2019年9月 アーカイブ
2019年9月8日 7時49分38秒 (Sun)
9月5日の活動とBot導入の経緯
9月5日土曜日の活動
A「なんで再生できないんだよぉ~!!!」
B「権利者削除されてるからでしょ。」
まあこうなるような気もするから、discordへの音楽bot導入を提案するのには少し後ろ向きだったんですよね……。
今回の会期は老害寄りな内容になってます。あっ、まろんです。
一言で要約すると、ここで述べることは「ネットは著作権の無法地帯」ってことです。
1.漫画村
著作権問題と言えば、以前に漫画村が槍玉に挙げられた(挙がった、の方が正しいかも)のが記憶に新しいですね。あれは漫画と言う「娯楽」を権利者の許諾を得ず、ネットを経由して配布するサービスであったため、糾弾されたのでしょう。管理人は本来権利者が得るはずで合った「利益」を、広告などで掠め取っていました。
最終的には、海外に逃亡した管理人が捕まる形となったような。
2.曲の無断転載
さて、この「娯楽」を用いた不当な「利益」を上げると言う構図は、今日の活動での発言にも結びつきます。つい先日、Bさんが「Youtubeで聞けない曲はない」と言う発言をしていましたね。
もちろん、曲というものは一つの「娯楽」であり、著作権が存在するということは言うまでもありません。そして現在Youtubeでは広告収入というシステムが導入されています。そこで、「CDなどの音楽を権利者に無断でアップロードし、広告収入を得る」と言った行為が横行しやすくなっているように感じます。実際、Youtubeで聞けない曲の方が少ないでしょうね。
ここで、なぜYoutubeは漫画村と同等の行為を行なっているのにもかかわらず、糾弾されないのでしょうか。私は、大きく分けて二つの理由があるのだと思っています。
一つは、きちんとした利用規約を制定し、権利者の申し立てに応じているという点です。今日の活動であったように動画自体の再生を禁止したり、広告収入を権利者に横流し出来るようにしたりするものです。
もう一つは音楽自体の著作権に対する世間一般の認識が甘いのも大きいのだと思います。サントラの曲が全てそのままアップロードされていることなど日常茶飯事です。
CDに握手券が付いてくる制度を非難する声が昔上がったような気がしますが、結局CD自体にはそれほどの価値しかないとみなされていたのでしょうね。
3.グレーゾーン
「実況動画ばかり見てないでゲームをしなさい!」も「ゲームばかりしてないで本を読みなさい!」と同じような老害語録として積み立てられていく、みたいなツイートを最近見かけました。
さて、Youtuberもよくやっている「ゲーム実況」というものは著作権の及ぶ範囲なのでしょうか?「ゲーム」という他社の著作物に「実況」という要素を取り入れることで、新たな「価値」を生み出しているため、正直グレーゾーンなところが多いです。
ただ、膨大に膨れ上がる「ゲーム実況」というジャンルに対してゲーム会社側も黙認し続けられなくなったのか、最近多くのメーカーがゲーム実況に対する言及をするようになりました。Youtubeで動画を投稿する際も、ゲーム名を登録するような欄が追加されています。
そう考えると「歌ってみた」、「踊ってみた」系統も少し似た部分があるかもしれませんね。原曲丸上げとは異なり、新たな著作者が入ることでグレーゾーン化し、それが正当化されていく。それが今のネットなのかもしれません。
オリジナルに投稿者がどれだけの「価値」を付与したのかが、一つのグレーゾーンの判別要因だと私は考えてはいます。
曲に絞ると、個人的には「アレンジ」や「歌ってみた」はホワイト寄り、「踊ってみた」はブラック寄り、「1時間耐久」はアウトだと思ってます。まあそんなのは個人の意見に過ぎないし、正直「やったもん勝ち」状態なのかもしれませんが。
4.作曲者がYoutuber側に
こういった構図を逆にうまく利用しているのが、「作曲者や権利者がPVや原曲をYoutubeに自ら投稿することで、広告収入や宣伝効果を確実に得る」という手法ですね。
米津玄師さん、YOASOBIさんなどが最近では有名ですが、平沢進さんやT.M.Revolutionさんも公式のチャンネルを開設して昔の曲などを公開したりしています。
