2015年11月 アーカイブ
2015年11月27日 12時33分05秒 (Fri)
多重人格を患った盲目の独女性 別人格に切り替わると視覚が戻る
Sight and blindness in the same person: Gating in the visual system. - PubMed - NCBI
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26468893
The blind woman who switched personalities and could suddenly see - The Washington Post
https://www.washingtonpost.com/news/morning-mix/wp/2015/11/24/the-blind-woman-who-switched-personalities-and-could-suddenly-see/
B.T. さんの現象について論文を公開したのは、B.T.さんの主治医で心理学者のHans Strasburger博士とBruno Waldvogel博士。B.T.さんに起きた不思議な現象を追求するべく、改めてカルテをイチから調査したところ、過去に行われたレーザーや特殊なメガ ネを使った一連の検査は、紛れもなくB.T.さんの視覚が失われていることを示していたとのこと。眼球自体には損傷がなかったため、視覚が機能していない のは事故で脳に損傷を受けたため、と診断されていたわけです。
事故から13年後、B.T.さんが解離性同一性障害の治療を求めて Waldvogel博士の元を訪れたところ、年齢・性別・習慣・性格の異なる10人以上の人格を持つ解離性同一性障害であると診断されました。人格によっ て英語、ドイツ語、または両方を話すなど使用言語まで異なっており、この原因は幼少期におけるドイツでの生活にあったようです。解離性同一性障害の治療を 続けて4年がたったころ、B.T.さんは奇妙な体験に襲われました。
当時、思春期の男性の人格になっていたB.T.さんは、視覚を失って からの17年間で初めて「手にしていた雑誌の表紙に書かれていた文字が見えた」と訴えました。狭い穴のような視界で、1つの文字がかろうじて認識できただ けでしたが、視界は徐々に拡大していき、B.T.さんのほぼ全ての人格が「文字の認識」「模様の認識」などの視覚を取り戻し始めました。盲目のままの人格 も残っていましたが、人格が交代する時に視覚の有無が切り替わること、視覚中枢に損傷があればこの現象は起こり得ないことから、Waldvogel博士は 皮質盲の診断に疑問を持ち始めたとのこと。

By Corey Theiss
博 士らはB.T.さんが盲目の症状を抱える2人の人格の時に脳波テストを実施しましたが、B.T.さんが目を開けていても、視覚刺激への電気反応を示さな かったことから、盲目が無意識な「仮病」である可能性は排除されました。視覚の喪失は心理的な要因で引き起こされることもあり、Strasburger博 士は「極度に感情的な状況では脳が視覚を遮断することがある」と話しています。B.T.さんが実際に得た視覚情報は、脳に到達する前に遮断されていると考 えられました。
人格が切り替わることで、なぜ視覚が復活したり失われたりするのか解明されていませんが、博士らは解離性同一性障害こそがB.T.さんの失明の原因ではないかと考えています。
な お、解離性同一性障害は精神疾患と見なされるまで、単なる「ヒステリー状態」と捉えられていました。解離性同一性障害の研究は充分に進んでいるとは言えな い状況とのことですが、博士らは「解離性同一性障害を基礎的な生物学レベルの分野まで広げられる証拠である」とコメントしています。
http://news.livedoor.com/article/detail/10879569/
2015年11月26日 11時31分16秒 (Thu)
安倍首相、特養の追加整備指示=介護離職ゼロへ40万人分超に
首相は介護の実情を把握するため、配偶者らの介護に当たっている一般の男女10人と首相官邸で懇談。同席した塩崎氏に「介護施設の数も十分ではない。さらに整備計画を追加してほしい」と伝えた。
介護施設について、厚労省は従来の整備計画に約6万人分上乗せし、2020年代初めまでに約40万人分を整備する計画を12日に公表している。首相指示は、さらなる積み増しを求めたもので、政府が26日に取りまとめる緊急対策に反映させる見通しだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151125-00000122-jij-pol
2015年11月23日 13時35分31秒 (Mon)
「天国と地獄」の差も…薬の費用対効果
高齢者「中止考慮すべき薬」50種
限られた財源で多くの人に有効な治療を医療保険で受けてもらうための方法だが、慎重な運用も求められる。
「天国と地獄です」。会社員の佐久間泰博さん(50)は、今年保険適用になった新薬と、かつて使った治療薬の違いをこう表現する。
30歳の時、C型慢性肝炎と診断された。標準的に使われるインターフェロンという薬の注射を始めると、副作用で連日、39度を超す高熱に悩まされた。別の副作用のうつ症状も表れ、半年間、仕事を休んだ。だが、C型肝炎ウイルスは消えなかった。
転機が訪れたのは2年前。米国で飲み薬の新薬が開発され、日本で始まった治験に参加した。目立った副作用はなく、ウイルスも消えた。「会社にも家族にも迷惑をかけずに済む。普通の生活は何物にも代え難い」と笑顔で話す。
佐久間さんが治験で使ったのは、今年9月に発売されたC型慢性肝炎の治療薬「ハーボニー」だ。患者の7割を占めるタイプのウイルスに効き、治験では全員 が治癒している。世界的にも高い効果で話題になった薬だが、もう一点、耳目を集めたのが、薬の値段だ。薬1錠あたり8万円強。治療は12週間で、合計の薬 剤費は約670万円に上る。日本の場合、患者の負担は国の肝炎への助成で月に最大2万円に抑えられるが、財政への影響は大きい。
