誕生日の話。
2010年8月17日 9時24分16秒 (Tue)
誕生日の話。
それはうららかな昼下がりの出来事。
ふとこぼしたゼレセスの一言から始まった。
“そういえばみんなの誕生日っていつよ?オレいいものプレゼントしちゃうよ~”
下心バリバリのたるんだ笑顔でみんなに質問してみるゼレセス。
「近いトコで言うなら明日、ロウの誕生日だよ」
何気なく発したラークの一言にその場にいた一同は一瞬固まり。

「うそっ私何も用意してないわ!ちょっと出かけてきますので後よろしくお願いしますね」
ティアは瞬時に立ち上がると街へと駆け出していってしまった。
「………それじゃぁ私も出かけてこよ~っと」
ティアの後に続くようにリディもその場を離れていった。
「ラークは行かないのか?それとももう用意してあるとか」
「?」
…………。
「まぁ、オレには関係ないか。きっとティアたちが明日何かしら用意するんだろうな」
そして翌日。
「へ?オレに??」
渡り廊下をブラブラしながら軽く外の見回りをしている時だった。
「気に入ってもらえるか分からないけど…」
そういってティアから渡されたのは手のひらくらいの大きさの包みだった。
女の子らしいピンクの包装紙に赤のリボンが巻かれている。
「どうして?」
「えっと…一昨日ラークから今日がロウの誕生日だって聞いて」
俯き加減にそういうティアの姿を見ていると何だか胸の辺りがムズ痒い感じがしてくる。
「そ、か…さんきゅ」
そしてティアに続くようにリディも少し照れながら。
「はいっ」
「へ?」
「おたんじょーびプレゼント。この前ラーくんから聞いたんだよ」
嬉しそうに微笑むリディを見ているとついオレまで顔が綻んでしまう。
「ありがとう、嬉しいよ」
正直今日が自分の誕生日だなんて忘れてたけど、だから余計にこういうのは嬉しいな。
「ううん、ローちゃんが喜んでくれたなら私も嬉しい♪」
誕生日にプレゼントを貰うなんて、子供の頃親に貰ったきりな気がする。
………なんかいいな。こういうの。
嬉しくて、つい顔の筋肉も緩んでしまう。
「何だよリーダーこんな日にオレのところに来たのかよ、てっきり今日は誰か女と過ごすんだと思ってたぜ」
「はぁ?なんだ今日はクリスマスか??」
会うなりいきなりのこの一言、何なんだ一体。
それ以前に、会いに来たんじゃなくて、夕食後、たまたま出会っただけじゃないか。
「ばっか今は真夏じゃないか、クリスマスなんて半年先だよ。
そうじゃなくて今日はリーダーの誕生日じゃないのか?ラークが言ってたぜ」
「子供の頃は毎年祝ってもらってたけどな……」
「誕生日やクリスマスのイベント事は女の子大好きだからな。
気になる相手を誘って、あわよくば……」
「あわよくばなんだよ(汗)
お前からは下心しか見えないぞ」
「ドン引きした顔で人を見るなよ。
ちょっと男としてのアドバイスをしてやっただけだろ、おこちゃまリーダー」
「そうかよ、そりゃありがとよ。
ま、最近は誕生日っていったらラークが“おめでとう”って言ってくれて思い出すくらいだったからな~」
「そうかそうか、んじゃ代わりにオレから“おめでとう”リーダー」
「何だよその投げやりな言い方は……ま、一応うけとっとく」
「取んな。オレにそんな趣味はない」
「奇遇だな、オレにもないよ」
今日は一日みんなに誕生日を祝ってもらって、今年の運使い切ったんじゃないかってくらいだ。
んでもって、オレはまだ受け取っていないプレゼントを貰いに今ラークの部屋にいる。
ベッドに腰掛本を読んでいるラークを壁に寄りかかりながらボ-ッと眺めているのだ。
「……………」
「…………………」
「別にこれといって用があるわけじゃないんだ」
オレの方から先に口を開いた、別に何を話すわけでもなくここに突っ立ってるんでもいいんだけど…。
「暇だって言うなら他の人のところに行った方が良い事在るかもよ?」
オレの方を向きもせずにそう言うラークの周りの雰囲気が今日は穏やかな気がする。
「あぁ、会ったよ。
良い事あったな」
相変わらずオレは壁に寄りかかったまま、ラークは本を読んだままボーっと時間をすごす。
「気にするな、オレがここにいたいだけだからさ」
「………………」
「……………………」
「………おめでとう」
「……うん」
誕生日の終わりに過ごす、穏やかな時間。
オレはまたひとつ、大人になった。
それはうららかな昼下がりの出来事。
ふとこぼしたゼレセスの一言から始まった。
“そういえばみんなの誕生日っていつよ?オレいいものプレゼントしちゃうよ~”
下心バリバリのたるんだ笑顔でみんなに質問してみるゼレセス。
「近いトコで言うなら明日、ロウの誕生日だよ」
何気なく発したラークの一言にその場にいた一同は一瞬固まり。
「うそっ私何も用意してないわ!ちょっと出かけてきますので後よろしくお願いしますね」
ティアは瞬時に立ち上がると街へと駆け出していってしまった。
「………それじゃぁ私も出かけてこよ~っと」
ティアの後に続くようにリディもその場を離れていった。
「ラークは行かないのか?それとももう用意してあるとか」
「?」
…………。
「まぁ、オレには関係ないか。きっとティアたちが明日何かしら用意するんだろうな」
そして翌日。
「へ?オレに??」
渡り廊下をブラブラしながら軽く外の見回りをしている時だった。
「気に入ってもらえるか分からないけど…」
そういってティアから渡されたのは手のひらくらいの大きさの包みだった。