もちろん、これならいわゆる「私が作りました」状態ですし、権利者問題もはっきりと解決します。ただ、チャンネルを通して書き下ろし曲の入ったCDのクロスフェードなどの宣伝を行ったところで、誰かがその書き下ろしを無断転載する「いたちごっこ」に終止符を打つことは出来ないのでしょうが。
5.botについて
私がBGMbotの導入を渋りつつも催促をすることになった経緯は、ほとんど上に述べたとおりです。YOASOBIブームもですが、そういった「公式」が投稿した曲を流す範囲であれば別に問題はないだろうという判断です。
ただ、渋っていた要因に近い出来事が今回起きてしまったため、警鐘を鳴らすためにこの会期を書くに至りました。
はっきりと言います。他人の権利を蔑ろにするような人間が、己の権利を主張するのは愚かとしか言いようがありません。そして、ネットは人の権利を踏みにじるような人間で溢れかえっています。もしもそんな無法地帯に足を踏み入れるつもりなら、自分自身も踏みにじられる覚悟をもって、そしてそれを踏み台にするぐらいの勢いが必要になるでしょう。
出来るだけ、「公式」の曲を流すように心がけていきたいですね。
6.むかしばなし
小中高の頃、よく音楽の授業で流行りの曲を合唱したりしていたような気がしますが、あれは「教育目的」ということで許されていたのでしょうかね。じゃすなんとかさんが、そこに介在しようとしている話を最近聞いたような。
文化祭や体育祭などで流れるBGMも、正直グレーではありますよね。私の世代だとあまりネットは普及しておらず、「イベントへの来場者限定」という形になっていたのもあってそこまで問題視されてはいなかったですね。ただ、今年の文化祭はきっとオンライン化の影響でYoutubeなどに動画を投稿するような学生が量産されそうなのが少し怖いです。
私がこうやって著作権について考えるようになったきっかけが、
「無断転載された曲に一目惚れしたから」
というのは、あまりにも。
皮肉としか言いようがありませんね。
A「なんで再生できないんだよぉ~!!!」
B「権利者削除されてるからでしょ。」
まあこうなるような気もするから、discordへの音楽bot導入を提案するのには少し後ろ向きだったんですよね……。
今回の会期は老害寄りな内容になってます。あっ、まろんです。
一言で要約すると、ここで述べることは「ネットは著作権の無法地帯」ってことです。
1.漫画村
著作権問題と言えば、以前に漫画村が槍玉に挙げられた(挙がった、の方が正しいかも)のが記憶に新しいですね。あれは漫画と言う「娯楽」を権利者の許諾を得ず、ネットを経由して配布するサービスであったため、糾弾されたのでしょう。管理人は本来権利者が得るはずで合った「利益」を、広告などで掠め取っていました。
最終的には、海外に逃亡した管理人が捕まる形となったような。
2.曲の無断転載
さて、この「娯楽」を用いた不当な「利益」を上げると言う構図は、今日の活動での発言にも結びつきます。つい先日、Bさんが「Youtubeで聞けない曲はない」と言う発言をしていましたね。
もちろん、曲というものは一つの「娯楽」であり、著作権が存在するということは言うまでもありません。そして現在Youtubeでは広告収入というシステムが導入されています。そこで、「CDなどの音楽を権利者に無断でアップロードし、広告収入を得る」と言った行為が横行しやすくなっているように感じます。実際、Youtubeで聞けない曲の方が少ないでしょうね。
ここで、なぜYoutubeは漫画村と同等の行為を行なっているのにもかかわらず、糾弾されないのでしょうか。私は、大きく分けて二つの理由があるのだと思っています。
一つは、きちんとした利用規約を制定し、権利者の申し立てに応じているという点です。今日の活動であったように動画自体の再生を禁止したり、広告収入を権利者に横流し出来るようにしたりするものです。
もう一つは音楽自体の著作権に対する世間一般の認識が甘いのも大きいのだと思います。サントラの曲が全てそのままアップロードされていることなど日常茶飯事です。