ハーボニーだけでなく、近年、世界では続々と高額な新薬が誕生している。そこで、各国政府が取り入れ出したのが、薬や医療機器の価格が効果に見合うかを分析する「費用対効果」という手法だ。
効果は、生活の質と生存期間を組み合わせ算出する「QALY(クオリー)」という単位が使われる。1年を健康な人と同じに過ごせるなら1QALYだが、副作用から寝たきりが続くと0・3QALYになるイメージだ。
具体的には、薬を使い「歩き回れるか」「痛みはあるか」「ふさぎ込んでいないか」を患者たちに聞き、生活の質を数値化。生存期間と合わせ効果を計算す る。新薬と既存薬を比べ、効果の伸び1QALYにつき、価格の伸びが500万~600万円以下なら費用対効果は「良い」とされる。
東京大の五十嵐中(あたる)特任准教授(薬剤経済学)がハーボニーを分析すると「良い」という結果になった。1錠の値段が高くても、効果が高く、ずっと 飲み続けるわけではないことなどが効いたようだ。逆に「悪い」とされたケースは、ある抗がん剤が1QALY当たり1100万円強と海外の研究で算出された ことがある。
厚労相の諮問機関、中央社会保険医療協議会は来年度から、この「費用対効果」を試行的に導入する。すでに販売されている薬から高額と判断したものを選 び、企業に分析を求める。その後、厚労省など公的機関が改めて分析し、医師や経済学者らからなる有識者会議が、他に治療法はないか、価格が適正かを検討す る。価格に反映されるのは2018年度の見通しだ。
価格の適正化に使うための手段だが、下げすぎると採算が取れないため、製薬会社の販売控えも想定される。五十嵐特任准教授は「患者に必要な治療が届かなくなるようなことが起きないように、丁寧な議論が必要となる」と指摘している。
◆豪州は保険適用の可否に使用
海外では費用対効果を価格の調整や保険適用をするかどうかに使っている。
価格の調整に使うのはフランスやドイツ。既存薬より高い値付けを企業が求めるときに、費用対効果の分析を提出する。ドイツは企業と保険者の間で価格設定でもめたときに判断材料の一つとしている。
オーストラリアは全ての新薬、英国は主に高額な薬剤を費用対効果の分析対象にし、保険適用の可否に反映させている。英国では費用対効果が悪いとして抗がん剤を保険の対象から外し、患者の不満が高まる事態も起きたことがある。
日本で保険適用の可否に使うかは将来の本格導入に向けた検討課題だ。英国には分析結果によって薬の患者負担の割合が変わる制度もある。医療保険制度の維持のために、どんな負担の仕組みがいいかを国民全体で考えていく必要がある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151122-00010002-yomidr-hlth&p=1
2015年11月18日 10時16分10秒 (Wed)
コーヒーを1日に3~5杯飲む人は早死の確率が低下 米ハーバード大学が研究
米ハーバード大学チャン公衆衛生大学院(Harvard University Chan School of Public Health)の研究チームが米国心臓協会(American Heart Association)の学術誌「サーキュレーション(Circulation、「循環」)」11月16日号に発表した研究論文によると、カフェイン入 りとカフェイン抜きのコーヒーの両方に、この効果がみられることが判明したという。
研究では、コーヒーの1日の摂取量がカップ2杯未満の人と、1日に最高5杯までの「適度な」量を飲んでいると回答した人を比較した。その結果、コーヒーと特定の疾患の発症率低下との因果関係は証明されなかったが、これまでの研究と一致する明確な関連性が発見された。
論文の筆頭著者で、ハーバード大栄養学部博士課程のミン・ディン(Ming Ding)氏は、コーヒーに含まれる生理活性化合物がインスリン耐性や炎症を減少させると指摘する。「今回の研究結果の一部は、これで説明がつく可能性が ある。だが、これらの効果を生み出している生物学的メカニズムを調べるためには、さらに研究を重ねる必要がある」という。
論文は「調査対象集団全体で、中程度のコーヒー摂取と、心臓病、糖尿病、パーキンソン病などの神経系疾患、自殺などによる死亡リスクの低下との関連性が認められた」と述べている。
研究チームは、喫煙、体格指数(BMI)、運動、アルコール摂取量、食事などの潜在的な交絡因子についても説明している。だが、自己申告に基づいた調査だという点で、研究の信頼性が疑問視される可能性もある。
また、コーヒーは多くの人々に愛好されているが、誰にでも適しているわけではない可能性があるとチームは注意を促している。同じく筆頭著者のハーバード大 のフランク・フー(Frank Hu)教授(栄養学・疫学)は「コーヒーの定期的な摂取は、健康的でバランスの取れた食事の一部として組み込むことができるが、妊婦や子どもなど特定の 人々は、コーヒーや他の飲料によるカフェインの摂り過ぎに注意すべきだ」という。
一方、過去の研究にはコーヒーの摂取と特定のがんのリスク低下との関連性を指摘するものがあるが、今回の研究では、がんに対する予防効果については何も見つからなかった。
今回の研究は現在進行中の大規模な調査3件で収集されたデータに基づく。これらの調査のうち1件は、看護師などの医療従事者約30万人が、自分の医学的状態や日常習慣に関して30年間にわたって定期的に回答する調査だという。
【翻訳編集】AFPBB News
http://news.livedoor.com/article/detail/10841895/
2015年11月16日 13時13分38秒 (Mon)
【お知らせ】介護ロボ・福祉機器説明会
入場はどなたでも自由・無料とのことですので、ご興味のある方は当日直接会場の方へお越し下さい!
主催はI-NET(石狩市医師会内)です。
※詳しい内容を知りたい方、ご質問等は直接会場でお願いします。
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