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2014年1月 アーカイブ

2014年1月31日 8時17分56秒 (Fri)

ホップにアルツハイマー病を予防できる成分 ...

京都大学(京大)やサッポロビールの研究チームは1月30日、ビールの原料などで知られるホップから抽出した成分の中にアルツハイマー病の発症を抑える効果を持つものがあることを、アルツハイマー病モデルマウスを用いて確認したと発表した。

同成果は、京大大学院生命科学研究科の垣塚彰 教授、同 笹岡紀男 研究員、同薬学研究科の竹本佳司 教授らによるもの。詳細は米国科学誌「PLoS ONE」に掲載された。

社会の高齢化が進む日本において、認知症患者は年々増加することが見込まれており、その解決は重要な問題となっている。認知症の中でもアルツハイ マー病は、脳内において産生されるアミロイドβ(Aβ)が凝集、沈着することで神経細胞死を引き起こし、記憶や学習能力の低下を招くと考えられている。ま た、Aβの産生には酵素「γセクレターゼ」が主要な役割を担っていることが知られており、阻害剤などの研究が進められている。

今回の研究は、そうしたアルツハイマー病の進行を予防するという観点から行われたもので、すでに安全性が確立されている漢方薬の原料の1つである植 物エキスに着目し、その中からγセクレターゼの活性を低下させる成分を同定し、アルツハイマー病モデルマウスに投与し、発症予防の効果があるかどうかの検 討を行ったという。

具体的には、簡便にγセクレターゼの活性を測定する手法として、Aβの前駆体タンパク質APP(amyloid precursor protein)3にGal4VP16という転写因子を結合させたタンパク質を培養細胞に発現させ、APPがγセクレターゼにより切断を受けると、ルシ フェラーゼタンパク質が作り出されるという評価系を構築。

細胞内のγセクレターゼ活性の評価系

培地に評価する物質を加えた後、細胞溶解液を作製し、それに含まれるルシフェラーゼの活性を測定することでγセクレターゼの酵素活性を簡便に評価することを可能とした。

実際に同評価系を用いて、漢方薬の原材料を中心に約1600種類の植物エキスをスクリーニング。その結果、γセクレターゼ活性を最も強く抑制できるものとしてホップの雌株の球花のエキス(ホップエキス)(生薬名:啤酒花)が同定されたという。

ホップの雌株の球花

さらに、ホップエキス中の阻害活性をもつ主要成分を精製し、その構造を調べた結果、「Garcinielliptone HC」と呼ばれる物質であることを突き止めたという。ただし、同成分はビールにはほとんど含まれていないという。

これらの成果を受けて、研究では、新たにアルツハイマー病モデルマウス(ADマウス)を作製、ホップエキス2gを1リットルの水に溶かし、アルツハ イマー病発症前の若齢期から、水の代わりに自由に飲めるようにし、その後、Morrisの水迷路を用いた行動実験を実施した。その結果、ホップエキスを摂 取していないADマウスでは9カ月齢から記憶・学習能力に低下がみられたが、ホップエキスを摂取したADマウスでは記憶・学習能力の低下が観察されたのが 15カ月齢以降となり、アルツハイマー病の発症を遅らせることができることが確認されたという。

9カ月齢、12カ月齢のADマウスの記憶・学習障害とそれに対するホップエキス摂取の効果。アルツハイマー病モデルマウスでは9カ月齢~12カ月齢で記 憶・学習能力の低下が見られたが、ホップエキスの投与により記憶・学習能力の低下が抑制されることが確認された

また、18カ月齢の高齢のADマウスでは、不安行動の欠落(情緒異常)が認められたが、同エキス摂取マウスでは、そうした情緒異常は観察されなかっ たほか、脳内Aβの蓄積を調べた染色結果においても、同エキス摂取マウスは非摂取マウスと比較して有意にAβの沈着が減少していることが確認されたとい う。

なおサッポロビールでは、今回の成果を受けて、今後、アルツハイマー病の発症および進行を予防できる製品の開発につながることが期待されるとしてお り、今回の成果に基づいた知財権のライセンシングを受け、従来から保有するホップ育種、加工・利用技術ならびに分析技術を生かし、ホップエキスを含有する 商品の販売を目指すとしている。
http://news.mynavi.jp/news/2014/01/30/378/index.html


2014年1月31日 8時13分43秒 (Fri)

がんの征圧は間近か!? - 鳥取大、悪性度...

