2015年12月 アーカイブ
2015年12月28日 14時37分21秒 (Mon)
今年一番の悲報が飛び込んで来ました
干しひじき鉄分、実は少ない? 製法で変化、成分表改訂
食品成分に関する国内唯一の公的データである日本食品標準成分表の改訂版を、文部科学省が25日に公表する。一部食品を再分析したところ、貧血防止によく 食べられる干しひじきに含まれる鉄分が、最近主流の製法では従来製法よりも10分の1近くと大幅に少ないことがわかった。干しひじきは、加工業者が原料の海藻を煮沸して渋みを取り、乾燥したものが売られている。1982年版の成分表以来、含まれる鉄分は100グラム当たり 55ミリグラムとされてきた。ただ、煮沸する際に使う釜が鉄製よりもステンレス製が主流になってきていることから、専門家から製法によって成分が異なる可 能性があると指摘されていた。
今回の改訂に向けて再分析したところ、鉄釜だと100グラム当たり58・2ミリグラムの鉄分を含むが、ステンレス釜だと6・2ミリグラムだった。カルシ ウムなどほかのミネラル成分は変わらず、豊富に含まれていた。改訂版では、製法別に成分を明記するが、製品には製法まで表示されるとは限らない。文科省の 担当者は「結果に非常に驚いた。要望が高まれば、製法が表示されるようになるのではないか」と話す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151225-00000009-asahi-soci&pos=1
2015年12月18日 10時55分33秒 (Fri)
不整脈薬に抑制効果=アルツハイマー病、長寿医療センターなど
アルツハイマー型認知症は、脳の神経細胞にあるたんぱく質「タウ」が集まって「神経原線維変化」が起き、神経細胞が脱落することで発症すると考えられている。
同センターと理化学研究所、同志社大の研究チームは、タウの凝集を阻害する化合物を調査。脈が遅くなる「徐脈」や気管支ぜんそくの治療に使われる薬剤 「イソプロテレノール」をマウスに3カ月間投与したところ、タウの凝集を妨げ、神経細胞の脱落を抑える効果があることが分かった。神経活動の低下や異常行 動についても、改善が見られたという。
同センターの高島明彦部長は「心臓に負担が掛かるなどの副作用を克服し、人間でもマウスと同様の効果が得られるのか確かめたい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151216-00000146-jij-sctch
2015年12月16日 16時12分57秒 (Wed)
WHOが公式発表した「ガンの原因となる116の要因」
より抜粋
______________________
WHO の公式発表による「ガンの原因となる 116 種類の要因」
1. 喫煙 ( Tobacco smoking )
2. 紫外線を出す医療用の太陽灯と、日焼けサロンのベッド ( Sunlamps and sunbeds )
3. アルミ生産 ( Aluminium production )
4. 飲料水に含まれるヒ素 ( Arsenic in drinking water )
5. オーラミン生産 ( Auramine production )
※ オーラミンとは、蛍光染色に用いられる色素。
6. ブーツと靴の製造や修理 ( Boot and shoe manufacture and repair )
7. 煙突の掃除 ( Chimney sweeping )
8. ガス化した石炭 ( Coal gasification
9. コールタールの蒸留 ( Coal tar distillation )
10. コークスの生産 ( Coke (fuel) production )
11. 家具の製作 ( Furniture and cabinet making )
12. ラドンへの曝露のある赤鉄鉱の採掘 ( Haematite mining (underground) with exposure to radon )
13. 受動喫煙 ( Secondhand smoke )
14. 鉄鋼の鋳造 ( Iron and steel founding )
15. イソプロパノールの製造 ( Isopropanol manufacture )
※ イソプロパノールとは、合成原料などに使われるアルコールの一種。
16. マゼンタ染料の製造 ( Magenta dye manufacturing )
※ マゼンタは、明るい赤紫色のこと。印刷の世界では三原色のひとつ。
17. 職業としてのペンキへの暴露(塗装職) ( Occupational exposure as a painter )
18. 舗装と屋根のコールタール塗装 ( Paving and roofing with coal-tar pitch )
