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2014年2月 アーカイブ

2014年2月25日 8時25分21秒 (Tue)

テトリスをたった3分遊ぶだけで痩せる【テト...

たった3分間テトリスで遊ぶだけでダイエットすることができるという論文が、イギリスのプリマス大学の科学者グループによって発表された。

 1984年、旧ソ連のプログラマー、アレクセイ・パジトノフによって開発されたコンピューターゲーム、テトリス。落下してくる様々な形をしたブ ロックを積み重ねて、列を揃えて消して行くという単純明快にして実に奥の深いゲームだ。テトリスをするだけで痩せるとなれば、苦労してダイエットを実践し ている人にとっては大変な朗報だ。そのメカニズムは脳の働きと密接にリンクしていたのである。

■人間の欲求とは・・・

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 疲れた時には甘いモノが効果的というが、これは脳を使うことによってブドウ糖を消費するからであり、脳は人間の体内で最も多くのカロリーを消費す る部位である。今回の発見は、脳の思考回路を利用して、3分間のテトリスによって、無駄な食欲を抑えることができるというものである。

「元来、欲求というものは、すごく自然なものなのです。何かをしたいという願望が脳の中に起きると、それを頭の中で視覚化し、映像として思い描きま す。ただ、実際にはその欲求が継続するのは最初の2~3分だけなのです。このタイミングでテトリスをすることで、ゲームに集中するという回路がはたらき、 欲求を視覚化しようとする回路からそらしてしまうのです。その結果として、欲求自体を抑えることができるということが、実験を通してわかりました」と、研 究グループの1人である、ジャッキー・アンドレア教授はデイリーメールの取材で語る。

 テトリスに頭を切り替えることで、スナック菓子などの誘惑を違う方向へそらしてしまうというのだ。「欲求というものは、具体的なイメージによって 喚起されることが最近の研究によって明らかになってきました。つまり、視覚的な処理を脳にさせることが、そのイメージを邪魔するのに一番効果的なのです」 と、アンドレア教授は付け加えた。

 実験は、ボランティアの治験者に協力を得て2組のグループを作り、片方には3分間テトリスをプレイさせ、もう片方のグループは、実際にプレイすることはなく終了した。その結果、テトリスをプレイした人は、ただ待っていた人達よりも、24パーセントの食欲が抑えられた。

 欲求を我慢すればストレスが生じるもの。ゆえに、欲求自体の根本的な原因であるイメージを脳内に作らないということが大切だという。こうした感情 のコントロールは、職場でも家でも、どこでも実践することができる。さらに、食欲だけでなく、禁煙、禁酒にも効果があると、教授は指摘している。

 つまり、テトリスに限らず、何か抑えたい欲望が出たときには、ゲームをすればいいということだ。


■思わぬ落とし穴も…

 テトリスが欲求を抑えるのに効果的であるということだが、男性ゲーマーの半数近くが、ゲームを続けるためには、セックスすら拒絶するということが最近の調査で明らかになった。さらには知人の葬儀への参加を拒否する者も同等の率でいるとのこと。

 一方、女性ゲーマーの5人に1人が、ゲームのせいで結婚のチャンスを失ったと語っているという。スナック菓子 で有名なドリトスの調査によれば、オンラインゲームで遊ぶ女性の84パーセントがセックスレスだという。さらには、7人のゲーマーのうち1人は部屋から出 る事すらためらって、飲んだ空き瓶に用を足したことがあると認めたというのだ。テトリスが欲求の抑制に効果的なのは喜ばしいことだが、何事も「ほどほど」 が重要であるということか。
http://tocana.jp/i/2014/02/post_3704_entry.html


2014年2月24日 18時12分53秒 (Mon)

心揺さぶられる10の犬の物語

犬好きな人、必見です!
人間と密接なかかわりを持つ動物として知られている犬は、常にそばにいることでその忠誠心を示す。誰に指示されるわけでもなく、自らの強い意志でそばにい ることを貫き通す。いつもは飼い主の言いつけを忠実に守る犬でも、飼い主の身に危険が降りかかった時には、自らの意志でその命令に背く。

ここでは、ネット上で有名となった10の犬たちのそれぞれのストーリーを見ていくことにしよう。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52124041.html

