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2012年9月 アーカイブ

2012年9月28日 15時53分40秒 (Fri)

天徳・地徳・人徳

天徳・地徳・人徳 澳門から香港へ移動し、遅くはなっていましたが夜の九時頃に夕食のためレストランに入りました。しかし驚いたことに、土曜日日の夜で人々が週末を楽しんでいるためか六〇席以上はあると思われる店内は満席の状態で、日本人の私たち夫婦には喧しいほどの話声でごった返していました。お年寄りから子供まで、家族ぐるみで、また友人たちで、人々は円卓のテーブルを囲んで食事をしていました。実は、私たちがここを選んだ理由は菜食レストランであったからです。空席が出るまでしばらく待ちましたが、こんなにも大勢の人々が菜食をしているのを見てうれしくなりました。
やがて私たちのグループ五人は円卓に案内されましたが、店内に仏像が安置されているのに気がつきました。澳門でもそうでしたが、香港でも菜食レストランは仏教徒によって経営されていることが多いのです。これは、台湾でも同じです。このレストランの名前は「三徳素食館」でした。香港に二店と中国福建省に一店を持っているそうです。英語で、”Three Virtues Vegetarian Restaurant” とありましたので、給仕をしていた男性に「三徳」とは何ですかと質問しました。すると、即答できず、聞いて来ますと言って答えてくれたのが、「天徳、地徳、人徳」でした。それで、すぐに思いついたのが、二〇〇九年のNHK大河ドラマの「天地人」でした。この場合は、「天の時、地の利、人の和」を意味すると聞いていました。では、「天徳、地徳、人徳」とは何を意味するのでしょうか。漢字の意味からして表面的には理解できそうですが、仏教ではもっと深い意味があるはずです。事実、その男性は、「法身徳、般若徳、解脱徳」とも書きました。また、店内には「徳食護生」という言葉も目につきました。つまり、食べるということには、単に舌を満足させ、飢えを満たすことだけではなく、それ以上の大切なことが含まれているということです。
 新約聖書のコリント人への第一の手紙一〇章三一節でパウロは、「だから、飲むにも食べるにも、また何事をするにも、すべて神の栄光のためにすべきである」と喝破しています。

2012年9月21日 15時50分36秒 (Fri)

フィリピン女性の香港進出 

フィリピン女性の香港進出  これまで香港を二〇回ほど訪ねていますが、最近の香港の変貌に驚いています。もちろん、人口が増加し、それに伴い新しい建物が加わり、香港を発展させているのはいうまでもありません。しかし、私が言わんとする香港の変化とはフィリピン女性の増加です。以前に訪問した時にも感じましたが、今回はそれ以上でした。日曜日に地下鉄に乗りましたが、乗車券売り場、プラットホーム、電車内、通路等で目立って多いのは、その外観と言葉からしてフィリピン女性なのです。彼女たちの多くは仕事としてメイドをしているのだと思われます。それで、日曜日は休日なので、同じ国の仲間に会いに行っているのでしょう。皆、それぞれに着飾って、うれしそうに、いそいそと出かけているのです。彼女たちの集まる場所は、たいていは公共の広場であり、公園とか、ビルの空間です。コンクリートの床であっても敷物を敷き、ある場合には何百人とも思われるほどの群衆になっていました。これは香港に限らず、澳門でも同じだと思われます。
 このような傾向は、私たちの教会にも現われているのです。香港にある本部教会には外国人も集まっていますが、その中で一番多い外国人はフィリピン人女性です。また、澳門の教会でも外国人の中ではフィリピン人女性がほとんどです。澳門で地元の中国人伝道の開所式をした時のことですが、その式典を祝って集まった約八〇人の人々のうち八割はフィリピン人女性でした。つまり、フィリピン人女性は香港や澳門に進出して仕事をしているのですが、それ以外に教会において地元の人々と共に活発に活動しているのです。実は、これは何も香港や澳門に限ったことではないのです。私が知る限りでも、日本や韓国のアジアにおいて、また遠くはローマやギリシャにおいてもそうでした。そして、これはフィリピン女性の行く所ではどこでも見られる光景に違いありません。
 新約聖書の使徒行伝八章四節には、「さて、散らされて行った人たちは、御言を述べ伝えながら、めぐり歩いた」と書かれています。

写真説明:澳門で地元の中国人伝道の開所式参加者

2012年9月14日 16時21分30秒 (Fri)

敬老の日:九六歳の現役女執事長

敬老の日:九六歳の現役女執事長 二〇一一年五月末から六月初めにかけて、私は山口県の徳山教会で一週間の伝道講演会を八人編成の合唱団と共に開催しました。教会員の方々の十分な準備の結果、講演会は多数の出席者に恵まれ、韓国から来日した私たち九名は、多忙な中にも充実した伝道奉仕の期間を過ごすことができました。その後、私は韓国から帰国し、同年一二月に、そして二〇一二年五月にも同教会で安息日の礼拝説教等の奉仕を依頼されました。その度に、一人の老婦人の活躍に感心させられていたのです。その方は九六歳の半田美佐尾姉です。徳山教会は、安息日礼拝に大人と子供を合わせて二五名前後の出席者ですが、同姉は二〇一二年には女執事長として活躍しています。安息日学校の時間に同姉が校長挨拶をして、私を歓迎してくれました時の笑顔と高い声、また聖書研究中の熱心な態度と聡明な質疑応答に深い感銘を受けました。同姉は第二次世界大戦前に韓国で生まれましたが、小学校四年生の時に親戚を頼って日本の徳山に移住し、それ以来、徳山で育ち、結婚し、生活しています。ご主人との間には三人の子供さんが与えられました。同姉は日曜教会員でありましたが、セブンスデー・アドベンチスト教会の文書伝道者・河平武子姉の訪問を受けたのがきっかけで、一九六四年一〇月一〇日(東京オリンピック開催日)にバプテスマを受け、現在に至っています。ご主人は七八歳で眠りにつきましたが、同姉の祈りの課題は子供さん方の救いです。好きな聖句は、ヨハネによる福音書三章一六節と同一四章一~三節です。同姉の若さの秘訣は、神様の愛を信じ切り、イエス様の間もない御再臨に対する信仰だと思います。私よりも二七歳も年上の同姉からの手紙の中に、次の文面を見て驚愕しました。「先生も御高齢にちかい御年なのですから御無理をなさらず御体にあわせて御過し下さいませ 天の御赦しがあるまで余生を健康で御過し下さいませ」これは例えてみれば、親が子供に「あなたも高齢に近いのだから無理をしないように」とやさしく諭しているようなものです。この文章の中にも、同姉の品性が滲み出ているように思えるのです。
 ヨハネの第一の手紙四章八節には、「愛さない者は、神を知らない。神は愛である」と書かれています。