19. ゴム産業 ( Rubber industry )
20. 硫酸を含む強酸の噴霧の職業的暴露 ( Occupational exposure of strong inorganic acid mists containing sulphuric acid )
21. アフラトキシンの自然での混交 ( Naturally occurring mixtures of aflatoxins )
※ アフラトキシンとは、カビ毒の一種。稀に大規模な集団死を引き起こす。
22. アルコール飲料 ( Alcoholic beverages )
23. ビンロウ ( Areca nut – often chewed with betel leaf )
※ ビンロウとは、太平洋アジアや東アフリカなどで、種子が噛みタバコとして使われる植物。
ビンロウ

wisegeek.com
24. タバコを入れないキンマ ( Betel quid without tobacco )
25. タバコを入れたキンマ ( Betel quid with tobacco )
※ キンマとは、南アジアや東南アジア、オセアニアなどで用いられる、噛む嗜好品を作る植物。
26. 道路の舗装などに用いるコールタールを蒸留したかす ( Coal tar pitches )
27. コールタール ( Coal tars )
28. 家庭での屋内の石炭排出 ( Indoor emissions from )household combustion of coal
29. ディーゼルの排気 ( Diesel exhaust )
30. 未精製の鉱物油 ( Mineral oils, untreated and mildly treated )
31. フェナセチン ( Phenacetin )
※ かつて広く使用されていた鎮痛剤ですが、副作用のため今は使われていません。
32. アリストロキア酸を含む植物 ( Plants containing aristolochic acid )
※ アリストロキア酸を含む植物とは、漢方を含むハーブなどにあるものです。漢方で配合されているものの表はこちらのページにあります。
33. ポリ塩化ビフェニル ( Polychlorinated biphenyls )
※ ポリ塩化ビフェニルは「 PCB 」といわれているもので、有害物質として有名。電気製品や蛍光灯安定器のコンデンサに多く使われていました。
34. 中国風の塩漬け魚 ( Chinese-style salted fish )
※ これはおそらく「咸魚(ハムユイ)」といわれるものだと思います。匂いなどを含めて、日本のくさやに、やや近いものでもあります。
35. シェールオイル ( Shale oils )
36. スス ( Soots )
37. 無塩タバコ ( Smokeless tobacco products )
38. ウッドダスト ( Wood dust )
39. 加工肉 ( Processed meat )
40.アセトアルデヒド ( Acetaldehyde )
※ アセトアルデヒドは、人では、お酒を飲んだ時に体内で生成されます。タバコにも含まれています。
41. 4-アミノビフェニル ( 4-Aminobiphenyl )
※ 4-アミノビフェニルとは、かつては染料の合成中間体として使われていたもの。現在では、日本でも、製造・輸入・譲渡・提供・使用が禁止されています。
42. アリストロキア酸およびそれらを含有する植物 ( Aristolochic acids and plants containing them )
※ これは「32」と重複しているのではないですかね。
43. アスベスト ( Asbestos )
※ これを聞き「明日ベストを尽くす」というようなダジャレを思いついた私はダメですね。
44. ヒ素とヒ素化合物 ( Arsenic and arsenic compounds )
45. アザチオプリン ( Azathioprine )
※ アザチオプリンは、クローン病、潰瘍性大腸炎などに使われる免疫抑制剤。日本での薬の商品名は「イムラン」と「アザニン」。
46. ベンゼン ( Benzene )
※ ベンゼンは、ゴム、潤滑剤、色素、洗剤、医薬品、爆薬、殺虫剤などの製造に用いられる化合物。「ベンジン」とは別のもの。
47. ベンジジン ( Benzidine )
※ ベンジジンとは、かつて産業用に使われていた化合物。発がん性が明らかになってからは使われていません。
48. ベンゾピレン(ベンゾ[a]ピレン) ( Benzo[a]pyrene )
