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X-MEN:ファースト・ジェネレーション

2011年6月19日 8時15分06秒 (Sun)

X-MEN:ファースト・ジェネレーション 仕事で得意先の映画仲間に誘われて行ってまいりました。

 大好きな映画「キック・アス」のマシュー・ボーン監督でX-MENときたらもう期待せざるを得ません。

 冒頭、ナチス軍のユダヤ人収容所で無理やり母と引き離されマグニートの力が覚醒するシーン。お馴染みのシーンですよ。

 でも、あれ?お馴染みなんですが、1作目の冒頭のシーンそのまま使ってる?

 ちゃんと撮り直してる?まさかいきなり使いまわしですかね。
 
 ちょっとよく確認できませんが、今回はX-MENの本当の起源のお話なんですから、撮り直しするくらいの気合入れて映画に臨んでいただかないとなぁって初っ端から違和感を覚えました。

 まぁ、映画業界の人からいわせたらあの収容所の場面は完成されていて、わざわざ撮りなおす必要がないって言われればそれまでなんですが。

 それでそのマグニートの脅威なる力を見てあの手この手で引き出そうとやっきになるナチス軍の極悪将校の役にケヴィン・ベーコン。

 ケヴィン・ベーコン大好きです。この人がでるから余計期待値あがりました。

 さすが、ですね。ドイツ語ペラペラ。それどころかロシア語も使いこなして役になりきってました。

 そのドイツ語ロシア語もプロが聞いたらどうかわかりませんが、素人が聞く限り上手かったんじゃないですか。

 で、その後なぜだか最強ともいえる特殊能力身に付けてマグニートやX-MENの前に立ちはだかるんですが。

 どういう経緯でそうなったんでしょうか。その説明はされてません。

 漫画のワンピースで言わせれば悪魔の実シリーズでも食べたんでしょうかね。(笑)

 マグニートの敵役なんでやっぱりマグニートの能力を超える力を無理やりくっつけた感が半端ないです。

 そういったご都合主義が今回はシリーズ通して一番酷かったんじゃないでしょうか。

 プロフェッサーXのテレパスも使いようによって最強なので、それに対抗させるために体ダイヤモンドのネェちゃんに同じテレパス能力つけて対抗させたり。

 瞬間移動する敵いるんですけど、武術にも長けていて、こいつ勝てないだろうって思ってたら、瞬間移動を超える身体能力をもつビーストが都合よく現れる。

 羽のついたネェちゃんも、なぜか火を噴けたり。

 味方の能力が明らかに劣っていて、敵の能力が圧倒的に勝っているっていう構図はいいんです。

 しかし、劣っているなら劣っているで頭を使った戦い方で使えなさそうな能力の持ち主でもこうすれば、おおっ!!こんな勝ち方があるのか~って見る人をビックリさせてほしかったです。

 漫画で言えば大好きな「ジョジョの奇妙な冒険」。見習ってほしかった。

 今回のは全てご都合主義のゴリ押しですもん。

 これだったら3作目のファイナルディシジョンみたいに各々ちゃんと一つわかりやすい能力があってわかりやすく戦ったほうが潔かったでしょう。

 ご都合主義というか盛大な帳尻あわせな話もそうでした。

 まずマグニートは、絶対にプロフェッサーXと親友になったりしないはずです。
暮らしてきた環境も、考え方も根本的に違うからです。

 確かに過去のシリーズでは昔親友同士だったってしつこいくらいに聞かされてきました。

 しかし、プロフェッサーは能力を隠して普通の人間として何不自由なく暮らしてこれたのに対して、マグニートはユダヤ人としてナチスに迫害され家族も殺され悲惨極まりない幼少時代を送ってきているのです。

 数々のホロコーストの映画やドキュメンタリーを見てる私としては、あの惨事を体験した人間の心の傷と闇は計り知れないものだと思います。

 ましてや子供の頃ですよ。その残酷な世界が全てだと思い込んでしまうはずです。

 私がマグニートだったら、全世界を恨んで全世界に復讐してやろうって思います。

 それくらいナチスドイツのやったことは凄惨だったということです。

 なので、プロフェッサーXの人間を救うミュータントであろうって考えを全てのミュータントに納得させようなど、甘ちゃんの考えるエゴの押し付けの何ものでもないのです。

 マグニートに関してもプロフェッサーXは復讐はいけないってずっとしつこく言ってますけど、自分の気が晴れるなら私は殺すべきだとずっと思ってました。

 日本の死刑制度でもそうですけど、死刑反対とかいってる弁護士連中は自分の身内が何の落ち度もなく理不尽に凄惨に殺されてみてから、それでも「反対」という言葉がでるか試してほしいものです。

