2012年10月 アーカイブ
2012年10月26日 8時49分05秒 (Fri)
韓国のキリスト教 その一
韓国は、アジアで唯一のプロテスタントが主流のキリスト教国と言われています。人口の二五%から三〇%がクリスチャンということですから、隣国日本の一%にも満たない状態と比べれば驚異的と言わなければなりません。韓国では日曜日のデパートやスーパーマーケットは、人々が教会に行くために午前中は閑散としています。それほどクリスチャンが多いという証拠が、私の住んでいた一五階建のアパートにも顕著に見られました。このアパートには三か所の入口があり、各箇所にエレベーターがあり、各階の踊り場の両側に住宅がある設計になっています。私の住宅は真ん中の入口から入り、エレベーターで行くと一二階の左側です。ある時、家内と一五階から一階まで階段を利用して、各階の両側のドアーを注意深く観察して降りて行きました。それは、ドアーにその家族が属しているキリスト教会のシールがあるかどうかを調べるためでした。韓国では、自分の所属している教会のロゴとその名前が印刷されているシールをドアーに張り付ける習慣があるのです。私たちも、かつて韓国在任中はその習慣に従ってそうしていました。今回、私たちを含めて同じエレベーターを利用する合計三〇世帯のうち、プロテスタント教会のシールをドアーに張っていたのは一〇世帯でした。さらに私たちのように、シールを張っていないクリスチャン家族が他にもいるかもしれません。すると、完全に三分の一以上になります。韓国にクリスチャンが多いもう一つの証拠として、街頭で教会のパンフレットを配る婦人たちによく出会うことです。日本では街頭でチラシやティッシュを配布するのは商品や店の宣伝ですが、韓国ではプロテスタント教会がそれをするのです。こういうわけで、韓国ではキリスト教、特にプロテスタント教会が伝道活動を盛んにしていることがわかります。
新約聖書のテモテへの第二の手紙四章二節には、「御言を宣べ伝えなさい。時が良くても悪くても、それを励み、あくまでも寛容な心でよく教えて、責め、戒め、勧めなさい」とあります。
写真説明:私が住んでいた韓国の一五階建のアパート
2012年10月19日 15時29分11秒 (Fri)
北方四島、竹島、尖閣諸島の領有権:聖書的見解 その三
新約聖書の使徒行伝一七章二四~二六節に次のような記述があります。「この世界と、その中にある万物とを造った神は、天地の主であるのだから、手で造った宮などにはお住みにならない。また、何か不足でもしておるかのように、人の手によって仕えられる必要もない。神は、すべての人々に命と息と万物とを与え、また、ひとりの人から、あらゆる民族を造り出して、地の全面に住まわせ、それぞれに時代を区分し、国土の境界を定めて下さったのである。」ここには、聖書の神がどのようなお方であるかが明白に紹介されています。第一に、神は天地万物の創造者です。第二に、神は人間に世話される必要がありません。第三に、神は「ひとりの人から、あらゆる民族」を創造されました。この「ひとりの人」とはアダムのことです。第四に、神は地球の全面に民族を住まわせられました。第五に、神は各々の民族に時代を区分し、国土の境界を定められました。換言すれば、神は各民族に世界歴史の中において存続期間と領有地を決められたということです。つまり、神は人間を含む天地万物の創造者であり、従って土地を含む万物の所有者です。そして、神が国土の境界を定められるというのです。ですから、各民族としては神の決定に従うしかありません。では、具体的には、どのように各民族の土地の境界が定められるのでしょうか。旧約聖書の申命記三二章八節には、「いと高き者は人の子らを分け、諸国民にその嗣業を与えられたとき、イスラエルの子らの数に照して、もろもろの民の境を定められた」と書かれています。ここからは、神が国民の数、すなわち人口に応じて国の境界を定められたということがわかります。人口の多い民族・国家が広い国土を割り当てられたということです。これは、誰しもが納得できる非常に明快な方法です。このように神を王とし、神を中心とする政治方式が神権政治です。今日の領有権の根本問題は、神ではなく、人間が中心になり、人間が神の立場に立っていることに起因しています。ですから、この問題の究極的解決は、全人類が神を認め、神の前に謙虚になることです。
旧約聖書のホセア書一四章一節に、「・・・あなたの神、主に帰れ。・・・」という切実な訴えがあります。
