僕の御主人さま
「ん………」
なんだか、体が動きにくい。
そうだ、僕…昨日ご主人様にぎゅってされながら眠って…
「ふにゃぁ……」
小さく欠伸をしようと思っただけなのに、びっくりするような声が自分の口から出た。
まるで、人間のような…
「あ、れ……?」
「………え………??」
人間のような自分の声に戸惑っていると、ご主人様が目を開いた。
けれど、僕のことを見て目を丸くしている。
どうして?
「ちょっ、だ、誰だ!?」
「え…??ご主人様……??」
「ご、ご主人様!?」
どうして驚かれているのか、やっとその訳が分かった。
僕、人間の言葉…話してる。
「あれ…?どう、して…?なんで僕、人間の言葉…」
「ほ、ほんとにお前誰だよ!?」
ご主人様、どうして僕のことわかってくれないの?
小さく首をかしげると、ご主人様がつけてくれた鈴が、チリンと音を立てた。
「それ…」
「ご主人様、おはようございます」
「お、お前もしかして……ゆ、ユキなのか??」
「そうですよ?」
「そうですよって…ちょ、ちょっとおいで!」
「え!?」
あれ?あれ!?!?
「ぼ、僕…手がおかしいですっ!!
な、なんでこんなに視線が高いの!?…あ、足がおかしいです」
意味が分からなくて、泣きそうだ。
ご主人様が僕の手を引っ張って連れて行ったのは、洗面所。
鏡の前に立たされて…僕は息をのんだ。
「に、人間になってる!!!」
「やっぱり…気づいてなかったのか……ってかなんだよこのファンタジーは…」
僕の後ろには、ご主人様が立っている。
僕の身長、ご主人様より頭一つ分くらいちいさくて…
目の前に写っているのは、本当に僕なの?
プロフィール

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生物学上はね。
でも精神的には男だから!攻めだから! - blood type
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- イタイくらいの腐女子さんですっ!
周りにも腐女子隠してませんorz
銀魂、復活、脱色、ぬら孫、等々ジャンプ作品を愛してます。
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こちらをメインに活動中
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