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2026年8月 アーカイブ

2026年8月31日 19時17分01秒 (Mon)

健康講座 197  糖尿病の食事療法 その3

 鈴木亮先生は、「糖尿病がある人は、筋肉を減らさないことがとても大事」ですと語っています。「筋肉が減り続けると、筋力が落ちて力が入らなくなる、歩く速さが遅くなるなど、体の働きが低下するサルコペニアになるリスクが高くなる」のです。「サルコペニア」は、「寝たきりにもつながる」のです。「糖尿病の人が急にやせ始めたら要注意?」との質問に、同先生は「体重が減っているとき」、「医師と原因について相談し、ふだんの食事や運動について見直していく」ことですと答えています。「糖尿病性腎症がある場合」、「たんぱく質のとりすぎが腎臓に負担となる➡たんぱく質の制限が必要になる」のです。「糖尿病がある人」は、「揚げ物などあぶらっこいものを控える」ようにします。「脂身の多い肉類」は、「飽和脂肪酸(注意が必要な脂質)が多いので控えめにする」のです。一方、「よい脂質・多価不飽和脂肪酸」は、「ごま油、アマニオイル、ひまわり油など植物性の油に多い」ですし、「魚、特にさばやいわしなどの青背の魚に多いDHAやEPA」にあります。但し、「植物性の油」は、「使いすぎるとエネルギー摂取量が増えやすい」ので注意します。
 「糖尿病と診断されたら、初めに7つのポイントで、それまでの食習慣を見直す」のです。「糖尿病食事指導のポイント」は「●腹八分目とする、●食品の種類はできるだけ多くする、●動物性脂質(飽和脂肪酸)は控えめにする(魚を除く)、●食物繊維を多く含む食品(野菜・海藻・きのこなど)をとる、●朝食、昼食、夕食を規則正しくとる、●ゆっくりよくかんで食べる、●単純糖質を多く含む食品の間食は避ける」です。ここで、「単純糖質」とは、「砂糖、お菓子、ソフトドリンクなど甘い食べ物や飲み物」のことです。
 鈴木亮先生は、「肥満は糖尿病の大きな要因」ですと述べ、「食べる速さがゆっくりなほど肥満になりにくい、ゆっくり食べるほど満腹感を得やすい」とも語っています。また、「1回の食事にかける時間が少ないと吸収の早い(食物繊維の少ない)食品を選びがちになる」、すると「そうした食品は血糖値を上げやすい」とも説明しています。

2026年8月20日 21時08分51秒 (Thu)

健康講座 196  糖尿病の食事療法 その2

 ところが、「水溶性食物繊維を摂取すると」、「小腸」内で、糖質は「ゆっくり吸収される➡食後の血糖値の急激な上昇が抑えられる」のです。この「水溶性食物繊維が多い食品」が、「野菜」、「海藻」、「きのこ類」です。「オクラ、めかぶ、なめこなどネバネバ食材に特に多い」のです。「炭水化物制限を行う期間は?」との質問に対して、次のような答えがあります。「炭水化物制限は、短期間であれば有効、6か月~1年以内」、「1日の炭水化物(糖質量)約130g」です。例えば、「白米ごはん、1杯(150g)」の「糖質量」は「53g」なので「3食で約160g」です。「おかず」「3食で30~60gほど」です。鈴木亮先生は、「炭水化物をまったくとらないような極端な制限ではない」と述べ、「糖質が多めなおかず」「いも類、豆類、かぼちゃ、たまねぎ、れんこんなど、葉野菜は少なめで、根菜類は多め」と勧めています。炭水化物制限を「1年」すると、「血糖値」は「改善」されましたが、1年後も「さらによくなる効果は証明されていない」のです。「2年たった時点では、バランスのとれた食事を続けた人と比べ、血糖値が高くなっていたという論文もある」のです。「炭水化物制限」は、「人によって、使用薬やほかの持病の影響などで、低血糖を起こしやすいケースがある」のです。ですから、「自己判断で行わず、必ず担当医と相談・確認したうえで行う」ようにします。「『糖尿病・新ガイドライン』による対策法」では、「たんぱく質も血糖値と大きく関係」しているのです。人間の体は、「糖質・ブドウ糖をエネルギーとして消費」しています。「たんぱく質の摂取量が不足すると」、「筋肉が減る➡糖質・ブドウ糖の消費が減る➡血糖値が上がりやすくなる」のです。「筋肉は糖質を貯蔵」します。ところが、「筋肉が減る➡貯蔵できる糖質が減る➡血糖値が上がりやすくなる」のです。「血糖値を良好にコントロールするためには、ふだんからたんぱく質をしっかりとる」必要があります。
 「たんぱく質が多い食品」として、「肉(飽和脂肪酸に注意)(鶏むね肉)」、「魚」、「卵」、「豆(納豆、えんどう、とうふ)(大豆食品)」があります。

2026年8月13日 11時48分55秒 (Thu)

