2020年1月 アーカイブ
2020年1月31日 14時54分18秒 (Fri)
同郷出身のキリスト教伝道者 その二

セブンスデー・アドベンチスト教会経営の学校や病院等の諸機関で働いた、今治市を含む愛媛県出身者は既にいましたが、同教会の牧師に召されたのは私が初めてだと思います。実は、私より四歳若い弟・幹二も牧師の召命を受けましたので、私たちは兄弟で牧師という特権に預かりました。同教会の牧師たちの中で、兄弟で牧師と言う例は珍しく、私たちが現役時代の約半世紀間でも数組あった程度です。ただ、私たち兄弟とも愛媛県以外で牧師の働きをして来ましたので、今治教会には休暇で帰省した時などに出席して、お手伝いするのみでしたが、弟の場合は現役時代最後の一年間(二〇一二年四月~二〇一四年三月)を今治教会牧師として働くことが出来ました。そして、私たち兄弟は、引退後は共に祖父母が開いた同じ敷地内に住み、今治教会に所属して故郷の伝道に励んでおります。私たち兄弟が牧師に献身させて頂いたのは、ひとえに母・国恵が神の御摂理により当教会に入信したことが始まりでした。その後、母に続き私たち二人の子供、母の妹とその娘と息子、母の弟の伴侶、母の両親、母の別の妹と次々に信仰に導かれました。母は入信してから文書伝道者として愛媛県内外で長く働かせて頂きました。さて、もう一人の同郷出身の牧師が誕生しました。母が入信した当時の今治教会に大変熱心な近藤萌姉がおられ、その方の影響で二宮富恵姉が導かれました。そして、この二宮姉の長男・敏和君と私の弟は別々の中学校卒業生でしたが、当時は千葉県袖ヶ浦町にありました日本三育学院高等学校へ共に入学したのです。その後、弟はカレッジ神学科に進み牧師への道を歩むのですが、敏和君は家庭の事情があり故郷に戻って就職して家庭を築き、今治教会で活躍したのです。その一方で、後に彼の弟・文男君が三育学院に入学し、やがて牧師に召されるようになるのです。こう言う訳で、神は今治教会から三人の牧師を輩出されました。ただ、三人とも出身地以外の都道府県でほぼ伝道・牧会をすると言う結果になりました。これは自分の意志ではなく、背後に神の御計画があったと確信しています。新約聖書のヘブル人への手紙五章四節に次のように書かれています。「かつ、だれもこの栄誉ある務を自分で得るのではなく、アロンの場合のように、神の召しによって受けるのである。」
写真説明:帰省中の宇高連絡船上にて(中央が二宮敏和君、右が弟・幹二)
2020年1月24日 12時37分03秒 (Fri)
同郷出身のキリスト教伝道者 その一

これまで私はずっとセブンスデー・アドベンチスト教団牧師として働いていますが、その間に他教派の牧師・神父との接触が何度もありました。特に、同教団で宗教自由部長を拝命していた頃は、キリスト教派のみならず仏教等の他宗教の聖職者とも出会う機会がありました。しかし、私の出身地である愛媛県の、更に今治市から出たと言う人物には会ったことがありませんでした。ところが、直接に面会したわけではありませんが、当時は越智郡波方村と言われていた私の同郷出身の先輩が、あるキリスト教派の伝道者であることが判明しました。その教派の機関誌の末尾に「集会のご案内」として住所・氏名が紹介されていたのですが、そこに私の在籍した北郷中学校の二年先輩であったYSさんとYGさんの双子の兄弟の名前があったのです。それを知った時には嬉しくなりました。この兄弟の家庭環境もあったと思いますが、双生児の二人の印象は品行方正で、真面目な生徒でありました。私が一年間を共に過ごしたブラスバンド部員のYG先輩は、いつも穏やかで親切で、控え目な方でした。このような先輩がキリスト教伝道者になるのは、極めてふさわしいと思いました。私は現役を引退して郷里の波方町に戻って来ましたが、この先輩兄弟の属する教会の機関誌が透明袋に数冊入れられて道端に吊るされ、自由に持参して読めるようになっているのを何度も見ました。私が夕方にジョギングをするコースの水路のフェンスにも吊されているのです。つまり、このような田舎にも信者がおられると言う証拠です。この教会の機関誌が「永久保存の書」として「五百号記念特集」を一九九三年に発刊していますが、ここにもYG先輩の住所・氏名が末尾に紹介されています。ところが、二〇一三年九月の七二九号では同先輩の名前は一覧表から消えており、その地域には別な人の住所・氏名がありました。おそらく、高齢に伴って第一線を退かれたのだと思います。中学校卒業以来、YG先輩には直接に再会は出来ていませんが、キリスト教伝道者として歩まれた同先輩の同郷の者として、今後とも故郷の伝道を含めて宣教の働きに邁進したいと願っています。「御言を宣べ伝えなさい。時が良くても悪くても、それを励み、あくまでも寛容な心でよく教えて、責め、戒め、勧めなさい。」(新約聖書・テモテへの第二の手紙四章二節)
写真説明:北郷中学校1932年3月ブラスバンド部員(前列左から4番目がYG先輩、筆者は最後列左から2番目)2020年1月17日 15時14分42秒 (Fri)
これほど似ている!なぜ?キリスト教と仏教の教え その二五 公開講演会 その一三 松山市 その四