※ ベンゾピレンとは、化石燃料や木材の燃焼、食料(動植物)の調理、その他の動植物の燃焼の過程で発生する有害物質。環境だけではなく、ウィスキー、コー ヒー、お茶やオリーブオイル、食用オイルなどから検出されています。DNA を傷つける極めて強い発がん性が確認されているのだそうです。
49. ベリリウム及びベリリウム化合物 ( Beryllium and beryllium compounds )
※ ベリリウムとは、X線装置などに用いられる元素。
50. クロルナファジン ( Chlornapazine )
※ クロルナファジンとは、1950年代に多血症とホジキンリンパ腫の治療のために開発された化合物。
51. ビス(クロロメチル)エーテル ( Bis(chloromethyl)ether )
※ ビス(クロロメチル)エーテルとは、有機合成試剤として使われる物質。発がん性のため、日本では製造・輸入・譲渡・提供・使用が禁止。
52. クロロメチルメチルエーテル ( Chloromethyl methyl ether )
※ クロロメチルメチルエーテルは、プラスチックの製造などに使われる化合物。
53. ブタジエン ( 1,3-Butadiene )
※ ブタジエンとは、合成ゴムの合成に使われるもの。
54. 1,4-ブタンジオールジメタンスルホネート ( 1,4-Butanediol dimethanesulfonate )
※ 1,4-ブタンジオールジメタンスルホネートとは、抗ガン剤の「ブスルファン」というもののようで、こちらによりますと、殺虫剤や防虫剤にも使われているようです。
55. カドミウム及びその化合物 ( Cadmium and cadmium compounds )
56. クロラムブシル ( Chlorambucil )
※ クロラムブシルは、海外で発売されている抗ガン剤。
57. セムスチン ( Methyl-CCNU )
※ セムスチンとは、ガンなどの化学療法で使われた物質。高い発がん性がわかり、今は使われていません。
58. 酸化クロム(VI)の化合物 ( Chromium(VI) compounds )
※ 酸化クロム(VI)は、電気めっき用に使われる化合物。
59. シクロスポリン ( Ciclosporin )
※ シクロスポリンとは、抗生物質の一種で、臓器移植の拒絶反応の抑制他も多く使われているようです。商品名は「サンディミュン」、「ネオーラル」など。
60. 避妊薬とホルモンが組み合わされたもの(エストロゲンとプロゲストゲンの両方を含むもの) ( Contraceptives, hormonal, combined forms )
61. 避妊薬とホルモン避妊の経口の連続した服用(エストロゲンとプロゲストゲンの両方の期間が続く中の、エストロゲンのみの期間) ( Contraceptives, oral, sequential forms of hormonal contraception (a period of oestrogen-only followed by a period of both oestrogen and a progestogen) )
※ エストロゲンは、ステロイドホルモン(女性ホルモン)の一種。プロゲストゲンも、ステロイドホルモン(黄体ホルモン)の一種。
62. シクロホスファミド ( Cyclophosphamide )
※ シクロホスファミドとは、抗ガン剤。商品名は「エンドキサン」。
63. ジエチルスチルベストロール ( Diethylstilboestrol )
※ ジエチルスチルベストロールとは、かつて流産防止剤などに用いられた合成女性ホルモンの薬剤。米国で1938年から1971年にかけて500-1000万人に処方。その後、深刻な発がん性がわかり、多くの国で使用禁止に。
64. ベンジジンの染料 ( Dyes metabolized to benzidine )
※ ベンジジンは「特定芳香族アミン」というグループに入るもので、繊維製品などに使用されている染料の中で、発ガン性が認められる成分に変化し得るもののことだそうです。
65. エプスタイン・バーウイルス ( Epstein-Barr virus )
※ 伝染性単核球症をはじめとするさまざまな病気を引き起こすウイルス。
66.非ステロイド性エストロゲン ( Oestrogens, nonsteroidal )
※ エストロゲンは、ステロイドホルモンの一種。
67. ステロイド性エストロゲン ( Oestrogens, steroidal )
68. 閉経後のエストロゲン療法 ( Oestrogen therapy, postmenopausal )
※ エストロゲン療法とは、少なくなった女性ホルモンを補うホルモン補充療法。
69. アルコール飲料中のエタノール ( Ethanol in alcoholic beverages )