旧約聖書のホセア書一四章一節に、「・・・あなたの神、主に帰れ。・・・」という切実な訴えがあります。
2012年10月12日 15時16分11秒 (Fri)
北方四島、竹島、尖閣諸島の領有権:聖書的見解 その二
日本の国土は、北から南に細長い形体をしており、そのために日本海側では、ロシア・韓国・中国と国境を接する宿命になっています。その結果として、これらの国々と北方四島、竹島、尖閣諸島の領有権をめぐって対立が続いているのです。聖書によれば、地球上のすべての土地や海域はそれを創造された神に所属するものであり、どの国家・国民も自分の所有物であると主張して争うような傲慢な態度を取るべきではなく、お互いに謙遜になるべきです。旧約聖書の創世記一章二六節に次のように書かれています。「神はまた言われた、『われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造り、これに海の魚と、空の鳥と、家畜と、地のすべての獣と、地のすべての這うものとを治めさせよう』。」実は、空中・地上・海中のすべての生物は人間より先に創造されと聖書は書いています。そして、最後に人間が創造され、あらゆる生物の管理者とされたのです。つまり、空中・土地・海域のすべて生物の所有者は神であり、そしてそれらの生物の管理者が人間だということです。従って、本来ならば神の前に全人類が謙虚になり、所有権はもとより、管理権を争うことをすべきではありません。もし、現実に領土や海域の領有権で問題がある場合には、空気の領有権については主張しないように、お互いに領有権で争わず、良い解決策が見つかるまで待つことです。尖閣諸島の問題について、かつての中国の指導者・鄧小平は、自分たちの世代は知恵が足りず解決できないので、もっと知恵のある次世代に託そうとして一時的棚上げ論を提案し、日中平和友好条約が締結されたと言われています。この考え方は、ある意味で聖書的見解だと言えます。なぜなら、この世界のすべての問題は、イエス・キリストの御再臨の時に解決がつくからです。ですから、日本のすべての領土問題をイエス・キリストの御再臨まで一時的に棚上げして、関係国と友好関係を保ち、双方の利益を享受するのが賢明だと言えましょう。
新約聖書のヘブル人への手紙一〇章三六、三七節に次の勧告があります。「神の御旨を行って約束のものを受けるため、あなたがたに必要なのは、忍耐である。『もうしばらくすれば、きたるべきかたがお見えになる。遅くなることはない。』」この「きたるべきかたがお見えになる」とは、イエス・キリストの御再臨のことです。
新約聖書のヘブル人への手紙一〇章三六、三七節に次の勧告があります。「神の御旨を行って約束のものを受けるため、あなたがたに必要なのは、忍耐である。『もうしばらくすれば、きたるべきかたがお見えになる。遅くなることはない。』」この「きたるべきかたがお見えになる」とは、イエス・キリストの御再臨のことです。
2012年10月5日 15時36分53秒 (Fri)
北方四島、竹島、尖閣諸島の領有権:聖書的見解 その一
現在、日本はロシアとの間で北方四島(歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島)、韓国との間で竹島(韓国名:独島)、中国との間で尖閣諸島(中国名:釣魚島)の領有権をめぐって深刻な問題を抱えています。これらの領土は、それぞれの国の国土と比較すれば、全く取るに足りない小さな島々です。それなのに、なぜこれほどの緊張が双方の国にあるのかといえば、軍事的戦略及び天然資源開発の観点から重要な意味も持つからです。それでは、なぜ一つの島を二つの国が自分の領土だと主張するのでしょうか。その理由は、双方の国がその島を自国に併合したという、それぞれ異なった過去の歴史的事件と、その年代を主張するからです。例えば、先の第二次世界大戦で北方領土を失った日本とすれば、その戦争前は日本の領土であったと言います。もし、この論理を採用すれば、その島の所属について歴史的に一番古い年代まで遡ることができる国が所有権を持つことになります。では、ロシア、韓国、中国、日本という国家がまだ出現しない時代には、これらの島々はどこに、又は誰に所属していたのでしょうか。人類の起源の発生時には、領土問題は存在しなかったはずです。地球の人口が少なく、未発見の大陸があった時代には、人間は利用したい土地と海域をいくらでも自由に拡大できたことでしょう。そもそも、地も海も人間が生産したものではなく、人間の出現以前に既に存在していたのです。つまり、最初は誰かの領土・領海だと明記されていたわけではなく、従って登記簿のような書類もなかったのです。それにもかかわらず、それを人間同士が自分の土地・海域だと所有権を主張して争うのは、良く考えてみると実に愚かなことです。まして、世界地図では点にしかならないような微小の島々をめぐって、戦争まで起こしかねない非難を応酬するとは、なんという馬鹿げたことでしょうか。この問題について私は、クリスチャンとして明快な聖書的見解を持つことができ誠に幸いです。