1. 瀕死の飼い主のところへ救急隊を導いた犬

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 グレゴリー・トッド・トラバス(41)は、デビーの町近郊のフロリダ州道84号線を走行中にハンドルを取られ、橋脚に衝突、高速道路の上を車ごと 400mも吹き飛ばされてしまった。最初に通報を受けた救急隊が現場で車の残骸を探しはじめたがなかなか見つからない。そこに脚をひきずりながら1匹の犬 が現れた。

 その犬は、トラバスがかわいがっていた愛犬のジャーマンシェパード、サイモンである。サイモンは救急隊にこっちにくるようにと促した。サイモンの案内の おかげで捜索隊は車の残骸とともに、トラバスを発見できた。サイモンは車の残骸のまわりをくるくる回り、そして車に乗り込んだ。トラパスの顔をいとおしそ うに舐めると、彼の隣にちょこんと座って、車が動き出すのを待っていた。しかし悲しいことに、トラバスが再びこの車を運転し、サイモンとドライブすること は二度となかった。

 

2.亡くなった飼い主の墓の側をずっと離れない犬

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 この話は前にカラパイアでもとりあげたものだ。キャプテンという名のジャーマンシェパードは、2006年、飼い主である、ミゲル・グズマンが亡くなった 直後、家から出て行ってしまった。いったいどこにいってしまったのかと探し回ったグズマンの家族だが、キャプテンを発見することはできなかった。

 ところが、1週間後、ある場所でキャプテンと再会することになる。そこは、グズマン氏が眠るアルゼンチンの町、ヴィラ・カルロス・パズにあるお墓であった。キャプテンは故人が埋葬されているそのお墓に寄り添うように座っていたのだ。ここで待っていれば故人と再び会えると思っていたのだろう。以後6年間、 キャプテンはこの場所から離れられず、ここで暮らしている。キャプテンは日中は前に住んでいた自分の家に帰っていくが、暗くなる前にはいつも墓地に戻って 来る。

 

3.迷子になった2歳の子を14時間ガードし続けた犬

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 オーストラリアの未開の灌木地域で迷子になっていた2歳の男の子、ダンテ・ベリーくん。捜索隊の懸命な捜査活動により14時間後、ビクトリア州内のミル デューラ市にあるダンテ君の家から4㎞以上も離れた場所で発見された。そこには、ダンテ君に寄り添い愛犬のジャーマンシェパードのダッシャーがいた。ダッシャーはダンテ君の側を片時も離れず、怖がるダンテ君をガードし続けていたのである。

 

4.ひき逃げされ、亡くなった飼い主の側を離れようとしなかった犬

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 何者かによってひき逃げされ、死んでしまった主人の亡骸から離れようとしない1匹の犬がいた。その事故は、米カリフォルニア州サンタクルーズのハイウェイ1号線上で夜間に発生した。自転車の運転中、車にひかれ命を落とした男性の遺体は、朝になって発見されるまでずっと道路脇に横たわったままだった。

 翌朝、ここを通りかかったドライバーにより、壊れた自転車と遺体、そして1匹の犬が発見された。切なくもそこには、亡くなった飼い主が愛犬を乗せる為、 自転車に固定してあったケースがバラバラになって地面に転がっていた。遺体はそこに約12時間ほど横たわっていたと考えられており、その間ずっと、そのケアーンテリアの雑種犬は、悲しみにうなだれるようにしながら、遺体と寄り添っていたのだ。

 

5.主人の自殺を防いだ犬

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 愛犬のおかげで自殺を思いとどまった、という女性がフランスにいる。ソルグの町に住む63才の女性は自身の命を裏庭で断つことを決心した。しかし彼女の 飼い犬であるジャーマンシェパードは、全力でそれを阻止しようとした。飼い主女性がまさに発砲しようとしたその瞬間、命がけの、捨て身の体当たりをくらわせたのだ。"その犬は事態を察知して彼女にぶつかり、助けようとしたのだろう。"と、警官は語る。彼女は胸を怪我したものの、軽傷で済んだので無事に回復するようだ。

 