鳥取大学は1月25日、クローニングしたRNA遺伝子に関連して発現変動する単一の「マイクロRNA」を悪性度の高い未分化がんに導入したところ、容易に悪性度を喪失させることができ、正常幹細胞へ形質転換できることを発表した。

成果は、鳥取大 医学部病態解析医学講座 薬物治療学分野の三浦典正 准教授らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、1月24日付けで英オンライン総合学術誌「Scientific Reports」に掲載された。

三浦准教授は、自身のクローニングした遺伝子がRNA遺伝子であり、がんの第1抗原と目されてきた「ヒトテロメレース逆転写酵素遺伝子 (hTERT)」と関連して、特に未分化なヒトがん細胞において、その発現を制御させる性質を持つ特異な遺伝子として、また発がんやがんの悪性度に関わる 遺伝子として機能解析をこれまでしてきた。

また、「未分化型悪性黒色腫」でも当該RNA遺伝子が増殖抑制できることを、製剤候補として「ハイドロゲル」や「アテロコラーゲン」を用いて確認し てきた。そして今回、そのRNA遺伝子を「shRNA法」という遺伝子発現を抑制する手法により、10種程度のヒトマイクロRNAによって発現変動するこ とが究明されたのである。そしてその1つ1つをがん細胞の中へ導入することで、最もがんを制御できる有効なものが検討された次第だ。その結果「miR- 520d」が三浦准教授らが"驚異的"とも表現する現象を誘導したのである。

2012年2月に、京都大学の山中伸弥教授らが当初iPS作製に使用した「293FT細胞」、または未分化な肝がん細胞、膵がん細胞、脳腫瘍、悪性 黒色腫細胞で、球状の幹細胞または「がん幹細胞様」の細胞へ容易に変化させ、その細胞は「P53」というがん抑制遺伝子を高発現していることが見出されて いる。それまでは、マイクロRNAのがんや再生医療の報告として、「miR-302」family、「miR-369」「200c」に関して多数種の併用 でリプログラミングの試みがなされているが、1つでこのような効果をもたらす報告はなかった。

今回の研究では、まず未分化な肝がん細胞がmiR-520dにより、12時間程度でP53、Nanog、Oct4陽性の細胞へ変化し、miR- 520d導入細胞がマウスでそのがんとはまったく異なる組織(奇形腫や正常肝臓組織)を形成したり、腫瘍をまったく形成しなかったりすることが確認された のである。高分化型がんでも1カ月程度で同様の細胞へ変化することも判明した。

このことは、悪性度の高い低分化なものほど容易に良性形質になりやすいことを意味するという。この結果からメカニズムの解析が進められると同時に、治療的効果の検討も行われており、脱メチル化による脱分化誘導がその原因の1つであることが証明された。

ほかのがんでも派生元の細胞の性質をより強く持つまったく異なる細胞へ形質転換できることから、多くの未分化ながん細胞で有用な分子であることがわ かったとする。たった1つの生体分子が、このように劇的にがん細胞の状態を変えてしまうことは、がん根絶の夢が目前に来ており、この領域の研究および製剤 開発が推し進められることで早期に実現する可能性が高まったとした。

下の画像は、今回開発された技術の位置関係を表した模式図だ。高分化な正常細胞から、高分化ながん細胞、中分化ながん細胞、低分化ながん細胞、未分 化ながん細胞が発生し、分化度の異質ながん細胞が混在することが多い。しかも、この中にはがん幹細胞が含まれている。今回の技術は、「特にがん幹細胞比率 の高い未分化型がん細胞から、正常幹細胞を誘導でき、その後、生体環境に適応して分化も進む」、ということを示しているという。

