2013年6月 アーカイブ
2013年6月28日 15時18分30秒 (Fri)
信仰の効用 その一 生きる力
日本の自殺者は、一九九八年以来一四年間連続、毎年三万人以上を記録していました。この事実は、自殺者の家族にとってはもとより、国家にとっても大きな痛手であり、損失です。少子高齢化、人口減少に歯止めをかけるべく、様々な対策を講じているにもかかわらず、自殺者が多いということは非常に皮肉な現象です。では、なぜ日本人は自殺するのでしょうか。調査によれば、自殺者の原因は総じて次のような順位で分類されています。一番多いのは健康問題、第二位は経済・生活問題、第三位は家庭問題、第四位は勤務問題、第五位は男女問題、第六位は学校問題です。もちろん、年齢層によって原因の順位は異なります。例えば、二〇歳未満では学校問題が第一位であり、六〇歳以上の高齢者では健康問題が第一位になっています。また、五〇代の働き盛りでは経済・生活問題が第一位です。これらの分析は十分に納得できます。しかし、いずれの年代においても、本当に学校問題、健康問題、経済・生活問題が自殺の原因でしょうか。なぜなら、このような問題に直面しながらも、自殺をしない人々がいるからです。つまり、同じ問題を持ちながら生き抜く人もいるのです。ある場合には、自殺者よりももっと厳しい状況の中で耐え抜いている人もいるはずです。ということは、自殺をするか否かの決め手は、生きる力があるか否かということになります。その問題が何であろうとも、生きる力が問題に勝っていれば自殺しなくて済みます。そこで鍵となるのが、生きる力です。この生きる力が無限にあればいいのですが、それには限界があるのです。ですから、その限界を超える問題が襲ってくると耐えられなくなります。しかし、このような時にも、人間の限界を超えて存在しておられる全知全能の神を信じている人には希望があるのです。その神に助けを求めることができるからです。
新約聖書のマタイによる福音書一一章二八節でイエス・キリストは、「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう」と語っておられます。耐えられないような諸問題に遭遇しても、イエス・キリストを信じることによってそれを切り抜けられるのです。これが信仰の効用です。
新約聖書のマタイによる福音書一一章二八節でイエス・キリストは、「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう」と語っておられます。耐えられないような諸問題に遭遇しても、イエス・キリストを信じることによってそれを切り抜けられるのです。これが信仰の効用です。
2013年6月21日 16時04分18秒 (Fri)
天国とは? その六 無宗教的天国
「あなたの宗教は何ですか」との質問に対して、「無神論です」と答える人がいます。無神論は有神論の反対の立場であり、神の存在を否定する思想です。また「無宗教です」と言う人もいます。無宗教とは特定の宗教を持っていないことであり、必ずしも神の存在を否定していない場合もあります。さらに、唯物論や機械論を唱える人がおり、物質世界への超越的な力や霊魂の介入を否定します。その一方で、必ずしも神の存在は否定しないとも言われます。ともかく、無神論者、無宗教者、唯物論者、機械論者は、人は死ねばどこへ行くと考えているのでしょうか。そして、彼らはどんな葬儀を望むのでしょうか。確かに、近年ではメモリアルホールが登場して、宗教施設でなくても葬儀が可能となっています。また、音楽葬を含めて無宗教の葬儀があり、故人の遺言を尊重して様々の形式で葬儀が挙行されています。そういう意味では、大変便利な時代となりました。さて、無神論者、無宗教者、唯物論者、機械論者は、総じて言えば目に見えないものは存在しない、つまり人間は死んだらそれで終わりであり、死後の世界等は信じないはずです。つまり、天国や地獄は認めないはずです。ところが、不思議なことですが、そうした人々の葬儀での弔辞の中で、時々「天国の○○君」と呼びかけるのを聞きます。また、「○○さん、天国から見守っていて下さい」と語りかけるのを耳にします。この世でどんなに悪いことをした人に対しても、誰も「地獄で十分に苦しんで下さい」とは決して言いません。これが人間の心情だと思います。生きている人は誰でも死後は天国に行きたいですし、死んだ人には天国で過ごしてもらいたいのです。しかし、こういう気持ちは、あくまでも人間のあいまいさから出た願望であり、それが必ずしもそうなるとは限りません。実際、宇宙は、そして地球は、あいまいではなく、はっきりとした原則、法則によって動いています。それは、人が生まれ、生き、死ぬる場合もそうなのです。どんな結果にも必ずその原因があります。天国か地獄かを決定するのは生前のその人の生き方です。新約聖書のガラテヤ人への手紙六章七節には、「まちがってはいけない、神は侮られるようなかたではない。人は自分のまいたものを、刈り取ることになる」と断言され、各自は人生の結果として天国か地獄かの二者択一をするのです。