6.飼い主の葬儀が行われた教会のミサに、毎日出席する犬

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 数ヶ月前に飼い主を亡くした犬が、飼い主の葬儀が行われたイタリアの教会の礼拝に毎日出席し続けている。主人が帰ってくるのを辛抱強く待っているのだ。 享年57歳だったマリア・マルゲリータ・ロッチさんのけなげな愛犬は7歳のジャーマンシェパードで、名はトミーという。その昔、捨て犬だったトミーは、彼女に拾われて以来、ずっと彼女に寄り添ってきた。

 ロッチさんは他にもそういった犬達を引き取っていたが、彼女の友人の話ではことのほかトミーを可愛がっていて、彼を連れて毎日教会に行っていたそうだ。 教会の司祭も、彼女の足元でおとなしくしているトミーの参加を許可していたという。悲しいことに、彼女はイタリアのブリンディジ市近郊のサン・ドーナチで 亡くなり、トミーもその葬儀に出席した。それ以降、その教会のミサの開始を告げる鐘が鳴ると、かならず駆けつけ、教会のミサをおとなしく聞いているとい う。

 

7.亡くなったガールフレンドをガードし続けた犬

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 中国の漳州市で、仲良く遊んでいたオスとメスの2匹の野良犬。このうちのメスが車に轢かれて死んでしまった。死後、残されたオス犬は、その亡骸のそばで ガードし続けていた。勇敢にも、往来の激しい道路の真ん中で、次々とやってくる車から逃げようともせず、横たわるメス犬の隣に寄り添い続けた。そして時 折、この犬は、亡くなったメス犬に「もう起きて」とうながすように、横たわっている体をそっと押していたという。このオス犬は6時間以上にわたり、彼女を守り続けたのだ。

 

8.凍った川から救出される主人を辛抱強く待ち続けた犬

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 コロラド川の薄い氷が割れ、川に落ちた飼い主が、消防隊に救出されるまでずっと傍らで見守り続けた主人思いの犬がいた。その日の午後、身元不明の60歳 の男性と愛犬は、カモ猟のためその川岸の上にいた。男性は、撃ち落としたカモを取りに行こうとして氷の上を歩いた途端、薄氷を突き破って川に落ちてしまったのだ。

 近くにいたハンター達がその事故を目撃して通報したが、その犬は救助を待っている間もその場を去ろうとはしなかった。自らも川に落ちる危険性があるにも かかわらず、待合室で心配しながら待機している親族みたいにウロウロし、主人に脚を伸ばそうとしたものの、愛犬の安全を案じた主人に"危ないからあっちへ 行け!"と何度も手を振られた。それでもあきらめきれず、その場を行ったり来たりしていたという。

 

9.入院中の飼い主の病院をつきとめた犬

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 飼い主に会いたい一心で、深夜に3km以上離れた入院先まで追跡してしまったハスキー犬がいる。その白いハスキー犬の名前はゼンダー。5年前にシェル ターに居たところを、今の飼い主であるジョン・ドランに拾われた。ドランが皮膚の病気でニューヨーク州のロングアイランド病院に入院した時、ゼンダーは ひどく落ち込み、しょんぼりしつつ家の周りをあてもなくうろついていた。そしてとうとう、夜中の3時に家を抜け出し、ウエストアイスリップにあるグッドサ マリアン病院にドランがいるのをつきとめたのだ。

 病院の職員は、建物の外の道路に犬が座りこんでいるのを見かけた。犬に近づき、首輪に記入されていた電話番号に電話をかけてみたところ、この病院に入院 しているドランの携帯電話に繋がった。ドランは病室のベッドから応答することになったのだ。その後ドランの奥さんがやって来てゼンダーを連れて帰った。そ れでもどうしてもドランに会いたいゼンダーは、その後何度も家を脱走し、病院を訪ねてきているという。

 

911テロの最中、飼い主を助けようとして引き返してきた犬

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 2011年9月11日、盲目のコンピューター技師であるオマー・エドアルド・リベラはワールドトレードセンターの71階で働いていた。ハイジャックされ た航空機がタワーに衝突した時、リベラは自分がそのビルから避難するには途方もなく長い時間がかかることを知った。しかしリベラは愛犬のラブラドルレトリ バーにだけはなんとかして脱出して欲しいと考え、人でごった返す階段で犬のリードを外した。"その騒音と熱は凄まじいものだったので、私はこれが永遠の別れになるだろうと感じた。でもドラドには脱出するチャンスを与えるべきだと思った。リードを外し、彼の頭をクシャクシャっと撫でてやってからそっと体を押して、"行け!"とドラドに最後の命令をだした。"と彼は語る。