70. エリオナイト ( Erionite )
※ エリオナイトは、トルコやアメリカの火山岩に起因する鉱物。石綿のように肺に影響するようです。
71. エチレンオキシド ( Ethylene oxide )
※ エチレンオキシドは、洗剤や合成樹脂などの製造原料として使われる物質。
72. エトポシド単独、あるいは他の薬物(シスプラチンおよびブレオマイシン)との混合使用 ( Etoposide alone and in combination with cisplatin and bleomycin )
※ エトポシド、シスプラチン、ブレオマイシンはすべて抗ガン剤。
73. ホルムアルデヒド ( Formaldehyde )
74. ヒ化ガリウム ( Gallium arsenide )
※ 半導体素子の材料として多用されているもの。
75. .ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌) ( Helicobacter pylori
76. B型肝炎ウイルス ( Hepatitis B virus )
77. C型肝炎ウイルス ( Hepatitis C virus )
78. ウマノスズクサの植物種を含むハーブHerbal remedies containing plant species of the genus Aristolochia
79. ヒト免疫不全ウイルス1型( HIV -1 )への感染 ( Human immunodeficiency virus type 1
80. ヒトパピローマウイルスのタイプ16、18、31、33、35、39、45、51、52、56、58、59、66への感染
( Human papillomavirus type 16, 18, 31, 33, 35, 39, 45, 51, 52, 56, 58, 59 and 66 )
※ ヒトパピローマウイルスとは、厚生労働省のページに よりますと、「ヒトパピローマウイルスは、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。しかしながら、 子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっていることが分かってきました。特に、近年若い女性の子宮頸 がん罹患が増えていることもあり、問題視されているウイルスです」というものだそう。
81. ヒトT細胞リンパ球向性ウイルスI型 ( Human T-cell lymphotropic virus type-I )
82. メルファラン ( Melphalan )
※ メルファランは抗ガン剤。商品名は「アルケラン」。
83. メトキサレンと紫外線Aへの暴露 ( Methoxsalen (8-Methoxypsoralen) plus ultraviolet A-radiation )
※メトキサレンとは、尋常性白斑に使われる薬。
84. 4,4′-メチレン – ビス ( 4,4′-methylene-bis )
※ 4,4′-メチレン – ビスは、何かの有機化合物のようですが、用途がよくわからないです。
85. MOPP療法とアルキル化剤を含んだ化学療法 ( MOPP and other combined chemotherapy including alkylating agents )
※ MOPP療法は、悪性リンパ腫の一種「ホジキンリンパ腫」というものに用いられる化学療法。アルキル化剤は抗ガン剤。
86. マスタードガス ( Mustard gas )
87. 2ナフチルアミン ( 2-Naphthylamine )
※ ゴム工業などで使われてきたもの。発がん性の発覚以降は、使われていないとのことです。
88. 中性子の放射 ( Neutron radiation )
89. ニッケル化合物 ( Nickel compounds )
90. N-ニトロソメチルアミノ ( N-Nitrosomethylamino )
※ N-ニトロソメチルアミノは何かの化合物のようですが、どういうものに使われているのかはわかりませんでした。
91. Nニトロソノルニコチン ( N-Nitrosonornicotine )
※ Nニトロソノルニコチンは、噛みタバコや嗅ぎタバコ、無煙タバコや紙巻きたばこ、葉巻きたばこを含む様々なタバコ製品に含まれているものだそうです。
92. オピストルキスの感染 ( Opisthorchis viverrini )
※ オピストルキスとは、肝臓に寄生する寄生虫。加熱調理不完全な淡水魚を摂食することにより感染。
93. 屋外の大気汚染 ( Outdoor air pollution )
