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2016年3月 アーカイブ

2016年3月25日 12時10分30秒 (Fri)

ロキソニンの副作用に「重大な」関心 一般用と医療用、その違いと共通点とは

鎮痛剤などとして広く出回っているロキソニンについて、厚労省が大腸閉塞などの「重大な副作用」が出る恐れがあると注意喚起し、ネット上で話題になっている。今回は、一般用ではなく医療用で症例が出たが、どのくらい危険があるものなのか。

厚労省が2016年3月22日に注意喚起したことは、医薬品医療機器総合機構(PMDA)のホームページで紹介された。

重大な副作用に「小腸・大腸の狭窄・閉塞」

そ れによると、医療用でロキソニンを服用した患者から、小腸や大腸が潰瘍して、狭窄・閉塞が表れた副作用の症例がここ3年間で6例の報告があった。ロキソニ ンは、関節リウマチや抜歯、気管支炎などの治療で使われている。PMDAが専門委員の意見を聞きながら調査したところ、死亡例はなかったものの、うち因果 関係が否定できないのが5例あることも分かった。

このことを受けて、厚労省では、「使用上の注意」について改訂が適切だと判断し、重大な副 作用の項目に「小腸・大腸の狭窄・閉塞」を追記するよう製薬会社に指示した。そこでは、「悪心・嘔吐、腹痛、腹部膨満等の症状が認められた場合には直ちに 投与を中止し、適切な処置を行うこと」と書かれている。追記は、一般用のロキソニンでも行われることになった。

厚労省の追記指示が23日に一部で報じられると、ネット上では、不安の声が広がった。
 

一般用では、重大な副作用は出ていないという

 

 

「えええー!? オレ、頭痛持ちだから結構使っているよ」「おい、最近捻挫して使い始めたばっかだぞ」「腹の調子悪いのはこのせいか?しばらく使わない方がいいかな」...

今回見つかった6例は、いずれも医師の処方箋に基づいて医療用として服用した結果だった。ドラッグストアなどで販売されている一般用のロキソニンにも、同じような危険があるということはないのか。

市販薬でも、使い方を間違えれば危険が

「ロキソニンS」を販売している第一三共ヘルスケアでは、取材に対し、次のように説明する。

「こちらの商品では、今回の副作用の症例は、1件も出ていません。医療用のとは、そもそも使い方が違います。医療用では、慢性リウマチなどの治療で長期に渡って使うケースになりますが、一般用のは、頭痛や生理痛などになったら1錠飲むという使い方になるからです」

ほかの症例では、副作用がまったくないわけではなく、胃の調子が悪くなるといった症状は出るとした。重大な副作用が出たケースは、今までにないという。

もっとも、一般用のロキソニンも、ロキソプロフェンという薬の成分を含んでいることには、医療用と変わりはない。

厚 労省の安全対策課でも、「長期にわたって服用し続けるなど、一般用でも使い方によっては、重大な副作用が出ることはありえます」と取材に認めた。今回の症 例では、どのくらいの頻度で服用すると副作用が出たのかなどについては、「患者の個人情報に関わりますので、詳細な経過については公開していません」と答 えた。

なお、医療用のロキソニンについては、厚労省が2000年、3年間で8例の症例が出たとして、肝機能障害を重大な副作用に追記するよう指示を出している。このときは、うち2例で患者が死亡していた。

一般用については、厚労省の部会で14年、注意事項を説明する薬剤師がいなくても販売できる第2類に分類することが提案されたが、妊婦が服用すれば胎児が死亡する懸念があるとして第1類に据え置かれている。
http://news.livedoor.com/article/detail/11333864/

 


2016年3月14日 12時29分27秒 (Mon)

効果絶大?「花粉症にワセリン」説

長い冬もようやく終わりを迎えているが、そうなるとつらいのが花粉(症)。日本人の10~20%、一説には国民の3分の1ともいわれる花粉症について、「ワセリンが効く」との説がツイッターで飛び交い、花粉症患者の人々が効果を確認し合っている。

ワセリンが大きく話題になったのは3月5日のことだ。前日の4日、あるツイッターユーザーが、

「花粉のせいで目も鼻も死亡って感じだったんだけど、『鼻の穴と目のまわりにワセリンを塗る』っていうやつがすごく効く(花粉受容体?wのある場所をカバーする事で症状が出ない)。これ教えてくれた人まじ神」(一部抜粋)