 ドラドはその後、出口を求めて溢れる人の波に押されながら階下へと向かったが、数分後、ある異変に気がついた。下の方になにやら懐かしい感触がする。その感触の正体は確かめなくてもすぐに分かった。愛犬ドラドのものである。ドラドがリベラの脚に鼻先が押し当ていたのだ。ドラドは、最後の命令を無視し、すぐにリベラ元へと戻ってきてしまったのだ。

 その後ドラドは、リベラの同僚と共に、一時間近くを費やし、70階分の段差を降りる盲目の主人を助けた。タワーから彼らが脱出後まもなくビルが崩れ落ちた。こうしてリベラは、ドラドによって命を助けられたのである。

 

2014年2月19日 15時58分14秒 (Wed)

禁煙は抗うつ剤より精神の安定に効果的

禁煙に成功した人は、不安やストレスを感じている人が抗うつ剤を服用したのと同じぐらい、精神的な安定を感じることができる──13日の英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(British Medical Journal、BMJ)で発表された。
禁煙は抗うつ剤より精神の安定に効果的

英国の研究者たちは、喫煙者の精神状態について調査された26の報告書を調べ、不安や気持ちの落ち込み、ストレス、生活の質などについての質問に対する答えを数値化したものを研究材料とした。

対象となった喫煙者たちの平均年齢は44歳で、たばこを1日10本から40本吸う人たち。対象者たちは禁煙をする前と禁煙を始めて平均6か月の2回、質問に回答した。

禁煙に成功した人たちは挫折した人たちに比べて、不安感や気持ちの落ち込み、ストレスが減り、将来に対してより楽観的になったと回答した。

BMJに掲載された報告によると、「その効果は抗うつ治療を受けたのと同じぐらい、あるいはそれ以上である」という。また、精神疾患がある人で禁煙に成功した人も同様の効果を得ることができるという。

■「たばこでリラックスできる」は誤解

研究を率いた英バーミンガム大学(University of Birmingham)のジェンマ・テイラー(Gemma Taylor)氏は、今回の結果が喫煙に対する一般的な誤解の一掃につながってほしいと期待する。

「『たばこはストレス解消になる』『たばこでリラックスできる』など、喫煙が精神の安定にいいというのは、通説にすぎない。こうした通説を覆すのは 難しい」と、同氏はAFPに語った。だが実際は、今回の研究で「たばこをやめてニコチン依存から解放されれば、精神状態が改善する」ことが示されたと言 う。

テイラー氏は、たばこ中毒に関する研究の主要理論を指摘した。喫煙者の心理状態はニコチンのせいで1日中不安定になっているというものだ。

たばこから得られる落ち着きや充足感の後はすぐに、気持ちの落ち込みや不安、動揺といった禁断症状に襲われる。だが喫煙者は、このような症状はス トレスやほかの要因によるものだと間違いやすい。そしてニコチンには安定作用があるために、喫煙者は自分の心を落ち着かせてくれるのは、たばこだと勘違い するのだ。

■増加するたばこによる死者

世界保健機関(World Health Organization、WHO)は昨年7月、たばこが原因で毎年約600万人が死亡し、2030年にはその数が800万人に増加すると推定した。死者の約80%が、中あるいは低所得国の人たちだという。

喫煙率が減少している国もあるが、世界的にみれば、人口増加などが原因で喫煙者の数は1980年より増えていると、先月の米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association、JAMA)は指摘した。 (c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3008668?pid=0


2014年2月18日 8時20分21秒 (Tue)

驚異のプラシーボ効果!! “ダミー手術”で...

プラシーボ(偽薬)効果とは、薬理作用のないものを本物の薬であると「思い込ませること」によって、治療効果をもたらす反応のことである。大半の場合、乳 糖や澱粉、生理食塩水などを実際の薬同様カプセルに入れて用いられる。ノンアルコールビールで酔ったように感じるのもプラシーボ効果の一種である。プラ シーボ効果が医学的に有効であるということは、今までに多々報告されてきたが、近年、鬱病およびパーキンソン病に伴う苦痛の緩和にも非常に有効的であると いうことを示唆する研究結果が発表されている。また、実際にはただの水でしかない薬が、生命の危機的状況を救ったり、皮膚に触れない針治療が、思いがけぬ 効能を出したりと、プラシーボ効果への注目は非常に高まっている。

■ダミー手術!! 新しい形態のプラシーボ効果!?

