合室の横にある受付の女性に言われ、俺は廊下をまっすぐに行った、
「診察室②」とプレートが書かれている部屋に向かう。

診察室の扉は閉じており、一瞬、『ノックすべきか?』と思ったが、
何かの面接でもないので、「失礼します。」とだけ言って
診察室の中に入った。


「!!!!!」


診察室の扉を開けて、俺は絶句する。

「佐藤浩一さんですね。どうぞこちらの椅子におかけ下さい。」

そう言って穏やかに話しかけてくる
30代後半くらいであろう医師の背中には・・・・

白い翼があった・・・・。
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プロフィール

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占い師名
叶(かな)
性別
女性
血液型
A型
生年月日
1979年3月11日
現住所
東京
所在地
自宅兼職場orカフェ
職業
占い師

占術:西洋占星術・霊感タロット・オーラ診断
好きな言葉
銃が人を殺すんじゃない。
退屈が人を殺すんだ。
自己紹介
こんにちは。
個人で占い活動をしています叶(かな)です。
鑑定方法は、対面鑑定・メール鑑定・チャット鑑定・web音声(映像)をやっています。

お笑い大好き!
占いは当たる事と笑わせる事をモットーに行っております。

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