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2016年8月 アーカイブ

2016年8月29日 13時09分14秒 (Mon)

完治不能の認知症に意外な治療法

たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学】(朝日放送)2016年8月16日放送
「名医も認める奇跡の回復法」

日本全国で、予備軍を含め800万人以上いるとされる認知症患者。現在根本的に完治させる治療法はなく、発症すると進行を遅らせることしかできない。

番組では、一度は「要介護5」と認定され、寝たきり状態となった高齢の女性が、ひとつのきっかけから2年間で海外旅行に行くまでに回復した驚きの事例を取り上げた。

無反応だったのに、タンゴを聞くとリズムをとった

早田美智子さんは、78歳だった2010年当時、認知症の症状が進み、会話や食事がままならず自力歩行もできず、寝たきりの毎日が続いていた。

息子の雅美さんが、美智子さんの異変に気付いたのは2002年。夫を亡くした直後の美智子さんを励まそうと、ニュージーランド旅行へ連れて行った。帰国後、元気なさそうに見えた母に「旅行で疲れたかな」と声をかけると、驚くべき返事があった。

「ニュージーランドなんて、行ってないよ」

不 安になった雅美さんが母を総合病院で受診させたところ、「レビー小体型認知症」と診断された。特殊なタンパク質のレビー小体が大脳皮質や脳幹の神経細胞に 発生し、脳機能を妨げる疾患だ。日時や場所などが認識できない、また幻覚が見えるようになり、運動障害に陥るという認知症の諸症状が出る。

医師から認知症の進行を遅らせる薬や、幻覚を抑える薬を処方された。しかし、症状を完全には食い止めることはできない。美智子さんは、毎日ぼんやりと過ごし、家に閉じこもりがちになっていった。物忘れがひどくなり、呼びかけても反応しなくなった。

雅美さんは、少しでも効果があればと、母に有酸素運動や手先を使った脳の活性化トレーニングを試させたが、長続きしない。次第に病状は悪化し、徘徊するようになった。さらに筋肉のこわばりが出始めて、自力で歩けずにひとりでトイレにも行けなくなった。

あ る日、雅美さんが車の助手席に美智子さんを乗せて運転していた。何気なくカーラジオをつけると、タンゴの名曲が流れてきた、ふと美智子さんの方を見ると、 いつも無反応なのに、左手の指で足をトントン叩きながら、リズムをとっていた。これが、美智子さんの劇的な変化の第一歩となる。

社交ダンスが認知症リスク下げるとの論文多数

美 智子さんは学生時代、社交ダンスを楽しんでいた。雅美さんは以前、その話を聞いており、「もしかしたら」と近所のダンス教室に母を連れて行った。すると、 流れてきたタンゴにまたも指を動かして反応。通い始めて2週間がたったとき、美智子さんは「髪を黒く染めたい」と口にした。つい最近まで1日中寝たきり で、何事にも無関心だったのが、自分の身なりを気にし始めたのだ。1か月後には、自ら選んだ鮮やかな赤のシャツに身を包んで、自力で立ち上がるまでになっ た。さらに先生にリードされながら、しっかりステップを踏んで踊り始めた。肌にはツヤが戻り、踊り終えても「もう一回やろうかしら」と満面に笑みを浮かべ た。

日本認知症学会理事で国立長寿医療研究センターの遠藤英俊氏は、「社交ダンスが認知機能や認知症に及ぼす影響は、かなりあると言われて います」と説明した。「全身運動であり、知的活動でもある。両方のことを同時にやっている。これが認知機能の予防・回復に効果があるのだと思います」

ビートたけし「息子エラいねえ。昔やってた社交ダンスをやるだけで、あれだけ回復するんですか」
遠藤氏「社交ダンスが、世界中で、認知機能の維持向上、認知症のリスクを下げるという論文がたくさん出てきているんです」

ただし、美智子さんのケースでは社交ダンスだけでなく、治療しながらダンスを続けたことが効果をあげたと遠藤氏は付け加えた。

米 国の調査によると、社交ダンスをやっている人は何もしていない人と比べて、認知症のリスクが76%も減少するという。ほかにも、将棋などのボードゲームが 74%、楽器の演奏が69%、それぞれリスクを下げるそうだ。いずれも、他人とのコミュニケーションが必要な運動やゲーム。相手に気を遣ったり、相手の 「手」を読んだりすることが大切なのだ。
http://news.livedoor.com/article/detail/11944804/


