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2014年4月 アーカイブ

2014年4月25日 14時46分31秒 (Fri)

結婚の勧め その一 神の御計画

 日本国憲法は、その第十一条で国民の基本的人権を保障しています。さらに、第十二条で「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない」と述べています。ですから、日本人は結婚に関しても憲法で保障されているように対応できます。つまり、結婚するか否かを自由に決断する権利を持っています。誰も結婚しなさいとか、結婚してはならないと強制できません。そして、このような態度を「国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない」と憲法は謳っています。このところ、日本では結婚年齢が上がり、昔のようには適齢期の男女に結婚を迫るような周囲の重圧はなくなっています。この傾向は、ある意味では未婚者の結婚に対する自由な考え方を尊重していると理解すれば歓迎すべきです。ところが、最近の若い男女には、結婚すると伴侶のことを考えないといけないので、自分の好きなように出来ないという理由で独身を貫く人がいます。このような考え方は自分中心で、利己主義です。実は、先ほどの第十二条の後半には、「又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ」と書かれています。ここでは、自由を「濫用してはならない」また「公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ」と強調されています。このことは結婚についても言えます。実は、「公共」の一番小さな単位は夫婦です。自由は自分一人のためにあるのではなく、公共のためにあるのです。そして、公共が存在するためには結婚は必須です。聖書には人類最初の結婚について非常に興味深い記録があります。神によって創造された最初の男女が、神御自身の司式によって結婚式をしているのです。その際に、なぜ人間に結婚が必要かについて、神が語られた大変示唆に富んだ言葉があります。
 旧約聖書の創世記二章一八節に、「主なる神は言われた。『人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう』」とあります。なぜ、神は「人が独りでいるのは良くない」と言われたのでしょうか。推測できることは、相手の世話などしたくないという自己中心・利己主義的生き方による人間の不幸を防ぐためでした。

2014年4月18日 14時56分48秒 (Fri)

運とは? その五 聖書の中のくじ

ある文房具店の増税前の「文具の祭典」チラシに誘われ、いくつかの品物を目当てに出かけました。いつもはシャッター通りと言われ、閑散としている商店街なのに、その店の前だけは法被姿の店員が道路に溢れ、車の整理や客の対応に追われていました。私は書類の整理のためにホールダー、Lサイズ用アルバム、プリンター用インク、書道用の小筆を買いました。そして、会計で代金を支払うと、三千円の買上毎に一枚の福引券を贈呈していました。店の外の歩道に福引担当の女性店員がいましたので、私も抽選券を渡してくじを引きました。特賞の他、一等から五等まであり、最後は残念賞となっていました。私の結果は「はずれ」でしたが、「空クジなし」との宣伝の通り残念賞でボールペン一本をもらいました。ある辞典は、「くじ」は「紙片や竹片などに文句や記号を記し、その一つを抜き取って、事の成否や吉凶を判断したり、当落・順番などを決めたりする方法。また、その紙片・竹片など。古くは神意をうかがうのに用いた」と説明しています。この文具店は感謝大抽選会と銘打って、くじ引きで景品の当落・順番を決めていたのです。その一方で、「古くは神意をうかがうのに用いた」とありますが、事実、聖書には「くじ」が何度も神の御意志を伺う手段として使用されていることが記録されています。イエス・キリストには一二弟子がいましたが、その内の一人であるイスカリオテのユダが背信して脱落し、一一人に減りました。しかし、イエス・キリストの昇天後に、脱落者に代わる弟子を選出する時にくじが用いられているのです。この場合は二人の候補者が立てられ、どちらの者が神の御意にかなうかを求め、神に祈った後でくじを引いています。従って、景品のくじ引きのように、特賞から残念賞まで多数の選択肢があったわけではありません。聖書に登場するくじは二者択一です。当たるか否か、救いか否かで、中間はありません。
新約聖書の使徒行伝一章二六節に、「それから、ふたりのためにくじを引いたところ、マッテヤに当ったので、この人が十一人の使徒たちに加えられることになった」と書かれています。

2014年4月11日 14時47分16秒 (Fri)

運とは? その四 おみくじ

 神社仏閣に行くと、必ずと言っていいほど「おみくじ」が売られています。ある辞書は、「おみくじ」について「神仏のお告げを得て吉凶を知るために引く、くじ」と定義しています。「おみくじ」の「お」と「み」は、二つとも丁寧語の接頭辞です。「おみくじ」購入者は、引いたくじの内容を読んだ後に、境内の樹木の枝や葉に、その紙片を結びつけています。この習慣は、「結ぶ」が恋愛の「縁を結ぶ」とか、神との「縁を結ぶ」ということに起因しているそうです。さて、人々は「おみくじ」の内容を見て喜んだり、困ったりするのではないでしょうか。「おみくじ」には、番号、運勢の説明、吉凶、和歌・漢詩等が印刷されているからです。吉凶では、「大吉、吉、中吉、小吉、凶」とか、さらに種類が増えて「大大吉」「大凶」「大大凶」他が追加されている場合もあります。運勢は「願望、健康、体調、仕事、交渉、恋愛、縁談、待人、出産、金運、商売、相場、学問、学業、受験、技芸、転居、旅行、争事」等について予見し、助言しているのですが、私は常々疑問に思っていることがあります。例えば、事業に成功している元気一杯の社長が「おみくじ」を引くと「大凶」、しかも運勢においても健康は要注意、仕事は慎重に、金運は遠のくと印刷されていたとします。この社長は、現在の自分の状況と正反対の託宣を告げる「運の悪い」「おみくじ」を破り捨て、もう一度引き直すでしょうか。そもそも、「おみくじ」は誰に引かれるかは関係なく、引かれる人の運勢を既に決めてしまっているのです。聖書で否定されている占い師でさえ、来談者一人ひとりの顔、手相、名前等を調べ、その資料に基づいて結果を告げるのです。それなのに、その人についての何の情報もないままに、ある意味で勝手にその人の運命を決定しているくじを引いて一喜一憂するのは不合理ではないでしょうか。あるいは、人々はそれを承知で「おみくじ」を楽しんでいるのかもしれません。
 新約聖書のガラテヤ人への手紙六章七節に、「まちがってはいけない、神は侮られるようなかたではない。人は自分のまいたものを、刈り取ることになる」と明言されています。各自が自分の人生を決めるのです。