2013年6月14日 15時01分23秒 (Fri)
天国とは? その五 聖書的天国
聖書は、人は死ねばどこへ行くと教えているのでしょうか。おそらく、多くの人々は天国か地獄だと思うでしょうが、事実は天国へも地獄へも行かず、無意識の眠りの状態に入ると教えています。しかし、その眠りの状態は永遠に続くのではなく、目覚める時、即ち復活の日を迎えるのです。新約聖書のコリント人への第一の手紙一五章五一~五二節に、「ここで、あなたがたに奥義を告げよう。わたしたちすべては、眠り続けるのではない。終りのラッパの響きと共に、またたく間に、一瞬にして変えられる。というのは、ラッパが響いて、死人は朽ちない者によみがえらされ、わたしたちは変えられるのである」とあります。このラッパが鳴り響く時とはイエス・キリストの再臨のことです。新約聖書のテサロニケ人への第一の手紙四章一六~一七節に、「すなわち、主ご自身が天使のかしらの声と神のラッパの鳴り響くうちに、合図の声で、天から下ってこられる。その時、キリストにあって死んだ人々が、まず最初によみがえり、それから生き残っているわたしたちが、彼らと共に雲に包まれて引き上げられ、空中で主に会い、こうして、いつも主と共にいるであろう」と書かれています。そして、この復活は、イエス・キリストがそうであられたように単なる霊魂の復活のみならず、肉体を伴った復活なのです。復活を信じなかった弟子トマスに対してイエス・キリストは、「あなたの指をここにつけて、わたしの手を見なさい。手をのばしてわたしのわきにさし入れてみなさい。信じない者にならないで、信じる者になりなさい」(ヨハネによる福音書二〇章二七節)と言われました。死後の復活が肉体を伴うものであれば、天国と地獄も実際の場所でなければなりません。旧約聖書のイザヤ書六五章二五節では天国を預言して、「おおかみと小羊とは共に食らい、ししは牛のようにわらを食らい、へびはちりを食物とする。・・・」とあります。天国では捕食や食物連鎖はありません。新約聖書のヨハネの黙示録二一章には、天国の詳細な描写があります。また、地獄も実態で、天国に行けない人々は火で燃え尽きるまで焼かれて消滅します。同書の二〇章一五節に、「このいのちの書に名がしるされていない者はみな、火の池に投げ込まれた」と述べられています。
2013年6月7日 16時00分14秒 (Fri)
天国とは? その四 プロテスタント的天国
一般のプロテスタント教会では、人は死ねばどこへ行くと教えているのでしょうか。プロテスタントとは、それまでのキリスト教であるカトリックや正教会を旧教と呼ぶのに対して、宗教改革によって生まれた新教のことです。プロテスタントの意味は「抵抗する者」ですが、それは改革者が旧教の教えに抵抗したからです。プロテスタントの三原則は、聖書を信仰と行為の唯一の権威とすること、行為ではなく神の恵みによる信仰によって救われること、人間の仲介なくして直接に神と交わることができるという万人祭司説です。従って、プロテスタントの天国論は聖書に基づいているはずです。聖書には、天国と地獄という言葉が何度も見出されます。プロテスタント教会では、人間は最終的には救いに至るかそうでないかのいずれかであると考えています。そして、救われる者は神の用意しておられる天国に入ることができるのです。新約聖書のマタイによる福音書七章二一節でイエス・キリストは、「わたしにむかって『主よ、主よ』と言う者が、みな天国にはいるのではなく、ただ、天にいますわが父の御旨を行う者だけが、はいるのである」と教えておられます。また、新約聖書のヨハネによる福音書一四章三節でイエス・キリストは、「そして、行って、場所の用意ができたならば、またきて、あなたがたをわたしのところに迎えよう。わたしのおる所にあなたがたもおらせるためである」と語っておられます。一方、イエス・キリストとの交わりを持てない者は天国には入れない、即ち地獄に行くということになります。新約聖書のマタイによる福音書二三章三三節でイエス・キリストは、「へびよ、まむしの子らよ、どうして地獄の刑罰をのがれることができようか」と述べておられます。また、新約聖書のルカによる福音書一六章一九~三一節でも、金持ちとラザロの例え話を用いて地獄について描写しておられます。こういうわけで、プロテスタント教会は聖書至上主義という観点から、聖書に歴然と示されている天国と地獄を信じているはずです。ところが、実際には教派によってその理解は必ずしも一致しておらず、さらに同一教派内においても各信者によって理解が異なる場合があるのです。人は皆、各自の言動は別にして、天国に行きたいと願っているからです。換言すれば、死後どこへ行くかという問題はそれほど繊細で微妙だということです。