※ 屋外とは家の外のこと(そんなもんわかるわ)。
94. 屋外の大気汚染のうちの粒子状物質 ( Particulate matter in outdoor air pollution )
95. リン ( Phosphorus-32, as phosphate )
96. エアロゾルしはいのプルトニウム239とその崩壊生成物 ( Plutonium-239 and its decay products )
97. 原子炉事故や核兵器の爆発からの放射性ヨウ素 ( Radioiodines, short-lived isotopes, including iodine-131, from atomic reactor accidents and nuclear weapons detonation )
98. 体内に堆積した放射性核種α粒子 ( Radionuclides, α-particle-emitting, internally deposited )
99. 体内に堆積した放射性核種β粒子 ( Radionuclides, β-particle-emitting, internally deposited )
100. ラジウム-224とその崩壊生成物 ( Radium-224 and its decay products )
101. ラジウム-226とその崩壊生成物 ( Radium-226 and its decay products )
102. ラジウム-228とその崩壊生成物 ( Radium-228 and its decay products )
103. ラドン222とその崩壊生成物 ( Radon-222 and its decay products )
104. ビルハルツ住血吸虫 ( Schistosoma haematobium )
※ ビルハルツ住血吸虫とは、ヒトの膀胱静脈叢に寄生する寄生虫。
105. シリカ(二酸化ケイ素) ( Silica, crystalline )
106. 太陽放射 ( Solar radiation )
107. アスベスト・ファイバーに含まれるタルク ( Talc containing asbestiform fibres )
※ タルクとは、粘土鉱物の一種で、食品添加剤、化粧品、医薬品に幅広く使われているものだそうです。
108. タモキシフェン ( Tamoxifen )
※ タモキシフェンは、乳ガンなどに用いられる抗ガン剤。商品名は、「ノルバデックス」、「タスオミン」など。
ダイオキシン ( 109. 2,3,7,8-tetrachlorodibenzo-para-dioxin )
110. チオテパ ( Thiotepa )
※ チオテパは、乳ガン、卵巣ガン、膀胱ガンなどに用いられる抗ガン剤。
111. トリウム-232(核原料物質) ( Thorium-232 and its decay products )
112. トレオスルファン ( Treosulfan )
※ トレオスルファンは抗ガン剤。日本では未承認。
113. オルソルイジン ( Ortho-toluidine )
※ オルソトルイジンは、染料や瞬間接着剤に使われる物質。
114. 塩化ビニール ( Vinyl chloride )
115. 紫外線 ( Ultraviolet radiation )
116. X線とガンマ線 ( X-radiation and gamma radiation )
※印=訳者脚注
2015年12月4日 12時20分36秒 (Fri)
「寿命120歳」不老薬に現実味 実は安価な糖尿病薬 米で臨床試験許可
細胞延命酵素を増やす
報道によると、アンチエイジング(老化防止)薬として臨床試験が行われるのは、1940年代から世界で広く使われている2型糖尿病の治療薬「メトホルミ ン」。腎臓病や多嚢胞性(たのうほうせい)卵巣症候群などにも効くとされ、1日当たりの投薬コストは日本円で約8円と安価だ。
今回の試験 に参加する英国のカーディフ大学のベルギー人研究者らが昨年、この薬を回虫に投与したところ、加齢が遅れ、寿命が延びる効果が確認された。マウスへの投与 でも寿命が40%延び、骨も丈夫になった。そこで定期的にメトホルミンを服用していた糖尿病患者について調べたところ、服用していなかった人より平均8年 も長生きだったことが分かった。
原因分析の結果、メトホルミンには、生物の細胞を頑丈にし寿命を延ばすとされる酸素を細胞内で増やす効果があることが判明。FDAが、老化防止薬としての人間への効果を調べるための臨床試験を許可した。
「70歳なら50歳の若さ」
「25年間、老化に関する研究を続けてきたが、老化防止薬の臨床試験など不可能だと思っていた」