CDに握手券が付いてくる制度を非難する声が昔上がったような気がしますが、結局CD自体にはそれほどの価値しかないとみなされていたのでしょうね。
3.グレーゾーン
「実況動画ばかり見てないでゲームをしなさい!」も「ゲームばかりしてないで本を読みなさい!」と同じような老害語録として積み立てられていく、みたいなツイートを最近見かけました。
さて、Youtuberもよくやっている「ゲーム実況」というものは著作権の及ぶ範囲なのでしょうか?「ゲーム」という他社の著作物に「実況」という要素を取り入れることで、新たな「価値」を生み出しているため、正直グレーゾーンなところが多いです。
ただ、膨大に膨れ上がる「ゲーム実況」というジャンルに対してゲーム会社側も黙認し続けられなくなったのか、最近多くのメーカーがゲーム実況に対する言及をするようになりました。Youtubeで動画を投稿する際も、ゲーム名を登録するような欄が追加されています。
そう考えると「歌ってみた」、「踊ってみた」系統も少し似た部分があるかもしれませんね。原曲丸上げとは異なり、新たな著作者が入ることでグレーゾーン化し、それが正当化されていく。それが今のネットなのかもしれません。
オリジナルに投稿者がどれだけの「価値」を付与したのかが、一つのグレーゾーンの判別要因だと私は考えてはいます。
曲に絞ると、個人的には「アレンジ」や「歌ってみた」はホワイト寄り、「踊ってみた」はブラック寄り、「1時間耐久」はアウトだと思ってます。まあそんなのは個人の意見に過ぎないし、正直「やったもん勝ち」状態なのかもしれませんが。
4.作曲者がYoutuber側に
こういった構図を逆にうまく利用しているのが、「作曲者や権利者がPVや原曲をYoutubeに自ら投稿することで、広告収入や宣伝効果を確実に得る」という手法ですね。
米津玄師さん、YOASOBIさんなどが最近では有名ですが、平沢進さんやT.M.Revolutionさんも公式のチャンネルを開設して昔の曲などを公開したりしています。
もちろん、これならいわゆる「私が作りました」状態ですし、権利者問題もはっきりと解決します。ただ、チャンネルを通して書き下ろし曲の入ったCDのクロスフェードなどの宣伝を行ったところで、誰かがその書き下ろしを無断転載する「いたちごっこ」に終止符を打つことは出来ないのでしょうが。
5.botについて
私がBGMbotの導入を渋りつつも催促をすることになった経緯は、ほとんど上に述べたとおりです。YOASOBIブームもですが、そういった「公式」が投稿した曲を流す範囲であれば別に問題はないだろうという判断です。
ただ、渋っていた要因に近い出来事が今回起きてしまったため、警鐘を鳴らすためにこの会期を書くに至りました。
はっきりと言います。他人の権利を蔑ろにするような人間が、己の権利を主張するのは愚かとしか言いようがありません。そして、ネットは人の権利を踏みにじるような人間で溢れかえっています。もしもそんな無法地帯に足を踏み入れるつもりなら、自分自身も踏みにじられる覚悟をもって、そしてそれを踏み台にするぐらいの勢いが必要になるでしょう。
出来るだけ、「公式」の曲を流すように心がけていきたいですね。
6.むかしばなし
小中高の頃、よく音楽の授業で流行りの曲を合唱したりしていたような気がしますが、あれは「教育目的」ということで許されていたのでしょうかね。じゃすなんとかさんが、そこに介在しようとしている話を最近聞いたような。
文化祭や体育祭などで流れるBGMも、正直グレーではありますよね。私の世代だとあまりネットは普及しておらず、「イベントへの来場者限定」という形になっていたのもあってそこまで問題視されてはいなかったですね。ただ、今年の文化祭はきっとオンライン化の影響でYoutubeなどに動画を投稿するような学生が量産されそうなのが少し怖いです。
私がこうやって著作権について考えるようになったきっかけが、
「無断転載された曲に一目惚れしたから」
というのは、あまりにも。
皮肉としか言いようがありませんね。
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