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2015年6月 アーカイブ

2015年6月26日 9時46分42秒 (Fri)

キリスト像と弥勒菩薩半跏思惟像

キリスト像と弥勒菩薩半跏思惟像 京都市右京区太秦(うずまさ)にある広隆寺は、蜂岡寺、秦公寺、太秦寺等の別称があり、地名を冠して太秦広隆寺とも呼ばれます。これは帰化人系の氏族である秦氏の氏寺であり、平安京遷都以前から存在していた京都最古の寺院です。さらに、この寺が有名なのは、右手の薬指を頬に近づけ物思いにふける姿の国宝の弥勒菩薩半跏思惟像の存在です。また、聖徳太子信仰の寺でもあります。さて、秦氏は秦(中国)から朝鮮半島を経由して日本に渡来した漢民族系の帰化人であり、葛野郡(現・京都市右京区南部・西京区あたり)を本拠地とした、養蚕・機織・酒造・治水等の技術を持った一族でした。『書紀』によれば、推古天皇一一年(六〇三年)に聖徳太子が「私のところに尊い仏像があるが、誰かこれを拝みたてまつる者はいるか」と諸臣に問うたところ、この仏像を秦河勝が譲り受けて蜂岡寺を建立したというのです。この秦河勝の秦氏がキリスト教徒であったということは既述の通りですが、太秦寺に安置されている弥勒菩薩半跏思惟像もキリスト像に関係していると考えられるのです。弥勒菩薩半跏思惟像の右手は頬の近くにありますが、良く注意して見ると、親指と薬指と手の平らで三角形を作っていることが分かります。キリスト教では、この三角形が「父と子と聖霊」の三位一体の神の象徴となっているのです。イエス・キリストは、キリスト教初期には人の姿ではなく、魚・子羊・牧者・鳩・葡萄の枝等を象徴として描かれていました。しかし、三一三年にローマ皇帝コンスタンティヌスによるミラノの勅令でキリスト教が公認されてからは、キリストを人の姿に描くイコン(聖像)が広まりました。イコンとは、聖人・天使・聖書における重要出来事やたとえ話・教会史上の出来事を画いた画像であり、キリスト教派では正教会で使用されています。そのイコンに見られるキリスト像の右の手の形が弥勒菩薩半跏思惟像と同じなのです。従って、中国から伝来したと言われる弥勒菩薩半跏思惟像は、実は同国で流行していたキリスト教のキリスト像であったと推測されるのです。私も実際に広隆寺を訪ね、時間をかけてじっくりと弥勒菩薩半跏思惟象を観察しました。そして、キリスト教の正教会のイコンのキリスト像を資料で見て比較しましたが、どう見ても弥勒菩薩半跏思惟象はキリスト像を真似して制作されたと思えてなりません。

写真(上と下)説明:イエス・キリストのイコン(ウィキペディアより転載)と弥勒菩薩半跏思惟像(ウェブサイト 「花と風景のシュールな世界」より転載)

2015年6月19日 12時27分44秒 (Fri)

葬りへの反応:キリストと釈迦

葬りへの反応:キリストと釈迦 死者を葬ることに関して、イエス・キリストと釈迦はどのように教えたのでしょうか。ある意味で、宗教の存在意義は死者の一連の葬儀及びその後の記念日を司ることにあると言えます。特に、仏教においては葬儀、法要・供養に時間と労力を費やしているのが現実です。では、キリストと釈迦は葬儀に関係してどのような教えをしていたのでしょうか。新約聖書のルカによる福音書九章五九~六〇節でキリストは次のように述べておられます。「そして別の人に、『わたしに従いなさい』と言われたが、その人は、『主よ、まず、父を葬りに行かせてください』と言った。イエスは言われた。『死んでいる者たちに、自分たちの死者を葬らせなさい。あなたは行って、神の国を言い広めなさい』。」 これは、キリストと弟子たちの間のやり取りです。弟子の質問に対して、「死んでいる者たちに、自分たちの死者を葬らせなさい」、又「あなたは行って、神の国を言い広めなさい」と返答されました。つまり、弟子たちの最優先事項は宣教であり、死者の葬儀ではないということです。実際には、死者が死者の葬りはすることはできません。ですから、この「死んでいる者たち」とは、文字通りの死者ではなく、弟子たちのように全時間と全精力をキリストに捧げていない世の中の仕事に従事しているクリスチャン、及び一般の人々を指していると考えられます。一方、釈迦は弟子に死後の遺骸の処置を問われたのに対し、「アーナンダよ。お前たちは修行完成者の遺骨の供養にかかずらうな。どうか、お前たちは、正しい目的のために努力せよ。正しい目的を実行せよ。正しい目的に向かって怠らず、勤め、専念しておれ」(『大般涅槃経』)と答え、死者への供養は在家の信者がしてくれると述べたというのです。ですから、キリストも釈迦も、死者の葬りに関しては、いわゆる聖職者がすべきことではなく、一般の信徒に任せなさいということです。そして、聖職者である者、キリスト教では牧師・神父であり仏教では僧侶である者は、本来の宣教・布教に専念すべきであるというのです。果たして現実はどうでしょうか。日本ではキリスト教はまだしも、仏教は「葬式仏教」と揶揄されているのが実情です。もし、仏教の開祖である釈迦が現在の日本の仏教を知ったならば驚愕するに違いありません。換言すれば、日本の仏教は原始仏教から遠く逸脱しているのです。