 プロフェッサーXわかってないんですもん、ミスティークみたいな青い体や瞬間移動できるアザゼルみたいな赤い体で生活してみてから「人間を守る、正義を貫き通す」って言葉がでるか試してみたらいいんです。

 普通の人間として暮らせて、ミスティークの気持ちも量らずチャラチャラ女の子口説いたりしてるんだからはっきり言ってこいつがエックスメンのリーダーになっちゃ駄目です。説得力なさすぎる。

 仮にプロフェッサーXがミスティークもドン引きする見るも無残な化け物だとしたら大いに説得力あるでしょうが。

 というわけで、こんなチャラ男のプロフェッサーXと生まれながらに苦労ばかりしてきたマグニートは根本的に考えが違って当たり前なんです。

 しょっぱなから敵対していなくちゃ不自然です。親友になることなんてあり得ない。ケビン・ベーコンとマグニートとプロフェッサーXで三つ巴にしたらもっと面白かったんじゃないでしょうか。

 そうは言っても昔から親友だったって設定なんだからしょうがないんでしょうが、今回に関しては無理やり親友にさせた感が強すぎました。ウルヴァリンのときみたいにもっとこじれにこじれてようやく分かりあえてきたかなってほうがまだ自然だったんじゃないですか。

 この辺もっとスムーズに上手くやってくれると思っていたんですが、あっさり仲間になりすぎて興ざめです。

 そして二人で色々なミュータント仲間集めて訓練したりしていくのですが、その過程もなにかやっつけ感が強くて、訓練していてもこんなんで強くなるんかいな?って訓練ばかりで強くなっていっている感じがまったく伝わってこない。

 どのくらい訓練したかわかりませんが、ケヴィン・ベーコンが暗躍してアメリカとソ連が第三次世界大戦を引き起こすのにほとんど時間がなかったはずです。

 それでいきなり実戦ですよ。

 「ドラゴンボール」でいったら精神と時の部屋で修行しないかぎり、確実に勝てない相手ばかりです。

 でも最後はゴリ押しのゴリ押しで何とかなってしまうんですね。

 まぁ、着地点はガッチリ決められてるのでそこに上手く着陸させられるかが肝心だったんでしょうけど、そればかりに囚われすぎて無理しすぎた感じですね。

 残念です。

 残念ついでにもう一つ。今回制作費どれくらいだったんでしょう?CGにしても特殊メイクにしても何かしょぼい気がしたんですが・・・。

 3作目のビーストより今回のビースト物凄く被り物感がですぎていて失笑してしまいました・・・。

 ついでのついでにもう一つ。ミスティークがプロフェッサーXとマグニートって名前いきなり付け出すんですが、いきなりすぎて笑えました。ウルヴァリンのときはちゃんと成り行きがあったりしたんですが、今回は適当すぎてもっと大事に扱ってほしかったです。

 それと、最後マグニート率いる敵たちがダイヤモンド女助けにCIA来るんですが、そのとき皆揃って入り口から顔出してたのはシュールすぎてもはや失笑です・・・。

 ただ唯一よかったのは、キャスティングはとてもナイスだったので映画の出来が勿体無かったです。

 監督はもっと自分で好き勝手できるB級的なノリの映画のほうが本来の力をだせるんじゃないでしょうか。

 今回は製作側にガチガチに固められて、ましてや世界中にファンの多いX-MENということでプレッシャーと闘い無難にまとめる方に気がいってしまって自分の味や色が封じられて窮屈な思いをして撮ったんじゃないかとどうしても邪推したくなりました。

 これネットでだいぶ評判よくて、一緒に行った方も私の弟もよかったって言っていたので人それぞれでしょうが、自分めちゃくちゃマイノリティな気分です。

 ハードル上げすぎたせいもあって落差が激しかったのもあるでしょうが、ただ自分の感性が衰えているのか不安です・・・。

 もう一回見たら感想変るのでしょうか。

 ただ嘘は書きたくないのでこの評価です。



                    個人的感想:2.0/10.0点

 
 

 

 

 

 

 

 



 

 
 

 

 

 

 

 




