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僕の御主人さま


 
 
 (にゃぁ……)


 ああ僕…このまま死んでしまうのだろうか。
 
 冷たい雨が、絶え間なく空から降り注ぐ6月。
 小さくて自分で動く気力もない僕はボロボロだった。

 生まれて1週間もしないうちにお母さんや、お兄ちゃんたちと引き離されて、目が覚めたらここにいた。
 目の前は茶色い壁。
 横も後ろもだ。

 最初はお情けのように置いてあったまずいミルクの入った皿はすっかり空。
 このまま僕は…誰の目にも触れずに死んでしまうのかな。


 (にゃぁ…にゃぁ…)


 何のために僕は生れて来たんだろう。
 誰か…ここから助けて…


 (にゃぁ…)

 「なんだ、お前…ずぶぬれじゃないか」

 (にゃ…?)

 「捨てられたのか?こんな小さいのに…おいで、俺が飼ってあげるから」

 (……にゃーぁ…)


 僕の目の前に、手を差し伸べてくれているのは…人間?
 僕を捨てた人と同じ種族だ。
 お母さんを飼ってたのも人間。
 だけど、お母さんは教えてくれた。
 人間の中には僕を捨てるような悪い人もいるけれど、拾ってくれる優しい人もいるんだって。
 お母さんは別れ際に、僕にキスをしてくれながら言った。
 もしも僕を拾ってくれる人がいるのなら…その人が僕の御主人さまなんだって。

 僕は…目の前の人間が僕の御主人さまになってくれる人なのか…少しドキドキしながら近づいた。


 (にゃ……)


 ゆっくりと…その人の指を舐めてみる。


 「あはは、くすぐったいなぁ…このままじゃ濡れるだろ?
 あ…ずっとこの雨の中だったのかな?じゃあ大分弱ってるのか?」

 (大丈夫、僕は元気だよ)

 「んー、ウチのマンションペット禁止なんだけど…お前鳴き声たてずにいられるか?」

 (にゃ…(うん))

 「なに言ってるか分かんねぇけど…ま、いっか。とりあえず…」


 その人は少し思案顔をした後…僕を囲っていた、茶色い箱の中から救い出してくれた。
 僕を抱き上げてくれたその人の手はとても暖かくて…
 僕を抱きしめてくれたその人からはとてもいいにおいがして…
 僕は生まれて初めて、安心をおぼえた…

 

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ほむら だよ!

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焔とかろばたほむらって名乗ってます。
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生物学上はね。
でも精神的には男だから!攻めだから!
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1993/05/27
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日本のどこか
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高校生
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イタイくらいの腐女子さんですっ!
周りにも腐女子隠してませんorz

銀魂、復活、脱色、ぬら孫、等々ジャンプ作品を愛してます。
二次創作は別サイトでしてますvv
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こちらをメインに活動中
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