写真説明:キリスト教会での告別式

2015年6月15日 12時18分57秒 (Mon)

アドベンチスト南米人ニュース 『南十字星』

アドベンチスト南米人ニュース 『南十字星』アドベンチスト南米人ニュース 『南十字星』
かつて私は、日本アドベンチスト教団の国際伝道部を兼務させて頂きました。その当時、私が編集・発行しておりました「アドベンチスト南米人ニュース『南十字星』」を紹介させて頂きます。日本語、ポルトガル語、スペイン語の三ヶ国語で発行したのが特徴でした。これまでの日本の教団の発行物に、このようなものはなかったと思います。ポルトガル語版のためには板東洋三郎牧師、またスペイン語版のためには殿岡タケヒコ兄の御奉仕を頂きました。(これは余談ですが、2014年7月29日に殿岡兄の御令嬢の結婚式を司式させて頂きました。関心のある方は当ホームページの『アルバム静画』をご覧ください。)ここに、日本語版の2006年12月20日発行の第一号から2008年10月15日発行の第五号までを掲載し、日本での南米人アドベンチストの貴重な活動を歴史として残したいと思います。

2015年6月15日 12時17分43秒 (Mon)

アドベンチスト南米人ニュース 『南十字星』

アドベンチスト南米人ニュース 『南十字星』かつて私は、日本アドベンチスト教団の国際伝道部を兼務させて頂きました。その当時、私が編集・発行しておりました「アドベンチスト南米人ニュース『南十字星』」を紹介させて頂きます。日本語、ポルトガル語、スペイン語の三ヶ国語で発行したのが特徴でした。これまでの日本の教団の発行物に、このようなものはなかったと思います。ポルトガル語版のためには板東洋三郎牧師、またスペイン語版のためには殿岡タケヒコ兄の御奉仕を頂きました。(これは余談ですが、2014年7月29日に殿岡兄の御令嬢の結婚式を司式させて頂きました。関心のある方は当ホームページの『アルバム静画』をご覧ください。)ここに、日本語版の2006年12月20日発行の第一号から2008年10月15日発行の第五号までを掲載し、日本での南米人アドベンチストの貴重な活動を歴史として残したいと思います。

2015年6月15日 12時08分56秒 (Mon)

アドベンチスト南米人ニュース 『南十字星』

アドベンチスト南米人ニュース 『南十字星』かつて私は、日本アドベンチスト教団の国際伝道部を兼務させて頂きました。その当時、私が編集・発行しておりました「アドベンチスト南米人ニュース『南十字星』」を紹介させて頂きます。日本語、ポルトガル語、スペイン語の三ヶ国語で発行したのが特徴でした。これまでの日本の教団の発行物に、このようなものはなかったと思います。ポルトガル語版のためには板東洋三郎牧師、またスペイン語版のためには殿岡タケヒコ兄の御奉仕を頂きました。(これは余談ですが、2014年7月29日に殿岡兄の御令嬢の結婚式を司式させて頂きました。関心のある方は当ホームページの『アルバム静画』をご覧ください。)ここに、日本語版の2006年12月20日発行の第一号から2008年10月15日発行の第五号までを掲載し、日本での南米人アドベンチストの貴重な活動を歴史として残したいと思います。

プロフィール

プロフィール画像
性別
現住所
愛媛県今治市波方町郷乙404₋32
職業
牧師・宣教師
自己紹介
●新名(しんみょう) 忠臣(ただおみ)
●実践神学博士(米国アンドリューズ大学神学院)、元親業インストラクター
●札幌、小樽、苫小牧、仙台、東京・天沼で牧師を歴任。
●セブンスデー・アドベンチスト教団北海道教区長、青年部長、コミュニケーション部長、宗教自由部長、ラジオ牧師、総務局長等を歴任。
●宣教師としてシンガポールと韓国に在住し、副総務、コミュニケーション部、宗教自由部、出版部、ラジオ・テレ部等の部長としてアジア太平洋地域を巡回指導。
●最近まで、北アジア太平洋支部宣教部副部長。
●著書『夫と妻のコミュニケーション』(キリスト新聞社)『親と子のコミュニケーション』(キリスト新聞社)『わが青春は主のために』(三五堂)『暮らしの中のキリスト教』(新教出版社)『地球家族と聖書の言葉』(福音社)等。
Self Introduction in English
Full Name: Tadaomi Shinmyo
Sex: Male
Nationality: Japan
Citizenship: Japan

Education:
●B.A. in Theology in 1966 (Japan Missionary College)
●M.A. in Philosophy and Religion in 1972 (Philippine Union College Graduate School)
●Ordination: March 1973
●Doctor of Ministry in 1987 (Theological Seminary of Andrews University in USA)

Vocation:
●Pastor of the Japan Union Conference since 1966.
●Departmental Director of the Japan Union Conference for over 14 years.
●Radio Speaker and Japan Union Conference Secretary for a while.
●Missionary assigned to Departmental Director of Communication, Religious Liberty, Publishing Ministries, TV & Shortwave Radio Ministries, and Associate Secretary to Asia Pacific Division based in Singapore and Northern Asia-Pacific Division based in Korea for all together 9 years and 7 months.
facebook
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