女の子らしいピンクの包装紙に赤のリボンが巻かれている。
「どうして?」
「えっと…一昨日ラークから今日がロウの誕生日だって聞いて」
俯き加減にそういうティアの姿を見ていると何だか胸の辺りがムズ痒い感じがしてくる。
「そ、か…さんきゅ」
そしてティアに続くようにリディも少し照れながら。
「はいっ」
「へ?」
「おたんじょーびプレゼント。この前ラーくんから聞いたんだよ」
嬉しそうに微笑むリディを見ているとついオレまで顔が綻んでしまう。
「ありがとう、嬉しいよ」
正直今日が自分の誕生日だなんて忘れてたけど、だから余計にこういうのは嬉しいな。
「ううん、ローちゃんが喜んでくれたなら私も嬉しい♪」
誕生日にプレゼントを貰うなんて、子供の頃親に貰ったきりな気がする。
………なんかいいな。こういうの。
嬉しくて、つい顔の筋肉も緩んでしまう。
「何だよリーダーこんな日にオレのところに来たのかよ、てっきり今日は誰か女と過ごすんだと思ってたぜ」
「はぁ?なんだ今日はクリスマスか??」
会うなりいきなりのこの一言、何なんだ一体。
それ以前に、会いに来たんじゃなくて、夕食後、たまたま出会っただけじゃないか。
「ばっか今は真夏じゃないか、クリスマスなんて半年先だよ。
そうじゃなくて今日はリーダーの誕生日じゃないのか?ラークが言ってたぜ」
「子供の頃は毎年祝ってもらってたけどな……」
「誕生日やクリスマスのイベント事は女の子大好きだからな。
気になる相手を誘って、あわよくば……」
「あわよくばなんだよ(汗)
お前からは下心しか見えないぞ」
「ドン引きした顔で人を見るなよ。
ちょっと男としてのアドバイスをしてやっただけだろ、おこちゃまリーダー」
「そうかよ、そりゃありがとよ。
ま、最近は誕生日っていったらラークが“おめでとう”って言ってくれて思い出すくらいだったからな~」
「そうかそうか、んじゃ代わりにオレから“おめでとう”リーダー」
「何だよその投げやりな言い方は……ま、一応うけとっとく」
「取んな。オレにそんな趣味はない」
「奇遇だな、オレにもないよ」
今日は一日みんなに誕生日を祝ってもらって、今年の運使い切ったんじゃないかってくらいだ。
んでもって、オレはまだ受け取っていないプレゼントを貰いに今ラークの部屋にいる。
ベッドに腰掛本を読んでいるラークを壁に寄りかかりながらボ-ッと眺めているのだ。
「……………」
「…………………」
「別にこれといって用があるわけじゃないんだ」
オレの方から先に口を開いた、別に何を話すわけでもなくここに突っ立ってるんでもいいんだけど…。
「暇だって言うなら他の人のところに行った方が良い事在るかもよ?」
オレの方を向きもせずにそう言うラークの周りの雰囲気が今日は穏やかな気がする。
「あぁ、会ったよ。
良い事あったな」
相変わらずオレは壁に寄りかかったまま、ラークは本を読んだままボーっと時間をすごす。
「気にするな、オレがここにいたいだけだからさ」
「………………」
「……………………」
「………おめでとう」
「……うん」
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- はじめまして、こんにちは。
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前のHP運営があんまりにもしんどいものなんでこっちに移転しました。
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アニメ・マンガ・ゲームの二次創作イラスト&小説
オリジナル小説&イラスト
自作フィギュア画像
なんかを載せていく予定です。
コメントなどお気軽にどうぞ~。
- 好きなマンガ
- とある科学の超電磁砲/CANAAN/喰霊・零/スレイヤーズ/クレイモア/けいおん!/フェアリーテイル/会長はメイド様/荒川アンダーザブリッジ/化物語/銀魂/夏目友人帳/逮捕しちゃうぞ/みなみけ/ロザリオとヴァンパイア/
- 好きなゲーム
- サモンナイト3/テレジア/トワイライトシンドロームDS/スターオーシャンシリーズ(トライエース好き)/ヴァルキリープロファイルシリーズ/テイルズシリーズ(藤島画)/悪魔城ドラキュラ・奪われた刻印/鑑識官/ペルソナ3/サクラ対戦シリーズ/ひつじ村DS/ルーンファクトリーシリーズ/ルミナスアークシリーズ/Fate/フェイバリット・ディア/
- 好きなキャラ
- ※ゲーム
アティ(サモンナイト3)
シャノア(悪魔城ドラキュラ・奪われた刻印)
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ダントツ好きです!神です!私は信者です!!
・いきものがかり
・茅原実里 この人も声優 - 好きな傾向
- 怖い物好き、グロもOK(怖い話の範囲でね)
美人さんが大好き!
キレイなお姉さんは好きですか?
なにかのCMのフレーズでありましたね。
大好きですよ!
好きなキャラ見れば傾向が無差別に見えますが
こんな所に大半女性だという大雑把な傾向が見えましたね(笑)
男キャラはVPのレザード
アイツは最高です!!
変態が感染しそうなくらい濃いヤツでした。
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