独楽〜楽しきは独り〜(解説)

今作のオチです。

目の前で起こる事に、自分が自分の脳みそで考えて、その都度答え
を見出しながら行動しているはずなのに、気がつくと、自分の意思
とは関係の全くないものによってそれらは実はあらかじめ決まって
いて、自分という固体はその中のコマとして動かされているに過ぎ
ないのだ・・・

それらには何か目に見えない、人間の頭では計り知れない超自然的
な法則があるようで、ひとつの回転運動のようなものがいくつも重
なり合っていて、複雑にシンクロしていてタマにぴたっと何か時間
的なようなものが出会うと、止まっていた水が流れ出すかのように
一気に動き出す。

操っているヤツは誰だ?
たまにチラッ、と顔を出す。

独楽、という言葉、字体がこれは深い、面白い、と思って作った
曲です。
『どんぐりの背比べ』の続編で、どんぐり、つむぐり、つむじかぜ
と広がり、

操られながら傷つきながら、回り続けたどんぐり(独楽)は最後、壁
を突きやぶる・・実はひょうたんの中で回されていたのだった・・

江戸歌人、橘曙覧の『独楽吟』のしみじみとした詩全てが
楽しみは〜
から始まるので、
楽しきは〜、と拝借しました。


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