松山での一〇月二六日(土)午前一一時の演題は『救われる秘訣とは?~キリスト教と仏教の救済観~』でしたが、午後二時からは『三位一体と三身即一~キリスト教の神仏教の仏~』でした。それに先立って音楽プログラムが組まれていました。二人の男性が賛助出演して下さいましたが、この方々はこれまでの当教会の公開講演会やクリスマス行事にも協力して下さっており、今回が三度目の協演となりました。今治教会から駆け付けられたOK牧師の司会で開会のお祈りで始まり、続いて先ず、小柄なクラシック・ギター演奏者OM氏が紹介されました。同氏は教会での演奏と言うことで、「アベ・マリア」と「アメイジング・グレイス」を選曲しておられました。少々緊張されていましたが、厳かな雰囲気で、又、人柄がそのまま滲み出ているような実に誠実な演奏をして下さいました。次は、尺八奏者HG氏の演奏でしたが、前者とは打って変わって立った姿勢で、小型スピーカーから流れ出る音楽に乗って軽快に、又、時には重厚に演奏されました。二本の尺八を使い分け、曲のクライマックスの時には、迫力ある大きな音が会場一杯に響き渡りました。その後に私の講演となりましたが、昼食会参加者は小学生の女の子とそのお婆さん以外は全員残られ、更に午後のプログラムに新たに来訪された方々、それに賛助出演の演奏者も出席して下さいました。従って、出席者は松山在住信徒五名、今治在住信徒四名、賛助出演者二名、来訪者四名、合計一五名でした。一方、三回の講演会に対して信徒以外の来訪者数は、三回連続出席者が一名、二回が二名、一回が九名でした。出席者数から言えば私の祈り求めた人数には届きませんでしたが、神様は予期しなかった祝福を与えて下さいました。全回出席者のZRさんはアンケート用紙の最後の質問の「聖書をもっています」「聖書を勉強したいです」「礼拝に出席したいです」「バプテスマ(洗礼)を受けたいです」に全部○印を付け、余白に次のように書いておられたのです。「ここに辿りつけて本当によかったです。ありがとうございます。」新約聖書のルカによる福音書一五章七節でイエス・キリストは、「・・・罪人がひとりでも悔い改めるなら、悔改めを必要としない九十九人の正しい人のためにもまさる大きいよろこびが、天にあるであろう」と語っておられます。
写真説明:出席者集合写真
2020年1月10日 15時03分35秒 (Fri)
これほど似ている!なぜ?キリスト教と仏教の教え その二四 公開講演会 その一二 松山市 その三
松山での第二回目の講演は、一〇月二六日(土)安息日礼拝の時間になされました。宣伝用のチラシに午前一一時からと案内していましたので、安息日学校を一〇時三五分までとし、礼拝を一〇時四〇分から始めました。そして、一一時から説教、即ち講演を始められるようにしました。時間を同じくして今治教会でも礼拝があり、昨夜の司会者OK牧師はこの日は同教会担当なので松山には来れず、講演者自身が司会もかねてプログラムを進行しました。さて、出席者ですが地元信者が五名、私たち夫婦二名、そして来訪者が大人三名と子供一名、合計一一名でした。来訪者三名のうち二名と子供一名は昨夜に初めて来訪されたZRさん、その母親と子供でした。つまり、約束通りに、しかも親と子供を連れて来られました。ただ、私の講演は小学校一年生の女の子には難しかったのですが、最後まで椅子に座って静かにしていてくれたのには感心しました。その一方で、この少女の母と祖母は熱心に聞き入っていました。この御家族三人も含めて、出席者全員が昼食会に参加され、いつものように和気藹々の楽しい会食会となりました。この日は、講演会を祝して特別のメニューで、巻き寿司等もあり、一同皆食がはずみました。食事を共にすることは、お互いの親近感を深める絶好の機会となってきましたが、今回も例外ではなく、初めての来訪者も打ち解けて遠慮なく食べているようで大変嬉しく思いました。新約聖書のルカによる福音書一九章に、イエス・キリストと取税人のかしらザアカイとの劇的な出会いの記録が誠に興味深く描写されております。この初対面でザアカイが悔い改めるようになるのですが、それはイエス・キリスト御自身が積極的に彼の家に泊まると言われたからです。宿泊するからには、当然、食事にも預かると言うことです。これほど信頼されたザアカイは、すっかり救い主の虜になったと考えられ、自分から進んで罪を告白し、それを償おうとするのです。一方、それを目撃していた人々はどのように考えたのでしょうか。同書同章七節には、「人々はみな、これを見てつぶやき、『彼は罪人の家にはいって客となった』と言った」と書かれています。つまり、彼らはイエス・キリストが一人の罪人を救おうとして取られた行動を、否定的に捉え、イエス・キリストを罪人と同じ立場にしてしまったのです。写真説明:講演会の出席者
2020年1月3日 14時07分31秒 (Fri)
これほど似ている!なぜ?キリスト教と仏教の教え その二三 公開講演会 その一一 松山市 その二