と、ツイートし、これが爆発的に拡散。さらに8日にも、別のツイッターユーザーが、

「花粉で毎日地獄だったけど、綿棒で鼻の中にワセリンを塗りたくって外に出たら!!!くしゃみ鼻水が全く出なくて!!!世界が明るい!!!!」

とツイートして、これが2万以上RTされ、「ワセリン」はツイッター上のトレンドを紹介する『ついっぷる』の「HOTワード」というコーナーで上位にランクインした。

ワセリンは実際に花粉症に効くのだろうか? 大阪市の川村耳鼻咽喉科クリニックのブログによると、ワセリンを鼻の中に塗れば、「花粉の侵入を防ぐことで鼻水やくしゃみを防ぐことができます」とのこと。塗る場所としては、

・目の周り:涙袋からまぶたのライン
・鼻:鼻の下、穴の前、穴の中

などが良いそうだ。

さっそく多くの花粉症患者が試したようだが、

「マジ鼻ワセリン効果絶大。鼻の花粉症で悩む人はやってみた方がいい」
「ワセリン鼻に塗ったらほんとだ??全然くしゃみ出ないし鼻水出てこないし快適!!!すげぇ!!!」
「今まで知らんかったが鼻にワセリンマジでやべぇな…花粉症の鼻水一瞬で消えた」
「鼻の中にワセリン塗ったら本当に鼻水出なくなった!」

など、続々と感激の声が寄せられている。今や検索エンジンで「ワセリン」と入力すると、最上位に登場するのは「花粉症」という単語(3月11日現在)。「花粉症にはワセリン」という新常識が、急激に広まっているようだ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160313-00000008-rnijugo-sci

2016年3月14日 12時04分37秒 (Mon)

【感染する可能性もある?】 国際研究チームが「微生物がアルツハイマー病の原因」であることについての声明を発表

InDeepより一部抜粋(詳細な記事はこちら)

科学者たちは、アルツハイマー病の原因となる可能性のある1種類のウイルスと2種類のバクテリアを同定した

「私たちはこの証拠を無視し続けることができないのです」

 

31人のアルツハイマー病研究者からなる国際的な研究グループは、アルツハイマー病の原因について、従来の医学の世界の通説を覆す主張を含む声明を発表した。

そのメッセージは明確だ —— 医学界はこの 10年間、アルツハイマー病の治療と予防に失敗し続けたが、今、アルツハイマー病が微生物によって拡散されていることを示す証拠を再評価する時に来ているというものだ。

今回の声明では、具体的にはヘルペスウイルスが関与していることと共に、すでにアルツハイマー病との関連が指摘されている2種類のバクテリア(細菌)について言及している。

科学者たちが、ウイルスやバクテリアがアルツハイマー病の原因となる役割を持っていることを疑ったのはこれが初めてのことではない。以前の研究では、アルツハイマー病を持つ人々は、他の人たちよりも、真菌を含む微生物に感染しやすい傾向が示されていた。

しかし、これらの微生物とアルツハイマー病の関係を見極めるための試みは失敗してきた。

そして今、アルツハイマー病の発症に関しての有力な仮説は、脳内の粘着性のアミロイ ド斑と、タウタンパク質(神経細胞で発現している微小管随伴タンパク質)の蓄積によって引き起こされ、ニューロンと伝達システムの間の通信を阻害し、記憶 喪失や認知機能の低下を招き、そして最終的には死に至るというものになっている。

声明では、今こそ、特定のウイルスやバクテリアが脳内に最初のこれらのプラークの蓄積を誘発しているという考えを真剣に検討するべき時が来ていると主張する。

そして、抗菌薬が脳内のプラークの蓄積を止めるのに役立つ可能性があるかどうかを調査する時だと。

研究者たちは、調査する必要がある最初の微生物は、単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)であると言う。これは、クラミジア菌、及びスピロヘータと呼ばれるスパイラル状の細菌の種類だ。

声明文の執筆者のひとりである英国マンチェスター大学の生化学者、ダグラス・ケル(Douglas Kell)氏は以下のように述べる。

「アルツハイマー病は、活動を休止している微生物によるものだという証拠に疑いの余地はないと私たちは今まさに言っているのです。このすべての証拠を無視し続けることは、私たちにはできないのです」

声明によると、公開された医学論文には、単純ヘルペスウイルス1型とアルツハイマー病の関係を示したものが約 100 見出されるという。

もし、微生物がアルツハイマー病の原因となる役割を果たしていることが確認された場合、アルツハイマー病が手術や輸血を介して拡散する可能性があることを示唆する証拠を強化する説明が可能となる。