2014年4月4日 12時45分56秒 (Fri)

運とは? その三 開運の意味

 ある金融機関に預けていた定期預金の満期が来たので、「何か利息の良い商品はありますか」と質問しました。すると、現在は総じて預金の利率は非常に低いということでした。そこで紹介されたのが、「開運○○○○」という懸賞付定期預金でした。この商品は、二〇万円以上一千万円以下の預入金額対象の期間一年の定期預金で、募集総額が八百億円となっていました。魅力は、「○○賞」という懸賞金一〇万円が四〇本、「○○賞」一万円が四百本、「○○賞」千円が四万本あることです。さて、この懸賞付定期預金に申し込み、抽選の結果いずれかの「○○賞」に当たる人は、通常の利子に加えてその何倍にも相当する懸賞金を受けるのですから、確かに「運が良かった」、「運が開けた」ということになります。この種の商品は今に始まったものではなく、昔からある「宝くじ」と同じで、日本のみならず海外でも大当たりをした人の話を聞くことがあります。ところで、このような「くじ」に当たった人は、その後の人生において本当に道が開け、幸福な生活が出来たのでしょうか。当たるか当たらないかという「くじ」は、あくまでも当てにならず、不安定で、不確かです。懸賞金が高額であればあるほど当たる確率は低くなり、はずれる人が多くなります。つまり、「運が良かった」人や「運が開けた」人は非常に少数なのです。このような概念で「開運」という言葉を使用すれば、この世の中で「開運」に預かる人はごくわずかしかいないことになり、その一方では運の閉ざされた「閉運」の人で満ち溢れていることになります。こういう意味で、「くじ」で「開運」を期待するのには問題があるのです。これに対して聖書は、すべての人の道が開かれ、各自には素晴らしい将来が与えられると教えているのです。何もしないで、ただ「くじに当たる」のを待つ他人任せの生き方ではなく、生命の賦与者であられる神と共に自らも汗を流し、努力することによって道を切り開いていく人生です。聖書の人生観、世界観は行動的です。
 旧約聖書のエレミヤ書二九章一一節には、「主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである」とあり、神は人間を幸福にするために能動的なお方です。

プロフィール

プロフィール画像
性別
現住所
愛媛県今治市波方町郷乙404₋32
職業
牧師・宣教師
自己紹介
●新名(しんみょう) 忠臣(ただおみ)
●実践神学博士(米国アンドリューズ大学神学院)、元親業インストラクター
●札幌、小樽、苫小牧、仙台、東京・天沼で牧師を歴任。
●セブンスデー・アドベンチスト教団北海道教区長、青年部長、コミュニケーション部長、宗教自由部長、ラジオ牧師、総務局長等を歴任。
●宣教師としてシンガポールと韓国に在住し、副総務、コミュニケーション部、宗教自由部、出版部、ラジオ・テレ部等の部長としてアジア太平洋地域を巡回指導。
●最近まで、北アジア太平洋支部宣教部副部長。
●著書『夫と妻のコミュニケーション』(キリスト新聞社)『親と子のコミュニケーション』(キリスト新聞社)『わが青春は主のために』(三五堂)『暮らしの中のキリスト教』(新教出版社)『地球家族と聖書の言葉』(福音社)等。
Self Introduction in English
Full Name: Tadaomi Shinmyo
Sex: Male
Nationality: Japan
Citizenship: Japan

Education:
●B.A. in Theology in 1966 (Japan Missionary College)
●M.A. in Philosophy and Religion in 1972 (Philippine Union College Graduate School)
●Ordination: March 1973
●Doctor of Ministry in 1987 (Theological Seminary of Andrews University in USA)

Vocation:
●Pastor of the Japan Union Conference since 1966.
●Departmental Director of the Japan Union Conference for over 14 years.
●Radio Speaker and Japan Union Conference Secretary for a while.
●Missionary assigned to Departmental Director of Communication, Religious Liberty, Publishing Ministries, TV & Shortwave Radio Ministries, and Associate Secretary to Asia Pacific Division based in Singapore and Northern Asia-Pacific Division based in Korea for all together 9 years and 7 months.
facebook
http://www.facebook.com/home.php?clk_loc=5#!/profile.php?id=100001267058201

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