- 水曜聖書講座
- 世界総会総理安息日礼拝説教(和訳) GC President Sermon
- 安息日礼拝説教(音声) Sabbath Sermon (Voice)
- ブログ 毎週更新 Blog Weekly
- アルバム 静画 Album Photo
- アルバム 動画 Album Movie
- 本の紹介 1 Book 1
- 本の紹介 2 Book 2
- 本の紹介 3 Book 3
- 本の紹介 4 Book 4
- 本の紹介 5 Book 5
- 本の紹介 6 Book 6
- 本の紹介 7 Book 7
- 本の紹介 8 Book 8
- 本の紹介 9 Book 9
- 本の紹介 10 Book 10
- 日本PMMニュース PMM Newsletter in Japan
- アドベンチスト南米人ニュース Adventist South Americans
- 北アジア太平洋支部所属時宣教活動 Missionary Activities under Northern Asia-Pacific Division
- 新聞掲載記事 News Articles to Papers
- 英文雑誌掲載記事 Articles to English Magazines
- English Article 1
- English Article 2
- English Article 3
- フリーページ 日本語 1 Japanese Article 1
- フリーページ 日本語 2 Japanese Article 2
- フリーページ 日本語 3 Japanese Article 3
- フリーページ 日本語 4 Japanese Article 4
- フリーページ 日本語 5 Japanese Article 5
- フリーページ English Article 1
- フリーページ English Article 2
- フリーページ English Article 3
- 論文 1 English Thesis
- 論文 2 English Dissertation
- 論文 3 日本語 Japanese Thesis
- 論文 4 日本語 Japanese Thesis
- 掲示板 Bulletin Board
- リンク Link
- フリーページ
プロフィール

- 性別
- 男
- 現住所
- 愛媛県今治市波方町郷乙404₋32
- 職業
- 牧師・宣教師
- 自己紹介
- ●新名(しんみょう) 忠臣(ただおみ)
●実践神学博士(米国アンドリューズ大学神学院)、元親業インストラクター
●札幌、小樽、苫小牧、仙台、東京・天沼で牧師を歴任。
●セブンスデー・アドベンチスト教団北海道教区長、青年部長、コミュニケーション部長、宗教自由部長、ラジオ牧師、総務局長等を歴任。
●宣教師としてシンガポールと韓国に在住し、副総務、コミュニケーション部、宗教自由部、出版部、ラジオ・テレ部等の部長としてアジア太平洋地域を巡回指導。
●最近まで、北アジア太平洋支部宣教部副部長。
●著書『夫と妻のコミュニケーション』(キリスト新聞社)『親と子のコミュニケーション』(キリスト新聞社)『わが青春は主のために』(三五堂)『暮らしの中のキリスト教』(新教出版社)『地球家族と聖書の言葉』(福音社)等。
- Self Introduction in English
- Full Name: Tadaomi Shinmyo
Sex: Male
Nationality: Japan
Citizenship: Japan
Education:
●B.A. in Theology in 1966 (Japan Missionary College)
●M.A. in Philosophy and Religion in 1972 (Philippine Union College Graduate School)
●Ordination: March 1973
●Doctor of Ministry in 1987 (Theological Seminary of Andrews University in USA)
Vocation:
●Pastor of the Japan Union Conference since 1966.