コメント

通りすがり登録ユーザー

縺・m縺・m縺ィ蜍倬&縺・&繧後※繧九h縺・〒繝サ繝サ繝サ
<p>&nbsp;たまたまこのサイトを見つけて、あなたの「X-MEN ファーストジェネレーション」についての感想を読んだのですが、勘違いしておられる箇所があり、失礼ながら意見を言わせていただきたいのと、またあなたの感想に対する私の考えも述べさせてください。</p><p>まず誤りについてですが<br />あなたはX-MENがどんな漫画であるのか、感想を書く前に調べられたのでしょうか?</p><p>ケヴィン・ベーコン演じるセバスチャン・ショウですが、彼は能力を身に着けたのではなく、能力を持って生まれたのです。</p><p>X-MENでは、ミュータントとは、遺伝子の突然変異によって特殊な能力を持って生まれた人間を指します。つまり能力は先天的に身についているものなのです。<br />その特殊能力は、ミュータント各人で発現する時期が異なり、能力を上手く効率的に使えるかどうかも各人の訓練によって異なります。</p><p>冒頭、幼いエリックにショウが「遺伝子がカギだ」といってましたが、彼はこの時点で既に自分がミュータントであることに気づき、それが遺伝子によるものであるという確信を得ていたと思われます。</p><p>彼らの能力は決して、"悪魔の実"のようなものを食べたりして後天的に得たものではありません。</p><p>ここからは、あなたの感想についての私の考えです。<br />X-MENとヘルファイヤークラブのメンバーの能力の配分について</p><p>あなたはご都合主義だと思われるかもしれませんが、各々弱点はあります。<br />エマ・フロストですが、ダイヤモンド化しているときは他者のテレパシーが防げる代わりに自分もテレパシーが使えなくなります。だから、エリックとチャールズに捕まったときに、ダイヤモンド化するしかなかったんです。</p><p>ビーストとアザゼルも、あの取り合わせが一番見ていて面白いのではないでしょうか。<br />チャールズがアザゼルと戦って、能力で動き封じて、ハイ終わり では見ていて楽しくありませんから。</p><p>そう考えると、敵味方のバランスは良かったのではないかと私的には感じました。</p><p>エリックとチャールズが仲良くなったのは、エリックは自分以外にも特殊な能力を持っている人間がいることを初めて知って、心を開けたからだと思います。</p><p>多少は、過去の心の傷や人間への恨みを抑えていたようですが、終盤、潜水艦内でのショウとの会話とミサイルを撃たれる事により、その抑えていたものを完全に開放しました。</p><p>そう考えるとエリックとチャールズが仲良くしていたのも納得いきませんか。</p><p>あなたの仰るとおり、チャールズには青や赤の肌の苦悩は分からないとは思いますが、ご都合主義の一言でかたづけられるでしょうか。</p><p>原作の漫画やキャラクターの設定、能力などをもう少し知っておられると、評価も変わっていたのではありませんか。</p><p>失礼しました。</p>
投稿日:2012年3月20日 01:09

シュワタローン登録ユーザー

無題
<p>&nbsp;コメントありがとうございます。Xメンに関しては子供の頃TVでアニメをちょこちょこ見ていた程度なので面白かった、カッコよかったという記憶はありますが、あまり深い知識がありません。</p><p>なので実写映画シリーズが私のエックスメンに対する知識すべてといってもいいでしょうね。</p><p>確かに仰る通り、浅学でファーストジェネレーションを評価いたしておりました。</p><p>ただ、ネットの評価を見て回りますとファーストジェネレーションで初めてエックスメンに触れた方達の評価も高く、全く知識が無ければ無いで映画自体を楽しめたという人たちがいるのも事実。</p><p>もしかしたら、エックスメンのすべてをひっくるめて物語の本当の始まりであるこのファーストジェネレーションから見始めたほうがよりエックスメンの世界を堪能できたのかもしれません。</p><p>なので、今までのシリーズに無理につなげようとしているのがちょっと鼻持ちならなかったのかもです。</p><p>それが2時間で収めようとしている展開がちょっと駆け足で強引で辛すぎに見えたのです。</p><p>なのでスターウォーズエピソード1~3のようにアナキンがベーダーになっていく過程を丁寧に描くように、エックスメンでもチャールズとエリックがどのように敵対していったのかもっと心情の移り変わりを丁寧に描いて欲しかった気がするのです。</p><p>あまり個人的に3部作は好かないのですが、チャールズとエリックの話はとてもいい題材なので、もっと深く掘り下げてほしかったし大変もったいないなって思いました。</p><p>要するに私はエックスメンとしてではなく、映画としてこだわり過ぎてしまい、素直に見てなかったのかもしれません。</p><p>それで、あまり楽しめなかったのかな・・・。</p><p>言い訳じみてすいません。</p><p>コメントほんとうにありがとうございます。</p><p>映画に関してこうして対話できることがとてもうれしく思います。</p><p>よければまたのぞいていただいて、どんなコメントでも残してくださると助かります。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
投稿日:2012年3月22日 17:17

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