健康講座 195  糖尿病の食事療法 その1

 NHKEテレ「きょうの健康」2025年4月10日の番組は、「東京医科大学主任教授鈴木亮」先生を迎えて「糖尿病の食事療法」についてでした。人体には「血糖」があり、この量が多くなると「糖尿病」になります。血糖値は食物に含まれる「糖質」によります。そして、「肥満」と関係しますので、「食事をどうとるかが重要」になります。「糖尿病 診療ガイドライン 2024 編・著 日本糖尿病学会」が発行されました。「3大栄養素」として、「炭水化物、たんぱく質、脂質」があります。「炭水化物」は、「ごはん、パン、麺類、いも類などに多く含まれる」とされていたのですが、「新たな指針」では、「炭水化物」は「糖質と食物繊維をまとめた呼び方」に変わりました。これまで、「炭水化物ダイエットや糖質制限ダイエット」と称して、「血糖値や体重を下げるため、患者が自己判断で取り組むことが多かった」のです。しかし、この「糖尿病 診療ガイドライン 2024」では、「2型糖尿病の血糖コントロールのために、6~12カ月以内の短期間であれば炭水化物制限は有効である」とされました。
「栄養素を意識!なんとなくで済まさない」と主張されています。鈴木亮先生は、「糖尿病食事療法の基本」は、「1日何キロカロリーとるか、エネルギー摂取量を決定、しっかりとるべき人も、減らした方がよい人もいる」のですと説明しています。「栄養素の比率」は、「患者の活動量や持病、年齢、食事の好みなどに応じ、医師と相談しながら考えていく」のです。「一般的にはエネルギー摂取量の40~60%を炭水化物、20%までをたんぱく質、残りを脂質とするとされている」のです。「食物繊維」は、「食物のなかの、人が消化できない成分、血糖値に対してよい働きをする」のです。「主食の炭水化物とは別に、糖質が少なくて食物繊維が多い食品をおかずとしてとる」ようにします。「『糖尿病・新ガイドライン』による対策法」が紹介されましたが、「水溶性食物繊維」が注目されています。「小腸」の血管内で、「糖質」は「素早く吸収➡血糖値を急激に上昇させる」のです。

2026年8月6日 12時11分02秒 (Thu)

健康講座 194  動脈硬化 その2

 「オキシトシンが減ると」、「肝臓での脂質代謝が悪くなり、LDLコレステロール・中性脂肪が増加➡動脈硬化が進行」するのです。
 ですから、「社会的孤独そのものが動脈硬化を進行させる可能性」があるのです。
 「考えられる対策」として、「社会とのつながりを持ち、オキシトシンを分泌する機会を増やす」ことです。
 「相談できる友人をつくる、家族との触れ合い、親しい人と直接会うことでオキシトシンが分泌」するのです。
 「ボランティアなどの地域活動に参加」して、「他者と協力して何かを成し遂げる➡自己肯定感が高まり、ストレスが減る」のです。
 また、「心地よい音楽もオキシトシンの分泌を促す」のです。更に、「ペットと触れ合う➡飼い主もペットもオキシトシンが分泌」します。「犬や猫を飼う人」は、「心拍数や血圧が安定しやすいという報告」もあるのです。
 「スキンシップ」は、「オキシトシン分泌のポイント」です。「自身が『幸せ』と感じられる行動かどうか」が大事です。
 「慢性的なストレスの対策」は、「一人で抱え込まない」ことです。「笑いもストレス解消に」なります。「副交感神経が刺激されると、リラックスしやすくなる」のです。
 最後に、この番組は「つながりや絆が動脈硬化予防に!?」と結んでいました。
 この番組を通して、私は改めて「教養」と「教育」の重要性を確認しました。この場合の「きょうよう」とは、「今日、用がある」ということです。つまり、今日も誰かのためにする用事があるということです。そして、「きょういく」とは、「今日、行く所がある」ということです。つまり、今日も誰かを訪ねて行く日だということです。私たちは一人ではなく、誰かと一緒に生きていくように造られているのです。

プロフィール

プロフィール画像
性別
現住所
愛媛県今治市波方町郷乙404₋32
職業
牧師・宣教師
自己紹介
●新名(しんみょう) 忠臣(ただおみ)
●実践神学博士(米国アンドリューズ大学神学院)、元親業インストラクター
●札幌、小樽、苫小牧、仙台、東京・天沼で牧師を歴任。
●セブンスデー・アドベンチスト教団北海道教区長、青年部長、コミュニケーション部長、宗教自由部長、ラジオ牧師、総務局長等を歴任。
●宣教師としてシンガポールと韓国に在住し、副総務、コミュニケーション部、宗教自由部、出版部、ラジオ・テレ部等の部長としてアジア太平洋地域を巡回指導。
●最近まで、北アジア太平洋支部宣教部副部長。
●著書『夫と妻のコミュニケーション』(キリスト新聞社)『親と子のコミュニケーション』(キリスト新聞社)『わが青春は主のために』(三五堂)『暮らしの中のキリスト教』(新教出版社)『地球家族と聖書の言葉』(福音社)等。
Self Introduction in English
Full Name: Tadaomi Shinmyo
Sex: Male
Nationality: Japan
Citizenship: Japan

Education:
●B.A. in Theology in 1966 (Japan Missionary College)
●M.A. in Philosophy and Religion in 1972 (Philippine Union College Graduate School)
●Ordination: March 1973
●Doctor of Ministry in 1987 (Theological Seminary of Andrews University in USA)

Vocation:
●Pastor of the Japan Union Conference since 1966.
●Departmental Director of the Japan Union Conference for over 14 years.
●Radio Speaker and Japan Union Conference Secretary for a while.
●Missionary assigned to Departmental Director of Communication, Religious Liberty, Publishing Ministries, TV & Shortwave Radio Ministries, and Associate Secretary to Asia Pacific Division based in Singapore and Northern Asia-Pacific Division based in Korea for all together 9 years and 7 months.
facebook
http://www.facebook.com/home.php?clk_loc=5#!/profile.php?id=100001267058201

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