●Departmental Director of the Japan Union Conference for over 14 years.
●Radio Speaker and Japan Union Conference Secretary for a while.
●Missionary assigned to Departmental Director of Communication, Religious Liberty, Publishing Ministries, TV & Shortwave Radio Ministries, and Associate Secretary to Asia Pacific Division based in Singapore and Northern Asia-Pacific Division based in Korea for all together 9 years and 7 months.
- http://www.facebook.com/home.php?clk_loc=5#!/profile.php?id=100001267058201
日本PMMニュース PMM Newsletter in Japan
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
| 1 | ||||||
| 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
| 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
| 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
| 30 | 31 | |||||
アドベンチスト南米人ニュース Adventist South Americans
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
| 1 | ||||||
| 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
| 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
| 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
| 30 | 31 | |||||
北アジア太平洋支部所属時宣教活動 Missionary Activities under Northern Asia-Pacific Division
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
| 1 | ||||||
| 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
| 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
| 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
| 30 | 31 | |||||
新聞掲載記事 News Articles to Papers
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
| 1 | ||||||
| 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
| 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
| 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
| 30 | 31 | |||||
カテゴリー
アーカイブ
携帯用QRコード
- 水曜聖書講座
- 世界総会総理安息日礼拝説教(和訳) GC President Sermon
- 安息日礼拝説教(音声) Sabbath Sermon (Voice)
- ブログ 毎週更新 Blog Weekly
- アルバム 静画 Album Photo
- アルバム 動画 Album Movie
- 本の紹介 1 Book 1
- 本の紹介 2 Book 2
- 本の紹介 3 Book 3
- 本の紹介 4 Book 4
- 本の紹介 5 Book 5
- 本の紹介 6 Book 6
- 本の紹介 7 Book 7
- 本の紹介 8 Book 8
- 本の紹介 9 Book 9
- 本の紹介 10 Book 10
- 日本PMMニュース PMM Newsletter in Japan
- アドベンチスト南米人ニュース Adventist South Americans
- 北アジア太平洋支部所属時宣教活動 Missionary Activities under Northern Asia-Pacific Division
- 新聞掲載記事 News Articles to Papers
- 英文雑誌掲載記事 Articles to English Magazines
- English Article 1
- English Article 2
- English Article 3
- フリーページ 日本語 1 Japanese Article 1
- フリーページ 日本語 2 Japanese Article 2
- フリーページ 日本語 3 Japanese Article 3
- フリーページ 日本語 4 Japanese Article 4
- フリーページ 日本語 5 Japanese Article 5
- フリーページ English Article 1
- フリーページ English Article 2
- フリーページ English Article 3
- 論文 1 English Thesis
- 論文 2 English Dissertation
- 論文 3 日本語 Japanese Thesis
- 論文 4 日本語 Japanese Thesis
- 掲示板 Bulletin Board
- リンク Link
- フリーページ