ミネソタ州に本部を置くメイヨークリニックの放医師であるデイビッド・カルメス博士は、投薬だけでなく、「ダミーの手術」によっても、劇的なプラ シーボ効果が得られることを発見した。メイヨークリニックは、世界的に非常に進んだ医療技術を持っており、アメリカ大統領もしばし訪れるほどである。カル メス博士は過去15年にわたり、医学的な接合手術を用いて、背骨の骨折を治療してきた。それは「椎骨形成術」といわれる方法で、圧迫骨折によりつぶれた椎 骨をセメントで整復し、従来の方法より除痛効果が高いとされている。しかし、カルメス博士は「手術を通して実に驚くべき結果を見つけた」と語る。「実際の ところ、正確に何が起きているのか疑問に思うことが度々ありました。というのも、著しく失敗したと思われた手術によっても、成功した時と同様に回復すると いうケースが数度あったからなのです。つまり、何の効果もないはずのセメントが、明らかに何かしらの効果を出している可能性があるということなのです」 と、慎重に語る。

■驚きのプラシーボ実験。まるでお医者さんごっこ??
そこでカルメス博士は普通では考えられない実験をすることを決断する。それは。「椎骨形成術」がプラシーボよりも効果があったのかを確かめる実験である。 医者であれば皆が躊躇する実験であるが、科学的見地からすれば、阻止できぬものである。椎骨形成術が必要な患者130人を対象にし、その半数に実際に「椎 骨形成術」を施し、そして同様にプラシーボ効果を与えた。この場合、プラシーボに使われるものは、ダミーのカプセルではく、「ダミー手術」だ。患者達は、 自分がどちらの処置をされたのか知らされていない。この際、患者がどちらの処置をされたのか気づく事のないように、精巧な策略をたてる必要があった。患者 はみな「手術」に対し、同じ覚悟でのぞみ、手術室へ運ばれ、局部麻酔薬を与えらた。そしてコンピュータがランダムでどちらの手術を施すかを決めた、つまり 本当の手術と、ダミーの手術とを。医師たちですら、どの患者に「ダミー手術」を施すかは事前に知らされることはなかった。
さらには患者との会話にも細心の配慮がなされた。「プラシーボに分けられた患者に対しては、よりよく実験を運ぶために背中を押しながら『いいです か、奥様。セメントを今から入れますよ。もう少しで終わりますからね~』と声をかけ、端から見ている人間にはまるで『子供の手術ごっこ』のようでした」、 とカルメス博士は説明する。

この革命的な実験によって、実際には何の手術も受けていない患者も、手術を受けた患者と同等の回復傾向をみせたことが明らかになった。この治験者 の1人、ボニー・アンダーソンさんは、この「手術ごっこ」が実際に苦痛を緩和したことに信じがたいようだった。というのも、アンダーソンさんは、数年前に も異なる脊椎が挫傷し、実際の椎体形成術を行っていたからだ。彼女は、手術に何を期待できるか知っていたわけで、プラシーボだと騙すのは容易ではないと思 われたのだ。しかし結果は明らかだった。

「それから一週間もしないうちに、ゴルフをプレーすることができたの。痛みは少しのこっているけど、私はほとんど毎日ゴルフをプレーすることができたのよ。」

御年76歳のアンダーソンさん。この毎日のゴルフが、「ダミー手術」の有効性を示している。事実、以前に手術した箇所と、ダミー手術を施した箇所に、痛みの違いを感じないという。

