☆Novel(DQ6長編)

嫉妬・・・? 3

…今何時かな?

多分、12時ごろ??

やっぱ、あたしとミレーユがベッドでテリーはソファーで寝てるんだけど。なんか…落ち着かなくて眠れないんだ。

『テリー…起きてる?』

『…ん』

…わたしも起きてるんですけど〜、まぁ、ここは黙って見守っておこっ。



『狭いでしょ?こっちに来て』

『な、なんで…っ!?』

『近くで話がしたいの』

『……』

男にしては小柄な影が…。

隣のミレーユのベッドが小さく軋んだ。

『大きくなったわね…』

『ねっ、姉さんっ!』

…なにしてるんだろ?

『10年経ったものね』

『そうだな…。姉さんもまた綺麗になった』

『まぁ、その台詞、何人の女性に言ってきたのかしら?』

『言ってない。姉さんより綺麗な人にはあったことない』



『ふふ、ありがと。じゃあ、今まで女性とはなにもなかったの?』

『…興味なんかなかった』

『そう。でも、女性はあなたに興味あったでしょ』

『別に…』

『アークボルトでもおしゃれコンテストでも…
 いろんなところであなたの噂を聞いたのよ』

『……』

『カッコよかったぁとか強かったぁとか』

『…ふーん』

『あら、ホントに興味なさそうね』

『あぁ、そんなのどうだっていい』

『そう…でも、これからはあなたも変われるはずよ』

『…?』

『素敵でしょ、私の仲間』

『…余計な口を挟む奴もいるけどな』

『あ、そうそう。大きくカッコよくなったのと同時に強くなったわね。
 さっき、あのハッサンを簡単に倒したでしょ』

『そりゃ、10年もすれば……10年前に今の半分でも力があったら……』

『いいのよ、あのことは』

『でも』

『今またこうして一緒に寝られてるんだから』

『……』

『ねぇ、テリー』

『なに…?』

『今日はこのままで寝て…?』

『えっ…そ、それは』

『お願い』

『……うん』







いつの間にか寝ちゃってたみたい…。

起きたときには、テリーもミレーユもいなくて。

あれは夢だったのかな…?


でも…ちゃんと覚えてる。

だけどね、信じたくない。
ミレーユとテリーが…
一緒のベッドに入って仲良さそうに話してたなんて……。


『あ、バーバラ、おはよう』

『おはよ、ミレーユ』

ちょうど考えてたときに…かぁ。
やっぱりなんかあるのかな…。

『よく眠れたみたいね』

ふふ、と笑うミレーユ。

その笑顔が綺麗で…昨日のテリーの言葉を思い出しちゃった。



――姉さんより綺麗な人にはあったことない――。


ふん、どーせあたしは綺麗じゃないですよーだ!

『…テリーのシスコンっ!!』

『どうしたの?』

う、あ……つい声に出しちゃった。


『…俺がなにって?』

あっ……や、ヤバいよ、本人が…。

『て、テリーのことなんか言ってないしっ!』

『…?』

どうしてそんな慌ててるんだって顔…。

ミレーユは小さく“くすっ”って笑った。

『…それより早く行こうよっ!あたし、お腹空いた!!』

あたしはイザたちのいる食堂へ急いだ。




――でも……あたし、なんでこんなにムキになってるんだろ…。


4/4

プロフィール

ニックネーム
紗羅
性別
オンナ♀
生年月日
1995年1月19日
職業
高校生☆
自己紹介
とにかくDQ大好きww

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