今回開発された技術の位置関係を表した模式図

医療の現場では、がん細胞は集学的に研究や治療が試みられており、がん幹細胞の根絶が困難なために、再発が担がん患者の心身を蝕んでいる。 20mer(1merはDNAの塩基1個のこと)という今回の小さなRNA分子のメリットは、がん幹細胞への感受性が高いことで、ほかに治療法のない末期 的な担がん状態に奏効すること、また抗がん薬で有効でなかったがん細胞にがん治療の「アジュバント療法」(メインの療法を補完するもう1つの療法のこと) として奏効する可能性が極めて高いことだ。

このRNAからなるがん細胞へ送達できる製剤との併用により、従来にない作用機序の医薬品としての応用が期待できるという。またがんに対する核酸医 薬の中心的な役割を果たすことが期待できるとする。さらにP53の発現を誘導することから、再生医療でもiPS細胞の品質管理などに応用できる可能性があ るとした。
http://news.mynavi.jp/news/2014/01/28/170/


2014年1月30日 16時10分09秒 (Thu)

チョコレートは薬物なみの依存性がある。 チ...

"チョコレート中毒"という言葉を聞いたことがあるだろうか。チョコレートに対するあなたの想いは、マヤ人やアステカ人が神の食物として崇めていたのと同 レベルだろうか。冗談っぽく「私はチョコレート中毒なの。」なんていう人もいるが、実際に食べ物やチョコレートに対する依存症になるなんてことがあるのだ ろうか?

答えはイエスである。チョコレートは薬物と同等の依存性があるのだ。
これはバレンタインデー向けの疑問かもしれない。
まず依存について考えてみよう。

依存には3つの基本的な要素がある。
・激しい欲求
・欲求の対象を制御できなくなる
・悪影響を自覚していながら使用し続けたり、没頭する


いくつかの研究によると、人は食べ物に対して上記3つ全ての要素を示すことがわかった。例えば"激しい欲求"の場合、深夜にアイスクリームを買いに行く、といった話は結構ある。しかし深夜にセロリを探し回る人の話は聞いたことがない。

それはどうやらチョコレートなど、大量の砂糖と脂肪を送り込む食べ物が脳内の報酬経路を誘発するせいらしい。動物実験ではこれらの食品の制限は、依存に見られる"禁断"反応と一致するストレスに似た反応を引き起こすことが判明した。

砂糖と脂肪分の両方を含むチョコレートは、食物依存の研究でよく用いられている。
米コネチカット州イェール大学では、ボランティアの人々に依存行動に対する調査を行った。

ボランティアにはまず、チョコレートミルクシェイクを思い浮かべてもらう。それから実物を見たり、匂いをかいだりし、最後にそれを飲んでもらう。食べ物 への依存度で高い数値を示した参加者は、チョコレートミルクシェイクが現れた時に、欲求や報酬を抑制する活動が脳の一部で盛んになった。ひとたび彼らがそ れを飲み始めると、その脳内にあった報酬を求める衝動を司る領域の活動は著しく減少した。似たようなパターンの脳の活動はドラッグに依存する人々に多くみ られるという。

米ペンシルベニア州ドレクセル大学の研究者らも、チョコレートを食べている間に人々が示した猛烈な喜びや、さらに多くのチョコレートを求めるという肉体的な反応は、ある種のドラッグが引き起こす反応に近いものだと結論づけている。

食物依存に関する科学的な議論の大半は、アメリカやその他多くの国々に広く蔓延している肥満が引き金になっている。肥満の人々の多くは、食べ物に対して強い欲求があり、悪影響を理解しているにもかかわらず食べ過ぎを制御できない。