試験に参加する米カリフォルニア州のバック加齢研究所のゴードン・リスゴー教授は、英紙デーリー・テレグラフなどの欧米メディアに感慨深げにこう語った。
投薬を受けるボランティアとして認知症やがん、心臓病を患っているか、そのリスクがある70~80歳の男女3000人の募集を開始。資金集めも進めている。
研究者は、投薬により人間の老化を20年程度遅らせる効果があるとみており、「100歳の人は寿命が120歳まで延び、70歳の人は50歳の若さと健康を手に入れられる」と主張。アルツハイマー病やパーキンソン病の進行を止める効果も期待できるとしている。
また、マウスで寿命が40%延びた効果が人間で再現された場合、その寿命が50%も延びる可能性があるという。
「がん克服より大きな恩恵」
リスゴー教授は「20年前まで老化は生物学的な謎だったが、われわれは今、何が起きているかについて理解し始めている」と指摘。「すべてのがんを克服した ところで、人間の平均寿命は3年ほど延びるだけだが、老化を遅らせることができれば、(人類に)はるかに大きな恩恵をもたらすだろう」と訴えた。
臨床試験への注目度は高く、アンチエイジング研究分野で名を知られた米イリノイ大学シカゴ校のジェイ・オルシャンスキー博士は欧米メディアに「現代におけ る最も重要な医療行為は、老化の速度を遅くすることだ」と指摘。「われわれはそれが可能であると信じ始めている」と語り、試験の成果に大きな期待を寄せ た。
http://www.sankeibiz.jp/express/news/151202/exh1512020000001-n1.htm
2015年12月3日 9時57分32秒 (Thu)
アルツハイマー病の発症を「最大17年間遅らせる」ことができる遺伝子がオーストラリアの大学の研究で発見される
http://indeep.jp/genes-that-delay-alzheimer-disease-apoe/
より一部転載
________________________________
オーストラリア国立大学( ANU )の科学者たちは、アルツハイマー病の発症に重要な役割を果たす9つの遺伝子ネットワークを同定した。
この発見は、アルツハイマー疾患の発症を遅延させるための新しい治療法の開発に役立 つ可能性があると、オーストラリア国立大学のジョンカーティン医学研究校( JCSMR )のマウリシオ・アルコス – ブルゴス( Mauricio Arcos-Burgos )准教授は述べる。
コロンビアの 5,000人の家族を対象にした研究で、科学者たちは、アルツハイマー病の発症を遅らせる遺伝子と、発病を加速させる他の遺伝子を同定した。
遺伝子学者のアルコス – ブルゴス准教授は、「もし、アルツハイマー病の進行を減速させる方法を見出したとしたなら、それは重大な影響を持つものとなるでしょうと」と述べる。
「アルツハイマー病を完全に防ぐという方法を模索するよりも、むしろ、この発症を遅らせるという方法のほうが、病気への対処に関して、より成功へと近い道筋となるように思います」
「仮に、私たちが、発症を平均1年間遅らせることができたなら、それだけでも、2050年には、アルツハイマー病の人々が 900万人以上減るのです」
現在、全世界では、約 3500万人の人たちがアルツハイマー病といわれており、2050年までには、「 85人に 1人がアルツハイマー病」になると予測されている。
コロンビア西部のある山中に住む家族は、遺伝性アルツハイマー病に苦しめられている。彼らは、大家族であり、また、親密な家族であるため、病気との戦いも独特な方法をとっている。
アルツハイマーの治療法の開発に 1億 7000万ドル(約 200億円)をかけている、アメリカ国立衛生研究所( NIH )は、このコロンビアの家族に対して、試験をおこなっている。
アルコス・ブルゴス准教授と彼のチームは、アメリカ国立衛生研究所とは異なるアプローチを取った。
この家族の中での認知症の発症の変数年齢を研究し、高齢になってからアルツハイマー病を発症した後にその症状を治療しようとするのではなく、20歳より若い人々のそれぞれの脳の変化を観察したのだ。
家族の協力の中で研究が進められ、その中で、研究チームは、アルツハイマー病の発症に対しては環境要因は重要ではないことがわかった。
そして、アルツハイマー病の遺伝的素因の痕跡を辿っていったところ、遺伝子に突然変異が起きた祖先のひとりに行き着いたのだ。それは、500年ほど前にこの地にやってきていた。
そして、チームは、アルツハイマー病に関与する9つの遺伝子を単離することに成功した。
9つのうちのいくつかの遺伝子は、病気の進行を早める一方、そのうちのいくつかは、アルツハイマー病の発症を最大 17年遅らせることがわかった。
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