微生物が病気の起源であるというこの説明は、たとえば、胃潰瘍や、いくつかのガンが微生物の感染症によって引き起こされるなど、他のいくつかの疾患についての最近の理解にも寄り添うものだと思われる。

では、どのような仕組みでウイルスやバクテリアがアルツハイマー病を引き起こす可能性が考えられるのだろうか。

ここが問題なのだ。

私たち科学者は、いまだにこの部分がわからない。それが、微生物とアルツハイマー病との関係を調べる領域の研究が失速した理由のひとつだ。

しかし、ヘルペスウイルスは、すでに神経系に損傷を与えることが知られており、そして微生物への感染は、身体周りに炎症を起こすことが知られており、これは、アルツハイマー病の特徴でもある。

今なお、多くの研究者や助成団体は、ウイルスやバクテリアとアルツハイマー病の間の関係には議論の余地がある、あるいは、根拠がないとする態度を持つ。

その代わりに、アルツハイマー病の原因をウイルスやバクテリア以外に求めることを選択した。

ロンドン大学の神経科学者、ジョン・ハーディ(John Hardy)氏もそういうひとりだ。氏は以下のように述べる。

「アルツハイマー病の原因がウイルスやバクテリアと関係しているという主張は、あく まで少数意見でしかありません。私たち研究者は常に様々な意見に心を開く必要はあるかもしれませんが、この声明は、ほとんどのアルツハイマー病の研究者た ちの考えを反映しているものではありません」

確かにハーディ氏の意見は十分に公正なものだが、過去 10年間で、仮説を立てることに失敗し続けた 400例以上にものぼるアルツハイマー病の発症原因の研究が存在する。

この 10年間で、アルツハイマー病に関しては、何の解決策も進んでいない。

声明の著者たちは、医学誌「アルツハイマー病ジャーナル(the Journal of Alzheimer’s Disease)」に次のように書いた。

「アルツハイマー病はウイルスやバクテリアと関係するという主張に基づく治療が、ア ルツハイマー病の進行を減速させたり、あるいは進行を停止させる可能性があるにも関わらず、アルツハイマー病疾患の1つの特定の態様が無視されてきたこと に対しての私たちの懸念を表明するために声明を出したのだ」

「私たちは、アルツハイマー病の原因と、感染性病原体の役割について、その更なる研究と、抗菌薬治療の期待に対しての試験が正当化されることを提唱する」

英国アルツハイマー協会のジェームズ・ピケット(James Pickett)研究部長は、次のように述べる。

「これらの観察は興味深く、さらなる研究が保証されているとはいえ、アルツハイマー病の大半の原因が、微生物によって引き起こされているということを私たちに伝えるには、現状ではその証拠は不十分だと考えます」

「アルツハイマー病が伝染性であったり、あるいはウイルスのように人から人へ伝播していく可能性があるということについて、今のところは説得力のある証拠はないということを私は人々に伝えて、安心させてあげたいです」

同時にピケット氏は以下のように言った。

「そして、全世界で急速にアルツハイマー病の問題が大きくなっている中で、これはフォローアップする以上の価値を持つ仮説でもあるかもしれません。なぜなら、アルツハイマー病がなぜ発生するかの理解へ近づくためには、原因ではないものも絞り込む必要があるからです」

「今後 10年間で、認知症の研究には 1億ポンド(160億円)が投じられますが、私たちは、すべての可能性についての研究を歓迎します。それは、認知症の原因を完全に理解し、状態の診断と治療、そして予防の方法を改善するためです」
 

Scientists identify a virus and two bacteria that could be causing Alzheimer’s
Science Alert 2016/03/11

(引用元)
http://indeep.jp/virus-and-bacteria-could-be-linked-to-alzheimer/

 

 


2016年3月10日 11時17分11秒 (Thu)

ケアカフェのご案内

締切は過ぎましたがご希望の方は、お気軽にお問い合わせください!
0133-76-2727(ケアカフェ店長:トミー冨居まで)
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2016年3月8日 16時03分20秒 (Tue)

オランダの「住人全員が認知症の村」へ行ってきた

オートロックで施錠され、監視カメラで厳重に管理された入り口から敷地に入ると、目の前に噴水のある広場が現われる。広場のベンチには白髪の女性が静かな 笑みを浮かべながら腰掛け、その先に続く通りでは80代と思しき男性の車椅子を、家族と思われる中年男女が押しながら談笑している。レンガ風の外装の建物 が建ち並び、スーパーやカフェも軒を連ねる──。

