僕の御主人さま
ぺたぺたと頬を触ったり、髪を触ったり、体を触ったりしてみるけれど…手に触れる感覚はすべて僕のものだ。
「どうして…?」
「そんなの俺が聞きたいくらいだ…その鈴がなかったらユキだなんて信じられないし…」
「僕…ユキ、だよ……ご主人様」
「のぁっ///…そ、そのご主人様てのやめろよ」
「どうして、ですか?…お母さんが言ってました。
首に、首輪つけてくれて…ごはんくれて、あたたかくて、優しい人…僕は、貴方をご主人様に決めました!」
「ほ、ほんとに…猫だな」
「?」
僕は、ふと思った。
そうだ、人間は人間のことをご主人様とは呼ばないんだっけ…
「それにしても…」
「はぃ…」
「そ、そのルックスで全裸はやっぱダメだな…///」
「え?」
全裸って…確かに今の僕、服着てないけど…
そっか!人間はどんな時でも服着てるんだよね。
「あの…僕、どうしたら…」
「とりあえず俺の服貸してやるよ!それから、どうしてこんなことになったのか考えるぞ?」
「はい!」
ご主人様、やっぱり優しいよ。
僕自身ですら、どうしてこんなありえないことになったのかわかんないのに…
ご主人様が貸してくれた服は、どうにも僕には大きいみたいで…
何しろ服などという代物を着たことがなかった僕は、ご主人様に着せてもらうようにして、下着というものとTシャツを着せてもらった。
「ぶかぶかだな…///」
「ご主人様…顔、赤いですよ?」
「ッ…大丈夫だから」
僕、何かイケナイことでもしたんだろうか…
少し不安になる。
ご主人様が、僕のことを嫌いになったらどうしよう。
「そ、それで…どうしてこんなことになったんだと思うんだ?」
ご主人様はベッドに腰掛けて、僕はその目の前の床にぺたんと腰を下ろした。
人間の姿に慣れてなくて、あんまり長い間二足歩行はまだできないみたい。
プロフィール

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でも精神的には男だから!攻めだから! - blood type
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周りにも腐女子隠してませんorz
銀魂、復活、脱色、ぬら孫、等々ジャンプ作品を愛してます。
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