また、ストレスはダイエットの天敵となる。ストレスが食習慣に与える影響も食べ過ぎに関連している。依存症から抜け出した人も、ストレス下におかれると症 状が再発する傾向にある。理由としては、アルコールやタバコ、もしくはドラッグを用いている際に感じる心地よさを強く求めるからだ。

両者には興味深い関連性がみられるが、ドラッグと食べ物依存の間には相違点もある。一番はっきりしてるのは食べ物は生きて行くために必須である一方、ドラッグ中毒はそうではないという点だ。食事のほうは断つわけにはいかない。それが治療をさらに困難にさせる。
現実問題として、"チョコレート依存症"だと診断されても、"適量の食事をする"という腹が立つほど単純なアドバイスしか存在しない。実際、健康とは強い意志をもって自分の欲求に打ち勝っていかなければならない。

もしチョコレートの誘惑に負けそうになったら、少しだけ注意しよう。大好きなチョコレート菓子やチョコが入ったアイスクリームを無意識につかむ前に、時間をかけて真剣に考えてみよう。

チョコレートを食べる場合は、その一口一口に集中して、時間をかけてゆっくりと楽しみを引き延ばす。もし食べないという選択をしたのなら、自分は自分の 健康にプラスになることをしているというポジティブな考えを楽しむことにしよう。これはアルコールやタバコ、ダイエット、インターネット依存症にも効果的 な方法だ。

これを続けていれば、より健康的な生活を送るようになるだろう。人生の楽しみはチョコレートだけではない。他の様々な楽しみもあることに気づくはずだ。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52151354.html
 

2014年1月28日 16時28分18秒 (Tue)

筑波大、動脈硬化を悪化させるたんぱく質を発見

筑波大学は20日、心筋梗塞や脳梗塞につながる動脈硬化を悪化させるたんぱく質を発見したと発表した。このたんぱく質が働くと、血管の内側に白血球 の一種がたまって血管が狭くなる。動物実験で働きを抑えると、動脈硬化が著しく改善した。治療法の開発に役立つ。英科学誌「ネイチャー・コミュニケーショ ンズ」(電子版)に報告した。

動脈硬化は、悪玉コレステロールなどが血管の内皮の下にたまり、取り除こうと血液中から来た白血球の一種のマクロファージが蓄積して血管が狭くなる症状だ。

新たに見つけたたんぱく質はマクロファージの中にある「MafB」。悪玉コレステロールの信号をMafBが受けると、マクロファージの自滅作用が効かなくなり、マクロファージが血管内皮の下にたまり続ける。

日本経済新聞電子版
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO65605380Q4A120C1TJM000/


2014年1月27日 18時04分16秒 (Mon)

不思議な話シリーズ

今年は午年!
昨年は巳年でした。
巳と言えば、ヘビ。

少し強引ですが、、、
昔、自分が勤務していた施設は、山の中にあったので、夏場はよくヘビが出没していました。
トイレやエレベータ、施設長室にもよくヘビの抜け殻を発見したものです。

そんなある日、施設内でもとっても元気なAさんが、玄関先でヘビを見つけました。
もちろん生きたヘビです。
(普段は事務職員が生け捕りにし山へ帰すのでしたが、その日は日曜日で誰もいませんでした)

なんとAさんは、面白がって、そのヘビを袋に入れたまま、地面に叩きつけて、殺してしまいました。
残酷な話です。

すると、、、
その数日後、Aさんの足には、強い痒みを伴う原因不明の謎の湿疹が出現。

乾癬とは違う、それはまるで、いやまさしく、ヘビのウロコのような。。。

ステロイド剤を塗布しても治らず、皮膚科を受診することに。
でも、診断名も治療法も見つからず。

結局どんなクスリも効果が無いまま、数カ月が過ぎ、ようやく沈静化。
その間ずっとAさんは、足を掻きむしっていました。

乾燥するこの時期、足のすねが痒くなると思い出す不思議な出来事でした。


※予定していた「後輩との淡く切ない思い出」は全く要望が無く中止しました




 

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