オランダの首都・アムステルダムから車で20分ほど走った田園地帯にある、3~4メートルほどの高い塀にぐるりと囲まれた“村”の光景だ。この村は、オランダ企業のヴィヴィウム・ケアグループが運営する介護施設「ホグウェイ」である。

介護が必要な高齢者が集団で暮らしてケアを受ける、日本でいうグループホームのような施設だが、2012年頃から英紙『ガーディアン』、米紙『ニューヨーク・タイムズ』をはじめとする世界の主要メディアが取り上げてきた。ホグウェイの広報担当者が説明する。

「ここは2009年に開設された介護施設ですが、入居できるのは認知症患者だけで、現在152人が暮らしています。他にはない特徴の一つとして約1万 2000平方メートル(甲子園球場のグラウンド面積とほぼ同じ)の敷地がひとつの『街』のように機能していることが挙げられます。住居だけでなく、カフェ やスーパーマーケット、映画館など、入居者がくつろげる環境を整えています」

この構想を発案したのは現地の老人ホームで働く女性ヘルパーたちだった。そのうちの1人が、ホグウェイの創設者であり現在の施設代表者のイヴォンヌ・ファン・アーメロンヘン氏だ。

「現代表を含め、発案したヘルパーたちの両親は認知症やアルツハイマー症を患って亡くなりました。彼女たちは、“両親に適切なケアを受けさせてあげられな かった”という後悔の念から、リサーチと研究を重ねました。その末に、患者を病院や施設に閉じ込めるのではなく、極力それまで通りのライフスタイルを送ら せてあげることが、どんな治療にも代えがたいケアになると結論づけたのです」(同前)

そして生まれたのが、一つの村ごと施設にしてしまう「ホグウェイ」だった。敷地内には、約250人のスタッフが配されている。ここまで大規模な取り組み は、福祉に手厚い欧州でも他に例がなく、英紙『ガーディアン』が「認知症患者のためのテーマパーク」などと報じたことで注目はさらに高まった。

◆入居費用は月額約62万円

3月1日、日本の最高裁で注目の判決が下された。2007年に、愛知県で認知症男性(91、当時)が徘徊中に列車にはねられた事故で、鉄道会社が列車遅延などで受けた損害について、男性の妻と長男に賠償を求めていた裁判の判決である。

最高裁は家族に賠償責任はないと判断したが、その一方で判決文では「家族が責任を問われる場合もある」とした。日本の認知症患者は予備群も合わせて 800万人と推計されている。患者が事故を起こすリスクを、家族だけが背負う社会でいいのか。事故を防ぐために患者を閉じ込めることは許されるのか。様々 なことを考えさせられる裁判だった。

そうした問いへの答えのヒントが、ホグウェイにあるのかもしれない。ホグウェイでは認知症の高齢者が違和感なく“日常生活”を送れるように、カフェやレストラン、スーパーマーケット、美容院、映画館なども併設されている。

元日経新聞編集委員で福祉ジャーナリストの浅川澄一氏は3年前から複数回、現地を取材している。

「敷地内は緑も豊かで、ゆったりとした時間が過ごせる空間です。スーパーも日用品をきちんと取りそろえています。介護施設であることを思わせるのは、ワインが置いてある棚の隣に、スウェーデン製の高級おむつ『TENA』のパックが積まれていたりするところくらいです。

ただ、普通に見えるスーパーの店員も美容師も皆、施設スタッフです。買い物は、事前に渡されているカードで決済します。利用額の上限が決まっているので、買いすぎて混乱することはありません」

財布を忘れたりするリスクも未然に防げるわけだ。認知症患者のケアで難しいとされるのは、本人が街を出歩いた時に起きるトラブルの数々だ。財布を忘れる といったこと以外にも、レジで会計を忘れて万引き犯扱いされてしまったり、車を運転して事故を起こしたり、前述の賠償訴訟のように列車事故に巻き込まれた りするケースがある。

ただ、そうしたトラブルの中には、周囲が「この人は認知症だ」と理解していれば防げるケースも少なくない。2007年の愛知県の事故では、認知症男性は 無人改札を通って電車に乗り、一駅先で下車してホームの端のフェンス扉を開けて線路に降りている。男性の衣服には家族が連絡先を書いた名札を縫い付けてい たが、家を出てから事故に巻き込まれるまで、誰も気付かなかった。

ホグウェイのように、「周囲が全員スタッフ」という環境では、そうしたトラブルは起きにくい。

ちなみに入居費用は月額5000ユーロ(約62万円)だという。

※週刊ポスト2016年3月18日号
http://www.news-postseven.com/archives/20160307_391401.html?PAGE=2

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