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12月25 日の活動

2018年12月25日 20時36分00秒 (Tue)

参加者:ボストンパック、りょーピン、まろん、+10
 
  ま + R ボ
ま   10-5 7-10 10-7
+ 5-10   10-9 10-2
R 10-7 9-10   10-4
ボ 7-10 2-10 4-10  


書くことがないので,小説書きます.(この物語はフィクションです.使用されるぷよぷよのカセットは3DS版ぷよぷよ‼です。)

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「へへっ、またやってやったぜ。」
僕は不気味な笑みを浮かべ、そう呟いた。
僕は、切断厨だ。かつては切断などせず、真剣にネット対戦していた。だけど、何気なく切断をしたときに、えもいえぬ背徳感に襲われた。切断を繰り返すたびにそれがエスカレートしていき、ついには脳を焼かれてしまった。今では、レートを減らさずに切断できるように3DSを改造し、レーティング1位の座に上り詰めた。どんなに強いプレイヤーも、この僕のレートを減らすことはできない。勉強ができず、運動ができず、高校にも友達がおらず、惰性に生きている僕にとって、この無敵感は数少ない生きる糧だった。
「そういや、最近ネット対戦の人口が減ったような……全然マッチングしないな。過疎ゲーだし仕方ねえか。まあいいか。そろそろ対戦会に行こうか。」
対戦会は、毎週日曜日に開かれる、近所の学生ぷよらーや、社会人ぷよらーたちが集まって対戦をする会である。この時ばかりは僕も純粋にぷよぷよを楽しむことができるので、一週間に一度の楽しみなのだ。
「おっと、対戦会に行く前にハンドルネームを変えなきゃな」
僕は、3DSのネームを「†かみ†」から僕の名前に変え、対戦会の会場へ赴いた。

「こんにちは~」
僕が挨拶すると、すでに来て談笑していた対戦会メンバー達が、僕の顔を見るなり、一斉に黙った。
「……なあ。お前に話があるんだが。」
この対戦会の会場確保をしている、リーダー格の男が話しかけてきた。
「話って何ですか?」
「お前…『†かみ†』っていうハンドルネームのぷよらーを知らないか?」
「!!……し、知りません。」
思いもよらない言葉に、僕はとっさにそう答えてしまった。
「……そうか。『†かみ†』は、ネットぷよで今レート1位のプレイヤーだ。しかしその実力はとてもじゃないが1位とは言えない。『†かみ†』は…切断厨だ。」
僕の心臓の鼓動が高鳴る。
「……でも、切断すればレートは下がっていくんじゃないんですか?」
「通常はそうだ。しかし『†かみ†』の切断は特殊でな。奴が切断しても奴のレートは何故か下がらないようだ。それどころか切断を喰らった側が負け扱いになってレートが下がるんだ。つまり、『†かみ†』が切断しているのにこっちが切断したような挙動になるんだ。」
そんなことが発生していたのか、と僕は思った。自分が切断扱いにならないように3DSを改造したが、そのような副作用が起きていたとは……。リーダーは話を続けた。
「『†かみ†』とマッチングした時点でレートが下がることが確定するんだ。誰も奴と対戦したがらねぇ。奴の情報はすぐにTwitterで拡散され、奴がよく出没する平日の16時~22時の間は、ネット対戦しないようになった。たった一人の悪質プレイヤーのせいで、ネットぷよの秩序は崩壊したんだよ。」
他の対戦会のメンバーも、絶対に許せない、と言いたいかのような表情だ。
「そこで俺たちは、『†かみ†』を特定し、ネットぷよから排除することに決めた。」
リーダーの目はマジだ。
「……へぇ、そうなんですか。でもそんなに簡単に特定なんてできますかね?」
「『†かみ†』は、お前なんじゃないか?」
「え……」
僕は言葉を失った。
「『†かみ†』は、平日は16時になるまで絶対に現れない。これは、おそらく学生だからだ。それも、中学生か高校生。そして……ついこの前、調査がてら3度ほど『†かみ†』と対戦したが、その時の土台がお前の得意とする土台そのものだった。お前の組む土台は特徴的だからな。ピンときたぞ。中高生でその土台を組む、となると、もうほとんどお前しかいねぇ。」
「……たったそれだけで……し、証拠はあるのかよ!」
「……証拠はあるぜ」
そういった次の瞬間、リーダーは僕の右手から3DSをふんだくった。
「ちょ、なにすんだよ!返せ!」
僕は必死になって3DSを取り返そうとするが、他のメンバー達に取り押さえられ、身動きが取れない。
リーダーは3DSを操作しながら言う。
「だいたい3DSにこんな変なもんひっつけてる時点で怪しさ満点……前から不思議に思ってたんだよ。……やはりな。成績データのレーティングが『†かみ†』のものと一致している。これでもう言い逃れできんな。」
「ク……クソォ!めちゃくちゃやりやがって!そうだよ!僕が『†かみ†』だ!なんか文句あるかよ!」
「あるね。ネットぷよの平和のため……お前の3DSは破壊させてもらう」
リーダーはそう言うと、僕の3DSを粉々に破壊した。
「……お前はもう2度とこの対戦会に来るな。お前にぷよらーを名乗る資格はねぇ。出て行け。」
僕は放り出された。

僕は自宅マンションの屋上で、対戦会の会場を見ながら、やるせない感情になっていた。
僕の3DSは壊され、唯一の楽しみだった対戦会は追い出され、ひとりぼっちになってしまった……。取り返しのつかないことをした。もう今までのように、仲間たちと遊ぶこともできないんだろう。僕はさしずめ茶ぷよだ。誰ともくっつくことができない、6色目のぷよ。ずっとフィールドに残り続けていたら,邪魔だろうなあ……もういいや、自分から消えてしまおう。もし来世があるなら……生まれ変わることができたら……熱心にぷよぷよと向き合いたいなあ……。
屋上から、茶ぷよがクイックドロップした。

<第一話 完>
 

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