2012年9月7日 16時04分04秒 (Fri)

愛媛県立今治北高等学校卒業五〇周年記念会 その三 自分の身を証す

愛媛県立今治北高等学校卒業五〇周年記念会 その三 自分の身を証す 私の日毎の祈りの一つは、恩師・同期生への証であり、伝道です。特に、公務を退職して故郷に帰省してからは、この願いを実現したいという思いが強まっていました。ですから、私を含め一度に六九人の同期生と二人の恩師が集合できた今回の同期会は、その目的達成の絶好のチャンスであり、最高の機会でありました。まず、恩師の小沢先生と写真撮影前に話すことができ、私が牧師であることを告げますと、「ああ、これか」と言って、胸のところで十字を切るしぐさをされました。食時中に、もう一人の恩師・渡部先生と隣席になりましたので、長い時間に渡って話すことができました。同先生は、化学の先生らしく、水素と酸素が二対一の割合で結合して水に成るという公式を信じると言いましたので、宗教・信仰にも原則があると弁明しました。同先生に対しては、少なくとも宗教に対する偏見を和らげることができたと思います。この会の司会をしていた同期生は、私が既に牧師だと知っていて、いきなり「ものみの塔」について切り出しましたので、彼の質問に答えて説明をしたことでした。写真撮影の時に、高校時代に一度、今治教会へ誘った友人がいましたので、その時のことを触れましたら、嬉しそうに笑っていました。また、今治教会員の女性と偶然にバス旅行で隣席になった同期生がいましたので、彼女ともしばらく話すことができました。また、他の女性は私の叔父のことをよく知っており、その叔父を通して私の情報も得ているようでした。さて、この日の最後で最高の出会いは、お互いに高校時代のことは覚えていませんでしたが、クリスチャンの女性に出会ったことです。私が牧師だと告白しますと、「まあ、同期生に牧師がいるとは」と大変喜んでくれました。そして、私がセブンスデー・アドベンチストだとわかると、彼女は「その教会は好きです」と言うではありませんか。そして、「母は、その今治教会員でした」と。私は余りの不思議さに、この出会いは「神様のお導きですね」と感激しますと、彼女も同意しました。後に、今治教会で教会員名簿を閲覧しますと、確かにその方の名前が記録されていました。
新約聖書のルカによる福音書二一章一三節でイエス・キリストは、「それは、あなたがたがあかしをする機会となるであろう」とありますが、まさに此の度の同期会は私にとって格好の証と伝道の場となりました。

写真説明:恩師の小沢清馬先生と同期会司会者と共に

プロフィール

プロフィール画像
性別
現住所
愛媛県今治市波方町郷乙404₋32
職業
牧師・宣教師
自己紹介
●新名(しんみょう) 忠臣(ただおみ)
●実践神学博士(米国アンドリューズ大学神学院)、元親業インストラクター
●札幌、小樽、苫小牧、仙台、東京・天沼で牧師を歴任。
●セブンスデー・アドベンチスト教団北海道教区長、青年部長、コミュニケーション部長、宗教自由部長、ラジオ牧師、総務局長等を歴任。
●宣教師としてシンガポールと韓国に在住し、副総務、コミュニケーション部、宗教自由部、出版部、ラジオ・テレ部等の部長としてアジア太平洋地域を巡回指導。
●最近まで、北アジア太平洋支部宣教部副部長。
●著書『夫と妻のコミュニケーション』(キリスト新聞社)『親と子のコミュニケーション』(キリスト新聞社)『わが青春は主のために』(三五堂)『暮らしの中のキリスト教』(新教出版社)『地球家族と聖書の言葉』(福音社)等。
Self Introduction in English
Full Name: Tadaomi Shinmyo
Sex: Male
Nationality: Japan
Citizenship: Japan

Education:
●B.A. in Theology in 1966 (Japan Missionary College)
●M.A. in Philosophy and Religion in 1972 (Philippine Union College Graduate School)
●Ordination: March 1973
●Doctor of Ministry in 1987 (Theological Seminary of Andrews University in USA)

Vocation:
●Pastor of the Japan Union Conference since 1966.
●Departmental Director of the Japan Union Conference for over 14 years.
●Radio Speaker and Japan Union Conference Secretary for a while.
●Missionary assigned to Departmental Director of Communication, Religious Liberty, Publishing Ministries, TV & Shortwave Radio Ministries, and Associate Secretary to Asia Pacific Division based in Singapore and Northern Asia-Pacific Division based in Korea for all together 9 years and 7 months.
facebook
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