■ブラシーボ効果に震撼する医学界

この実験を通して、プラシーボ効果の有効性を示したのは彼女だけではない。カルメス博士の発言を要約すると、椎体形成術とプラシーボを経験した患者間の鎮痛の程度で、統計的に顕著な違いはありませんでした。また、より重要なことには、椎体形成術とプラシーボを経験した患者間において、その後、身体機能におけるに改善に顕著な違いはなかったの だと言う。明らかなのは、「ダミー手術」が骨折の治癒に関して有効だということに疑う余地がないということだ。これは、プラシーボ効果により、脳が「痛み は無くなった」と認識していることによるものだと考えられ、その後、自然治癒力によって回復へ向かうものだと考察された。偶然にも、アメリカでカルメス博 士が実験をしている間、同様の実験をオーストラリアの科学者が行っていた。カルメス博士の研究結果同様に椎体形成術は、ポラシーボより上手くいかなかっ た。難しいのは、一旦プラシーボだと分かってしまえば、その効果が発揮できなくなってしまうという点にある。
カルメス博士の発見は、医学界に衝撃を与えたものの、世界中の医者はいまだ、100万人以上に椎体形成術を施している。カルメス博士は、三日間の術 後の経過を公表し、苦痛の急激な減少から「ダミー手術」が即効性のある、有効手段であるということを示した。しかしそれでもなお、椎体形成術が必要とされ ていることは、カルメス博士自身も認識しているところである。結局、「ダミー手術」は、結果的に患者を騙すという倫理的問題を抱えているため、椎体形成術 を希望する患者には希望通り、手術を施すしかないのだ。

■偽手術に揺れる保険会社とこれから

カルメス博士の発見は思わぬところへ飛び火する。ここで黙っていないのは保険会社である。プラシーボ効果で十分に効果が出ると分かってからという もの、椎体形成術に対してかかる費用の支払いを渋るということがおき始めているのだ。数千ドルの費用が、結果のみを考えれば不要なものであるとなれば、保 険会社の考えるところも分からなくはない。また、プラシーボよりも有効でないと分かった外科的処置はこれだけにとどまらない。フィンランドで発表された研 究によれば、世界の最も一般的な整形外科の手術の一つである、膝関節半月板切除術でさえも、「ダミー手術」のプラシーボ効果に及ばないというのだ。日本に 比べると遥かに複雑で厳しいと言われているアメリカの保険制度、こういう倫理的な問題の解決にはしばらく時間がかかりそうだ。

まだまだ、プラシーボ効果に関しては分かっていないことが多くあるのも事実である。どのように作用しているか、効果が効く人効かない人の差異は何 なのか。遺伝との関係性など、あげればきりがない。しかし、少なくとも今、プラシーボ効果を、新薬と治療を開発するための統計ツールとして見るのではな く、その効果を高く評価し、メカニズムの解明に乗り出している。それが分かるにつれ、プラシーボの力を利用し、我々の自然治癒力を最大限に活かすことがで きるようになるだろう。
http://tocana.jp/i/2014/02/post_3663_entry_3.html

 


2014年2月14日 12時48分41秒 (Fri)

ヨーグルトを食べると糖尿病リスクが下がる、...

ヨーグルトやローファット(低脂肪)チーズを摂取すると、全く食べない場合と比較して糖尿病発症リスクが約4分の1低減するとの研究論文が5日、欧州糖尿病学会(EASD)の学会誌「ダイアビトロジア(Diabetologia)」に掲載された。
ヨーグルトを食べると糖尿病リスクが下がる、英研究

英ケンブリッジ大学(University of Cambridge)のニタ・フォロウヒ(Nita Forouhi)氏率いる研究チームが発表した論文は、英ノーフォーク(Norfolk)州在住の男女3500人を11年間追った長期健康調査に基づくもの。

調査期間中、753人が2型糖尿病を発症したが、ヨーグルトやフロマージュ・フレ(未熟性チーズ)、低脂肪のカッテージチーズなど低脂肪の発酵乳製品を食べていた人たちは、全く食べていない人たちと比べて糖尿病発症の確率が24%低かった。

低脂肪の発酵乳製品を種類別に調べたことろ、ヨーグルトのみでの糖尿病リスク低下率は28%だったことが分かった。このカテゴリに属する人たちは カップ入りヨーグルト(125グラム)を平均で週4.5個食べていた。さらに、おやつとしてポテトチップの代わりにヨーグルトを食べていた人では、実に 47%もリスクが低減していた。

一方、発酵乳製品の中でリスク削減と関連していたのは低脂肪製品のみで、牛乳や高脂肪の発酵乳製品では糖尿病リスク削減の効果はみられなかった。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3007888


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