2016年8月5日 17時48分41秒 (Fri)

過体重、脳の老化を加速か 研究

【AFP=時事】過体重や肥満の中年の人々の脳では、老化が加速している兆候が示されているとの研究結果が4日、発表された。

 医学的に過体重とされる人の脳では、大脳白質(脳の異なる部位間の情報伝達を可能にする結合組織)の各測定値が、やせた人に比べて著しく低いことを研究チームは発見した。

 米専門誌「加齢神経生物学(Neurobiology of Aging)」に掲載された論文によれば、研究結果から判断すると、40歳の過体重の人の脳は、老化が10年進んでいると考えられるという。また、この 10年の格差は、過体重や肥満の人々が年を取り、長い時間を経ても残り続ける。

 論文の筆頭執筆者で、英ケンブリッジ大学(University of Cambridge)精神医学部の科学者のリサ・ローナン(Lisa Ronan)氏はAFPの取材に「脳の大きさは、老化が進むにつれて自然に小さくなる」と説明。その上で、標準体重の人々に比べて「過体重や肥満(の 人々)は、白質の減少量が大きい」と説明した。

 だが現段階では、過体重が原因でこのような脳の変化が起きているのか、それとも白質量の低下が体重増加を引き起こしているのかについては、科学的にはまだ推測の域を出ていないことをローナン氏は指摘している。

 論文の共同執筆者で同じくケンブリッジ大のポール・フレッチャー(Paul Fletcher)氏は、声明で「これら2つの因子の相互作用については、健康に重大な結果がもたらされる可能性があるため、その仕組みを解明することは重要となる」と述べている。

 ローナン氏と研究チームは、20歳から87歳までのボランティア500人近くから収集したデータを調べた。その結果、過体重のグループでは、年齢が中年を超えないと白質密度の格差が現れなかったことから、脳の脆弱(ぜいじゃく)性が中年期以降に高まることが示唆された。

 研究チームによれば、過体重の人とやせた人との認知能力やIQ(知能指数)の測定可能な差については、大脳白質の縮小との対応関係は存在しなかったという。

 論文の別の共同執筆者で、ケンブリッジ大ウエルカムトラスト(Wellcome Trust)医学研究評議会(MRC)代謝科学研究所(Institute of Metabolic Science)のサダフ・ファローキ(Sadaf Farooqi)氏は「脳構造におけるこれら変化の影響に関しては、現時点ではまだ不明」と話し、「明らかなのは、今回の研究を出発点として、体重、食 事、運動などが脳や記憶に及ぼす影響をさらに詳細に調査する必要があることだ」と付け加えた。【翻訳編集】 AFPBB News
http://www5-m.hp-ez.com/maintenance?page=8&blog_add=1&mode=free


2016年8月3日 13時15分37秒 (Wed)

うつ病は遺伝? 新たな証拠を発見 研究

【AFP=時事】大うつ病性障害(MDD)と関連性のある17種類の遺伝的変異を発見したとする研究論文が1日、発表された。うつ病に遺伝的リスクがあることを示す新たな証拠だという。

米科学誌ネイチャー・ジェネティクス(Nature Genetics)に論文を掲載した研究チームは、今回の発見によって、MDDに関連する生物学的要因についての理解が深まり、治療を行う上での道筋がつけられたとしている。
うつ病は遺伝? 新たな証拠を発見 研究
仏西部ナントの遺伝子研究所でDNAサンプルを扱う研究者(2015年12月10日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB N


MDDは、単に「うつ病」としても知られる精神疾患の一つで、大半の専門家はその原因について、遺伝要因と環境要因との複合と考えている。

今回の研究では欧州系の人々の間で初めて、MDDの遺伝的関連性が確認された。これ以前にMDDの遺伝的証拠が明らかにされていたのはアジア人だけだった。

研究チームは、こうした研究のために任意で共有されている45万人以上の遺伝子プロファイルを用いて研究を行った。このうち約12万1000人には、うつ病の既往歴があったとされている。

論文の共同執筆者である米マサチューセッツ総合病院(Massachusetts General Hospital)のロイ・パーリス(Roy Perlis)氏は声明で、「今回の発見によって、うつ病は脳疾患だとの認識が広まることを期待している」とし、「今後は今回の新たな考察を生かして、よ り良い治療法を開発するという重大な仕事が待っている」と述べている。【翻訳編集】 AFPBB News
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160802-00000022-jij_afp-int

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