僕の御主人さま
チリン…
ん…何の音?
もうちょっと…寝ていたいな…
(にゃぁ…)
「お、起きたか?」
(ごしゅじんさまッ!)
僕は何度か眼を瞬かせた。
そして、目の前のごしゅじんさまが夢なんかじゃないことに、漸く気づいた。
それが嬉しくて、僕はぴょんとごしゅじんさまの肩に飛び乗った。
チリン
音がしたのは、僕の首からだった。
驚いて首元を見ると、僕の首には赤いひもが巻かれていて、そのちょうど真ん中には可愛い小さな鈴がつけられていた。
「お前の首輪だよ。お前は俺のだって証」
(僕はごしゅじんさまの…なんだか嬉しいな)
「お、嬉しいのか?」
(うん!)
ごしゅじんさまの問いかけに、僕は嬉しく鳴き声を上げた。
きっとごしゅじんさまには、にゃぁ、としか伝わってないんだろうけれど、どうにかこの嬉しすぎる気持ちを伝えたい。
「そうだ…名前付けてやらないとな」
(名前…)
お母さんには、タマっていう名前があった。
お母さんの御主人さまはお母さんの事をそう呼んでいたもん。
だけど、僕には付けてくれなかった。
だから僕はまだ名前がないんだ。
「うーん…どんなのがいいかな」
(ごしゅじんさまが決めてくれるなら、なんだっていいよ)
「真っ白だからシロとか?」
(…なんか犬みたいじゃない?)
「嫌か?うーん…猫だから定番にミケとかタマとか…あ、でもお前オスだしなぁ…」
(ごしゅじんさまって…意外とネーミングセンスないのかな)
かっこいい見た目のごしゅじんさまなのに、苦手なことがあるというのが少し可愛く思えた。
生後1週間と少しの僕は、人間からすると可愛く見えるらしい。
そんな僕からも可愛いと思われるなんて、ごしゅじんさまはきっと人間たちの中でも可愛いって思われてるのかな…
プロフィール

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生物学上はね。
でも精神的には男だから!攻めだから! - blood type
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- 1993/05/27
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- イタイくらいの腐女子さんですっ!
周りにも腐女子隠してませんorz
銀魂、復活、脱色、ぬら孫、等々ジャンプ作品を愛してます。
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こちらをメインに活動中
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