一般の人々への公開講演会の宣伝活動としては、チラシのポスティングや立看板が主流でしたが、教会芳名簿にある来訪者二〇名にも、九月三〇日にチラシ同封の案内状の宛名書きをして郵送で出しました。では、その約一か月間の宣伝効果はどうだったのでしょうか。講師自らが看板書きをし、チラシのポスティングをし、何よりも熱い祈りを捧げて準備した講演会第一日目、即ち一〇月二五日(金)が遂に来ました。私たち夫婦は会期中は会場二階の住宅に二泊することにしていましたので、食料品等を車に積み込み、午後四時前に会場に到着しました。そして、先ず会場内外の掃除をし、会場内の机を片付け約四〇人分の折りたたみ椅子を並べました。勿論、パソコンとプロジェクターとスクリーンを調整して、講演の試写も済ませました。やがて、信徒の方々、賛助出演のゴスペルフラの四名も来られ、それぞれの役割の準備を始められました。そして、午後七時となり、OK牧師の司会で公開講演会が始まりました。最初は、ゴスペルミュージックをバックにしたゴスペルフラのパフォーマンスでした。当教会への賛助出演三回目と言うことで、出演者も観衆もお互いに親しみを覚える一時となりました。そして、私の講演となり、「人生をどう生きるか?~キリスト教と仏教の人生観~」と題して約九〇分間、少々口早に話しました。さて、肝心の出席者数はと言いますと、地元松山在住信徒五名、今治在住信徒三名、ゴスペルフラ賛助出演者四名、来訪者二名、合計一四名でした。厳しい現実です。そして、明らかになったことは、信徒八名以外の他六名は全て、一人の信徒・MT姉の友人・知人であったと言うことです。その意味で、心の中で同姉には心からの感謝を表明していました。その一方で、出席者数こそ私の期待通りではありませんでしたが、神様はこの日に大きな奇跡を見せて下さいました。当日の私の日記からの引用です。「終わって、茶話会の時に、一同大興奮した。最後の婦人は、何とOK姉の同郷の人、鬼北町出身。全く神様のお導きである。そして、驚いたことに、アンケート用紙の最後の質問にみな○をつけていた。つまり、バプテスマを受けたいとまで。明日の安息日にも来て下さるとのこと。ハレルヤ、アーメン!講演会をすると、必ず、こういう不思議なことが起こるので、やめられない。」写真説明:講演会第一回の会場
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プロフィール

- 性別
- 男
- 現住所
- 愛媛県今治市波方町郷乙404₋32
- 職業
- 牧師・宣教師
- 自己紹介
- ●新名(しんみょう) 忠臣(ただおみ)
●実践神学博士(米国アンドリューズ大学神学院)、元親業インストラクター
●札幌、小樽、苫小牧、仙台、東京・天沼で牧師を歴任。
●セブンスデー・アドベンチスト教団北海道教区長、青年部長、コミュニケーション部長、宗教自由部長、ラジオ牧師、総務局長等を歴任。
●宣教師としてシンガポールと韓国に在住し、副総務、コミュニケーション部、宗教自由部、出版部、ラジオ・テレ部等の部長としてアジア太平洋地域を巡回指導。
●最近まで、北アジア太平洋支部宣教部副部長。
●著書『夫と妻のコミュニケーション』(キリスト新聞社)『親と子のコミュニケーション』(キリスト新聞社)『わが青春は主のために』(三五堂)『暮らしの中のキリスト教』(新教出版社)『地球家族と聖書の言葉』(福音社)等。
- Self Introduction in English
- Full Name: Tadaomi Shinmyo
Sex: Male
Nationality: Japan
Citizenship: Japan
Education:
●B.A. in Theology in 1966 (Japan Missionary College)
●M.A. in Philosophy and Religion in 1972 (Philippine Union College Graduate School)
●Ordination: March 1973
●Doctor of Ministry in 1987 (Theological Seminary of Andrews University in USA)
Vocation:
●Pastor of the Japan Union Conference since 1966.
●Departmental Director of the Japan Union Conference for over 14 years.
●Radio Speaker and Japan Union Conference Secretary for a while.
●Missionary assigned to Departmental Director of Communication, Religious Liberty, Publishing Ministries, TV & Shortwave Radio Ministries, and Associate Secretary to Asia Pacific Division based in Singapore and Northern Asia-Pacific Division based in Korea for all together 9 years and 7 months.
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