旧約聖書の詩篇二四篇一節に、「地と、それに満ちるもの、世界と、そのなかに住む者とは主のものである」と明言されています。つまり、地球及び地球上のすべての領有権は神にあると宣言されています。もし、世界中の指導者が謙虚になって聖書的見解を持つならば、すべての領有権問題は無くなるでしょう。
旧約聖書の詩篇二四篇一節に、「地と、それに満ちるもの、世界と、そのなかに住む者とは主のものである」と明言されています。つまり、地球及び地球上のすべての領有権は神にあると宣言されています。もし、世界中の指導者が謙虚になって聖書的見解を持つならば、すべての領有権問題は無くなるでしょう。
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プロフィール

- 性別
- 男
- 現住所
- 愛媛県今治市波方町郷乙404₋32
- 職業
- 牧師・宣教師
- 自己紹介
- ●新名(しんみょう) 忠臣(ただおみ)
●実践神学博士(米国アンドリューズ大学神学院)、元親業インストラクター
●札幌、小樽、苫小牧、仙台、東京・天沼で牧師を歴任。
●セブンスデー・アドベンチスト教団北海道教区長、青年部長、コミュニケーション部長、宗教自由部長、ラジオ牧師、総務局長等を歴任。
●宣教師としてシンガポールと韓国に在住し、副総務、コミュニケーション部、宗教自由部、出版部、ラジオ・テレ部等の部長としてアジア太平洋地域を巡回指導。
●最近まで、北アジア太平洋支部宣教部副部長。
●著書『夫と妻のコミュニケーション』(キリスト新聞社)『親と子のコミュニケーション』(キリスト新聞社)『わが青春は主のために』(三五堂)『暮らしの中のキリスト教』(新教出版社)『地球家族と聖書の言葉』(福音社)等。
- Self Introduction in English
- Full Name: Tadaomi Shinmyo
Sex: Male
Nationality: Japan
Citizenship: Japan
Education:
●B.A. in Theology in 1966 (Japan Missionary College)
●M.A. in Philosophy and Religion in 1972 (Philippine Union College Graduate School)
●Ordination: March 1973
●Doctor of Ministry in 1987 (Theological Seminary of Andrews University in USA)
Vocation:
●Pastor of the Japan Union Conference since 1966.
●Departmental Director of the Japan Union Conference for over 14 years.
●Radio Speaker and Japan Union Conference Secretary for a while.
●Missionary assigned to Departmental Director of Communication, Religious Liberty, Publishing Ministries, TV & Shortwave Radio Ministries, and Associate Secretary to Asia Pacific Division based in Singapore and Northern Asia-Pacific Division based in Korea for all together 9 years and 7 months.
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