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数え間違いってこわーい

数え間違いってこわーい
 
毎年6月になるとすぐに(1日か2日頃です)ラジオやテレビでこんな事が話される。
「いやあもう一年の半分が過ぎましたよ、早いですね」
ええ? まだに決まってんじゃん。「6月が終わった」段階で一年の約半分ですよ。
そりゃ早く感じるに決まってますよ、6月のはじめなら5カ月経過しただけですから。
そこで実際に計算してみたら、うるう年でない場合は1月1日から数え始めて
183日目つまり7月2日がちょうど1年の真ん中です。
ですから正確には7月2日の放送の場合は「ちょうど1年の真ん中まで来ましたね」
7月3日以降なら「今年も半分過ぎましたね」が正しいはず。
 
そう言えば昔こんなクイズがあった。詳細は覚えていないが、
「A君はマンションの1階~3階まで登るのに24秒かかります。
ではこのA君が同じマンションの3階~6階まで登るのに何秒かかるでしょう?
ただし階と階の間の階段の段数、幅等の大きさその他は全く同じとし、
A君が階段を上るスピードも常に一定とする。
で答えは36秒。
ついつい6階までは倍の距離だから24秒と答えてしまいがちだが、
実は1階~3階まで階段は2か所しかないから、
階段1か所登るのに24秒÷2=12秒となり、
3階~6階まで階段は 6-3で3か所あるので。12秒×3=36秒が答え。

6月21日に放送された「ホンマでっかTV」で、
さんまさんが「トランプ大統領の就任から半年経ちます」と言っていた。
調べたら就任式は1月20だったので、
7月20日あたりで半年だから6月21日の時点では5カ月だけ経過し事になる。
私としては「そりゃちょっと不正確ですよ」と言いたくなるのだが、
こんな事言ってると「お前はいちいち細かいんだよ!」と言われるんだろうな。
 
この様な勘違いが起こるのは、地上の一番下の階を1階としたからで、
もしそれを0階と呼ぶなら、この様な間違いは起こりにくい。
これは「音程」の呼び方にも同様の事が言える。
1970年代に購入したDurand版の ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調 2台ピアノ版の
第3楽章 練習番号7の直前を見てみると。2オクターブと言う意味で、
右手の譜表に16a¬の記号が付いている、これは明らかに間違いで、正しくは15 a¬
もし同じ楽譜をお持ちでしたらお確かめ下さい。
これも同様の勘違いで、もし同度を0度と定義したなら、
オクターブは7度となり、2オクターブは 7度×2で14度、
以降単に7の倍数のみで表現できるから簡単。
しかし実際は同度を1度と定義しているので7の倍数+1となり、
とっさに考えた場合、1オクターブは8度と覚えてしまっているため間違えやすい。
しかし1990年代に出版された日本版のフルスコアではちゃんと15aになっていました。
そのDurand版のピアノの楽譜は昔、今より一回り大きくて、しかも閉じてなかった。
買った時点ですでにばらばらだったのである。
そう言えばピアノの先生が「使いにくいったらありゃしない」って仰ってましたね。
この様なDurand版に関してフランスの方々はどうお感じなのでしょうか?
「これこそ わが偉大なるフランスが誇るエスプリなのです。
日本人のあなたには永久に理解できますまい」などと言われてしまうのかな?
まあ事実エスプリってよく分かんないんですけどね…!
 
ところで我々日本人は桁数の多い数字を勘定する時 一、十、百、千、万、と数える。
これはもちろん一の位、十の位、百の位、千の位 と呼ぶからだと思うが、
最初は一の位じゃなく、ゼロの位が正しいんじゃないの? 
あ、違うか、これは一で良いのか? え、そうだっけ? 
分からん、どうなってんだ。誰か説明して!

2017/07/12

 
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